ナコーンナーヨック県
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統計 | |
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県庁所在地 | ナコーンナーヨック市 |
面積 | 2,122.0km² |
人口 | 241,081人 (2000年) |
人口密度 | 114人/km² |
ISO 3166-2 | TH-26 |
地図 | |
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ナコーンナーヨック県 はタイ・中部の県(チャンワット)の一つ。サラブリー県、ナコーンラーチャシーマー県、プラーチーンブリー県、チャチューンサオ県、パトゥムターニー県。
県名であるが、税を免ぜられた田された町と言う意味。ナーヨックは、นายกฯ(大臣)ではなく、นา(田)ยก(免税された)の意。昔は鬱蒼と生い茂るジャングルが、開発を阻んでいたため、この県を田税免税地区にし、開発を進めたという。
目次 |
[編集] 地理
県北部は、山岳地帯で1292メートルものキアオ山がある。この地区は現在カオヤイ国立公園に指定されている。中央部はナコーンナーヨック川によって形成された平地地帯である。南部は酸性の土壌で、畑作に向かない地帯である。
[編集] 歴史
ナコーンナーヨックはおそらく11世紀ごろドヴァラーヴァティ時代に建設されたのであろうと考えられる。その後1350年(タイ仏暦1893年)、アユタヤー王朝時代になって軍の駐屯地になった。
[編集] 県章
県章は象が稲を鼻で持ち上げている所がデザインされている。これは、米がよく採れること、森林には象がたくさんいることを表している。背景には藁を固めたものが二つや、木、雲が描かれているが、どれも農業や自然の豊かさを表したものである。
県木・県花はCochlospermum religiosumである。 |
[編集] 行政区
ナコーンナーヨック県は4の郡(アンプー)に分かれ、その下に41の町(タンボン)、403の村(ムーバーン)がある。
郡 | |
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- タイの県と特殊地域
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