三沢駅 (青森県)
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三沢駅(みさわえき)は、青森県三沢市犬落瀬字古間木51にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)および十和田観光電鉄(十鉄)の駅である。また日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもあるが、2006年より貨物列車の発着は無い。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
JR三沢駅と十鉄三沢駅は駅が分離している。米軍三沢基地へ続く専用線があるが、2006年6月に本八戸駅からの石油貨物列車が廃止され、貨物列車の設定は無くなっている。
[編集] 東日本旅客鉄道
- のりば
1 | ■東北線下り | 野辺地・青森方面 |
2 | ■東北線上り | 八戸方面 |
3 | ■東北線 | 待避線・当駅始発 |
- 終日社員配置駅。管理下にある駅は以下の通りである。
- 1階に三沢駅旅行センター、2階にみどりの窓口2箇所、指定席券売機2台(みどりの窓口内)、自動券売機2台、待合室、キヨスク(待合室内)、改札口がある。
[編集] 十和田観光電鉄
- JRの駅から徒歩2分。
- 頭端式ホーム1面2線の地上駅。
- のりば
1・2 | ■十和田観光電鉄線 | 十和田市方面 |
- 駅舎に電車出札口・自動券売機・バス出札口・食堂がある。
- JR(旧国鉄)・十鉄貨物受渡線が、駅南側(古牧温泉東側)に残っている。
[編集] バス
[編集] 駅周辺(五十音順)
- 青森県立三沢商業高等学校
- 古牧温泉渋沢公園
- 三沢駅前郵便局(無集配特定局)
[編集] 利用状況
- JR東日本の2005年度の乗車人員は1日平均1,545人
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)4月1日 - 日本鉄道の古間木駅(ふるまきえき)として開業。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 日本鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
- 1922年(大正11年)9月4日 - 十和田観光電鉄が開業。
- 1926年(大正15年)10月1日 - 十鉄古間木駅が120m延長、現在地となる。同時に駅業務を国鉄に委託。
- 1954年(昭和29年)9月 - 十鉄古間木駅事務室設置(バス営業所長が駅長を兼務し、業務は国鉄委託)。
- 1959年(昭和34年)1月1日 - 十鉄古間木駅の新駅舎落成、国鉄への業務委託を解除。
- 1961年(昭和36年)2月 - 十鉄バス営業所を分離、鉄道専任の駅長を配置。
- 1961年(昭和36年)3月1日 - 十鉄古間木駅を三沢駅に改称。
- 1961年(昭和36年)3月20日 - 国鉄古間木駅を三沢駅に改称。
- 1964年(昭和39年)7月 - 十鉄三沢駅を「三沢観光センター」としてリニューアル。
- 1971年(昭和46年)7月 - 十鉄三沢駅に自動券売機を設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、国鉄三沢駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2006年(平成18年)6月 - 本八戸駅からの石油輸送貨物列車が廃止され、貨物列車の発着が無くなる。
[編集] 隣の駅
- 十和田観光電鉄
- 十和田観光電鉄線
- 三沢駅 - 大曲駅