ブラック・ジャックの登場人物
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ブラック・ジャックの登場人物
本記事では手塚治虫の人気医療漫画『ブラック・ジャック』の、登場人物について解説する。なおメディアにより各キャラの情報に差があるが、ここでは第一に漫画版、第二にテレビアニメ版を基本として記述している。
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[編集] 独立項目のある人物
[編集] セミレギュラー
- 手塚(てづか)
- BJの医大時代からの友人。回生病院勤務の外科医で自分では手に負えない患者の手術や相談をBJによく持ちかける。また、BJも自身に何か困った事があると彼に相談をする事もある。作者手塚の分身。
- 山田野(やまだの)
- テレビアニメ声優:大木民夫
- BJの医大時代の恩師。BJの実力を認めており、何かとBJに便宜を図ってくれる。初登場時には医大の教授であったものの、助教授の草井の陰謀で窮地に追い込まれたところを、BJに助けられる。その後、目が悪くなり引退。口を覆う大きな白ひげが特徴。引退後は本間の眠る寺の住職となっている。本間の家を訪れ、彼が遺した資料を調べたこともあり、本間とはなんらかの関係にあった可能性もある。BJが過去のトラウマから執刀不能に陥ったとき、彼をトラウマから救っておりBJからは「私の病気を治してくださった」と強い感謝の言葉を受けている。他の手塚漫画では「花丸博士」の名で登場しているキャラクター。BJが無償で働くことをためらわない数少ない人物。やり取りからしてBJの方が技術は上だが、やはり恩師として(また前述のトラウマから解放してくれた人物として)尊敬していると見える。孫娘がおり、BJは山田野に恩があるからと格安の値段で治療した事がある。
- 辰巳(たつみ)
- BJの医大時代の友人。東亜病院に勤めていたがBJに手術を依頼した事でクビになる。逆にBJの代役として手術を行った事もある(『ホスピタル』『フィルムは2つあった』に登場)。
- ドクター・キリコ
- アニメ声優: 山路和弘、鹿賀丈史、速水奨、田中秀幸(FLASHアニメ版)
- 実写俳優: 草刈正雄、森本レオ
- 高額で安楽死を請け負う医者。痩せ過ぎた体、長髪の白髪、眼帯に冷たい微笑を浮かべた顔、という不吉な外見と相まって「死に神の化身」という異名を取る。ユリという妹がいるが性格は正反対で、彼の仕事には常に反対している。
- 軍医時代に瀕死の重傷を負った兵士たちを安楽死させたところ、その兵士たちに感謝され喜ばれたことがきっかけで、それを専門稼業とする。いかなるときでも患者の命を救おうとするBJとは犬猿の仲で、同じ患者を巡って衝突するエピソードがたびたび描かれる。BJが彼の父親を手術した際にも、どうせ助からないと判断し(ただし、そう判断するまでに5年間も父親の治療方法を探している)、強心剤に見せた毒を注射して死なせてしまい、BJに殴られている(『弁があった!』)。
- 医師という立場や技術を利用して殺人を楽しんでいるわけではなく(曰く「治せる病気なら治すよ。やせてもかれても一応は医者だからな」)、あくまで「安楽死もまた患者を救済するための手段になりうる」という信念に基づく行動である。そのため、本人が希望しない死や、健康な人間の自殺幇助は決して引き受けない。安楽死薬の入った鞄を少年に盗まれるエピソードでは、それが自殺に使用されるのを防ぐためにBJと共に必死に捜索し、話の最後にBJに「おれも医者の端くれだ。命が助かるに越した事はないさ」と話している。またBJと共に極秘で依頼された新型ウィルスにかかった患者を治療するエピソードでは、BJの治療により患者が完治する見込みがあったにも拘らずマスコミなどへの発覚を恐れ担当医を交代させた役人が負傷した際、自分のやり方で処置すると言う描写が描かれている(この時メスを握っている。安楽死にはメスは用いないので、これは治療して命を助けようとしていることを示す。しかし、その際メスを握る彼の姿を見た役人は「人殺し」と恐怖しており、キリコ自身の「もう手遅れ」「すぐに楽になる」という発言から安楽死させたとも受け取れる)。BJと方向性は異なるものの、彼同様に医師としては真摯な人物であり、その点では互いに認め合っているところも見られる。また自殺を激しく嫌っている事はBJと共通している。ちなみに一度はBJの治療で命を救われており、手術で肝臓を半分ほど切り取っている。ピノコからは初見で「殺し屋の出来損ない」、2度目の時は「あの怖い人」と呼ばれている。
- タカシ
- テレビアニメ声優:矢尾一樹
- BJの事を唯一クロちゃんと呼ぶ幼少期の親友。日本人と黒人との間に生まれた混血児。BJが爆発事故にあった際、彼の顔の左半分に当たる皮膚を提供する。BJが退院した時にはすでに引っ越した後だった。顔面の皮膚の色が左右で異なっているのはタカシの皮膚を移植したからであり、BJは後に周辺から不気味だという理由で整形をするよう促されるがタカシへの感謝の意味も込め、頑として整形をしようとはしなかった。その後、自然保護運動に身を投じ、反対派によってアフリカで暗殺される。大人になった顔は作中に出ていない(テレビアニメ版では登場し、少々の時間だがBJと再会できた)。
- 琵琶丸(びわまる)
- テレビアニメ声優:野沢那智
- 盲目の鍼師。病人に対し無料で治療を行う。本人曰くこれまでに救って来た患者は、約2000~3000人くらいだとか。BJに、患者の中には針に対して恐怖心を持つ者もいることを教えられた礼に、BJの胃腸虚弱を鍼で治していった。漫画では2回登場。もともとは『どろろ』などに「琵琶法師」として登場していたキャラクター。BJのメスも製作した鍛冶屋のうった針を使用している。なお担当声優の野沢は、テレビシリーズ以前のアニメでBJを演じた事もある。
- 白拍子泰彦(しらびょうしやすひこ)
- アニメ声優: 水島裕、森田順平
- 東西大学の教授であり外科部長。正義感が強くBJを高額な医療費をふんだくるモグリの医者として軽蔑していたが、真面目すぎる点やエリートと言う自分の立場を守ろうとしていた事をBJに叱責される。母親と2人で暮らしている。アニメでは「ドクターホワイト」という異名を持っていた。
- 黒松(くろまつ)
- 吸血鬼医師と言われる内科医。金の亡者だが腕は確かでブラック・ジャックをして『俺の影法師』と言わせた人物。
- ファスナー神父
- OVA声優: 坂口芳貞(エルネスト)
[編集] BJをめぐる女性たち
ピノコ以外に女性とは縁の無い孤高の存在に見えるBJだが、シリーズ中にはロマンスもいくつか存在した。
- 如月めぐみ(きさらぎ めぐみ)
- 『めぐり会い』『海は恋のかおり』『人生という名のSL』に登場。大学の医局時代の恋人。
- BJの手によって子宮癌を治してもらうが、その結果、女性としての機能を失ったため男性として生きることを決意し、船医となってBJのもとを去る。現在は名前の字の読みを変え「如月恵(きさらぎ けい)」と名乗っている。BJと相思相愛であったことが確認できる唯一の女性であり、BJの中で彼女は特別の存在であった。BJの初キスの相手でもある。
- 桑田(鈴木)このみ(くわた このみ)
- テレビアニメ声優:田中敦子、松井菜桜子
- 『ブラック・クイーン』『終電車』に登場。優秀な外科医だが、手足を切断するような手術も平気な顔でおこなうため、女性版BJという意味でブラック・クイーンの異名で呼ばれる。
- 恋人(ロック・ホーム)が大怪我をした時には平静でいることが出来ず、BJが代わって手術をおこなう。BJはクリスマスに「ジャックからクイーンへ」などとキザな口説き文句とともに手紙(ラブレター?)を渡そうとしたが、恋人の存在を知り、破り捨てた。恋人と結婚後、BJと再会する。その時、彼女は夫との仲が危機的になっており、BJに好意を寄せるが、そのときは逆にBJが夫と彼女の仲が復活するようとりもった。
- ロミ
- テレビアニメ声優:本多知恵子
- 『ふたりのピノコ』(初出時題名は『緑柱石』緑柱石=ベリルBerylはベリリウムを含有する鉱物のこと)に登場。公害病で苦しむ少女。医学雑誌に写真が掲載されたとき、BJはその顔が気に入り、ピノコの顔をロミの顔と同じ顔にした。
- 近くの工場が排出するベリリウム(原作記述。TVアニメ版では架空の「ゼータ金属」)によって肺を冒されており、BJはロミを診察する保健所の医師に公害病を告発するよう促すが、医師は工場に買収され、告発を躊躇してしまう。そうこうしている間にロミは死んでしまうが、そのとき、あまり感情を表に出さないBJにもかかわらず激しい怒りの表情を浮かべていた(TVアニメ版ではBJの手によって一命をとりとめている)。
- 杉並井草(すぎなみ いぐさ)
- (『スター誕生』に登場)。女優志望の少女。女優になるため、BJに頼んで整形手術を受け、美貌を手にいれ、有名女優となる。
- 手術後、BJを熱烈に愛するようになるが、BJは人間の個性ともいえる顔を変えることに反対し、「つくられたマネキンとあう気はない」と手術後の井草を拒絶する。手術後、井草が意を決して、BJの家に行ったとき、BJは井草のもとの顔の写真を部屋に飾っていた。後に、井草は女優を引退し、海外に移住してしまう。ネーミングは東京都杉並区の地名である井草から。
- 青鳥ミチル
- テレビアニメ声優:川澄綾子
- 『かりそめの愛を』に登場。末期癌を患う少女。「病室へ一番最初に入ってきた男の人と結婚したい」と言って、最初に入ってきたBJと「結婚式」をあげる。BJに命を救われ、本気で彼に恋するが、BJはそれは真の恋ではないと見抜き、突き放す。その後、幼なじみの男性と結婚した。
- 美江
- (『霧』に登場。緊張病を患う少女。(緊張病とは、おそらく現在でいう統合失調症にあたる可能性が高い。統合失調症の一亜型か。)病気のために、学校に通うことが出来ず、自暴自棄になる。両親からも見捨てられるが、BJはそんな彼女を放っておけず、彼女が遭難した谷川岳の一ノ倉沢まで助けに行く。帰路、濃霧のため、下山できなくなるが、BJは最後まで彼女を見捨てなかった。ようやく、救助隊が駆けつけたとき、BJへの愛をつぶやき、意識を失う(死んだかどうかは明らかでない)。
- 綿引十枝子
- 『きたるべきチャンス』に登場。女医であり、兄の綿引博士(下の名は不明)とともに病院を営む。兄は若くして癌の特効薬たるポリサチニンの開発でノーベル賞を受賞するがそれはあくまで予防薬のため、食道癌に侵される。名誉ある死を選んだ兄の意に反しBJに手術を依頼する。助手を務めるも小腸の自家移植などを見て卒倒してしまい、清水きよみのようにメス捌きを見届けていないが「3時間で終えた」の台詞からやはり辣腕に魅せられた可能性はある。
- 回復なった綿引博士は転移をも防ぐ、より完全なネオポリサチニンを完成させ再受賞し、BJを祝賀会に誘うがBJは断った。賞金で手術代を払おうとするがほとんどを受賞祝いに充て10クローナしか受け取らないという台詞にも惹かれてか、最後の台詞は「もうお会いできないの?」。
- ジェーン・ギッデオン伯爵夫人
- 『盗難』に登場。ハネムーン中の落石事故で両手両足の自由を失い、BJに義手義足をつけてもらった元患者。
- リハビリ中に彼に恋してしまい、想いを断ち切るために義手義足を人づてに捨ててしまう。探し出したBJは一緒に収められていた写真や恋文を焼き捨て、義手義足だけを返す。
- 新宿南外科の女医
- 『B・J入院す』に登場。本名は不明。院長の妹。留学中にBJの名声を聞き、憧れを抱いていた。本人が自分の病院に入院したことで、BJに夢中になり、医学の勉強を疎かにしてしまう。兄はそんな妹を心配し、BJに妹と結婚するか、退院するかのどちらかを選ぶよう迫り、BJは病院から去る。そのため、一時半狂乱になるが、兄の事故をきっかけに医師としての自覚を取り戻し、BJに、(BJ自身の手術でなく)自らの執刀に対する指南を乞う。
- 清水きよみ
- テレビアニメ声優:沢海陽子
- 『土砂降り』に登場。 瀬戸内海の小島で診療所を営む女医。兄はBJの窮地を救った医師だったが、がけ崩れで死亡。きよみはBJの冷静な判断力と手術の腕前に惚れ込み、一人の男性としても愛するようになるが、がけ崩れから子供を救おうとして死亡する。死ぬ間際、きよみはBJに自分の肌を顔のつぎはぎの部分に移植するよう願うが、BJは「美しい顔にメスをいれたくない」と言って、その望みにこたえなかった(アニメ版では命を取り留める)。
- ヨーコ
- OVA声優: 折笠富美子(月子)
- 『しずむ女』に登場。OVAでは名が月子とされている。晦日市に住む身寄りのない少女。海で魚を捕りながら生活していたが、工場廃液による公害病が原因で言語と足の機能を失い、工場側からの治療費も役人にごまかされてしまう。BJの手術により回復したヨーコは彼のために海に魚を捕りに行くが、溺死してしまう。BJに抱かれた、数少ない女性の一人。主な台詞は「ヌ?」「オニイチャン」
- ユリ
- テレビアニメ声優:久川綾
- ドクター・キリコの妹。兄に似ずかなりの美人。兄妹仲は悪くないようだが、安楽死に対しては否定的であり、キリコの仕事には反対している。その一方、BJを医師として非常に尊敬しており、少なからず好意を持っているようである。
[編集] 家族関係
- 母
- テレビアニメ声優:兵藤まこ(青年時:川瀬晶子)
- BJとともに米軍演習跡地の不発弾の爆発に巻き込まれ、両手足を失い、声も出なくなるほどの重傷を負う。家族を見捨てて逃げていった父親を許すよう、BJに心で伝え、そのまま亡くなった。
- 父
- テレビアニメ声優:小川真司(青年時:小野大輔)
- 不発弾事故で重症を負った妻を捨て、愛人・蓮花を連れてマカオへ蒸発。会社を起こして成功を収め、蓮花とも結婚。息子であるBJも不発弾事故に巻き込まれたことは知らない。ハンセン病に侵され崩れてしまった蓮花の顔を整形するよう依頼し、それを機に和解を持ちかける。しかし死んだ先妻(BJの実母)を今はもう愛していないと言ったために、BJは復讐として蓮花を先妻の顔に整形する。手術はしたものの父親へのBJの不信は大きく、和解できないまま脳梗塞で死去。死後、彼の皮膚は蓮花の罠にはまり重傷を負ったBJの足に移植された。
※以上の2人は原作では名前不詳だが、テレビアニメ版『ブラック・ジャック21』では名前が設定されている。
- 小蓮
- テレビアニメ声優:桑島法子
- BJの異母妹。父の危篤になって初めてマカオへやってきたBJを「遺産目当てでやってきた」と軽蔑している。しかしBJが行方不明になったことを不審に思い、母親が自分に遺産を継がせるため彼を罠にはめたことを知って激怒。誤解を悟り、ギャングの銃弾からBJをかばって死去。死ぬ間際にBJを「兄さん」と呼んだ。(これと似たようなシーンがブラックジャック21でもある。ただし小蓮ではなくアニメオリジナルキャラクターの紅蜥蜴。)
- 蓮花
- テレビアニメ声優:高島雅羅
- BJにとっては義理の母。ハンセン病で崩れてしまった顔を整形してもらった。整形後の顔はBJの実母そのものであるが、本人は知らない。しかし内心はBJを邪魔者と思っており、その性格はBJが世界で一番美しいと信じていた母親の姿とはかけ離れていた。
[編集] その他
- 友引(ともびき)
- テレビアニメ声優:内海賢二
- 『獅子面病』『山手線の哲』に登場。BJを無免許医として逮捕しようとする警部。顔は「アセチレン・ランプ」。無免許医として逮捕を免除するかわりに非常に難しい手術をBJに押しつける。自分の息子が獅子面病にかかった際はBJに手術をさせた。スリ犯「山手線の哲」を追っていた。
- 哲(てつ)
- テレビアニメ声優:富田耕生
- 『山手線の哲』『人生という名のSL』に登場。通称「山手線の哲」。手塚キャラの「ヒゲオヤジ」である。山手線で多くのスリを犯し刑事に付きまとわれる。暴力団の金を盗み指を切られBJに助けられる。(これと似たような人物がブラックジャック(TBSスペシャル版)でもある。ただし指が切り落とされるのではなく殴られる。)アニメ版では、その後スリから足を洗い、喫茶店を営んでいる。
- 丑吾郎(うしごろう)
- テレビアニメ声優:青野武
- 『やり残しの家』に登場。BJ邸を立てた大工。若者に厳しく、頑固。白血病で倒れてもBJ邸のリフォームを続ける。戦時中、広島に在住しており、BJの診断で原爆病と判明、治療をされるが開業したてのBJには「風車に立ち向かうドン・キホーテのように難しい」治療だった為、大きな病院に入院することにする。自分が戻ってくるまでは、誰にも家に手を入れさせない約束をしていった。もっともその後家は地震、台風、爆発テロなどで倒壊するが、次の回には再建築されている。
- 間久部緑郎(まくべ ろくろう)
- BJの小学校時代の友人。フランスに留学するが多くの犯罪を犯し「暗黒街の皇太子」と呼ばれた。BJに指紋を変えてもらうが、指の骨にBJが目印を書いたため逮捕され死刑になる(これは『刻印』のストーリーで、『刻印』の原作の『指』では多指症で指が六本あったという設定になっている。また、『指』では部下にBJの抹殺を指示していたが、『刻印』では部下が独断でBJを殺そうとしたことになっている。なお『指』は単行本未収録。人権問題の影響もあると思われる)。最後にはBJの書いたサインにより死刑になるが、最後までお互い信頼し合っていたようだ。数少ないBJが心を許す友人の一人。ちなみに間久部ことロック・ホームは桑田このみの恋人として『ブラック・クイーン』に登場しているが、この間久部と同一人物ではない。
- ゲラ
- テレビアニメ声優:高戸靖広
- 『笑い上戸』に登場。BJの高校生時代の友人。普段からその名の如くゲラゲラと笑っていることからこのあだ名が付いたが、その裏には借金をした両親に夜逃げされたという悲惨な過去を持つ。漫画家を目指していて、彼の描いた漫画でBJを今までにない笑顔(?)にさせた。借金取りに襲われた時、チンピラにBJの持つダーツの矢を喉に刺され重傷に陥り、笑うことができなくなった。8年後、つまり今のBJから手術を受け、救われるが、後に二次感染により高熱が出て、病院中に響き渡るような声で笑った後に息を引き取る。彼の死はBJの心に深く残った。
- 週刊秘密の記者(しゅうかんひみつのきしゃ)
- 『なんという舌』『その子を殺すな!』などに登場。BJをネタにした記事を週刊誌「週刊秘密」に書こうとBJの前に現れる記者2人組。1人は永井豪に似ている。
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