兵庫県立尼崎北高等学校

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兵庫県立尼崎北高等学校
国公私立の別	公立学校（県立）
設置者	兵庫県
校訓	自主　自律　愛情　協調
教育方針	公式HP参照
創立年	1922年（大正11年）
共学・別学	男女共学
分校	なし
課程	全日制
学科	普通科
単位制・学年制	学年制による教育
所在地・連絡先
所在地	〒661-0047
兵庫県尼崎市西昆陽3-38-1
電話番号	06-6432-4180
FAX番号	06-6432-4181
外部リンク	公式サイト

兵庫県立尼崎北高等学校（ひょうごけんりつあまがさききたこうとうがっこう）は、兵庫県尼崎市西昆陽にある（移転前は尼崎市塚口町にあった）県立の高等学校。設立当初は、商業科・普通科併設であったたが、1956年（昭和31年）第5回卒業式で53名の卒業生を出したのを最後に商業科が廃止され、以降普通科のみの設置となっている。通称「尼北（あまきた）」、「北高（きたこう）」。

[編集] 設置学科

全日制課程
- 普通科
  - 文系・理系・文理系
  - 環境類型

　尚、環境類型は1年次特別編成クラスで2年次からそれぞれ国際環境型（文系）、環境科学型（理系）に分かれる。

[編集] 沿革

1922年（大正11年）3月31日 - 尼崎北高の前身のひとつである私立中外商業学校が、大阪市北区玉江町に設立された。「中外」という言葉は「international」の日本語訳としてあてたもの。
1922年（大正11年）4月1日 - 尼崎北高のもうひとつの前身である琴浦女学校が、裁縫教授を目的とする私立技芸館として尼崎市大物町に設立された。
1925年（大正14年） - 塚口土地株式会社が土地5,000坪、阪急電鉄の小林一三社長が25,000円を寄付するなど篤志家の好意もあり、現在地の尼崎市塚口町に中外商業学校の新校舎を建設、移転。
1936年（昭和11年） - 琴浦女学校が、市内開明町に移転するとともに琴浦女子実習学校へ校名変更。
1948年（昭和23年） - 私立中外商業学校は中外商業高等学校に、琴浦女子実習学校は琴浦女子高等学校にそれぞれ校名を変更。
1951年（昭和26年）4月 - 両校が合併し尼崎市立北高等学校開校。
1951年（昭和26年）10月1日 - 尼崎市から兵庫県へと移管、兵庫県立尼崎北高等学校発足。
1958年（昭和33年）9月10日 - 本館鉄筋校舎第１期工事竣工。以後、1967年（昭和42年）まで５期にわたって本館工事が行われる。
1966年（昭和41年）3月31日 - 体育館兼講堂竣工。
1971年（昭和46年）3月8日 - 生徒部室工事竣工。
1979年（昭和54年）3月31日 - 特別教室等（新館）、体育準備室竣工。
1980年（昭和55年）3月31日 - 格技場竣工。
1991年（平成3年）3月30日 - 新プール竣工。
2001年（平成13年）9月30日 - 創立８０周年記念式典挙行。
2004年（平成16年）3月25日 - 体育館改修工事竣工に伴い雨水利用システムを導入。
2005年（平成17年）3月 - 校舎耐震化計画校に指定され、旧武庫之荘高校跡地へ移転することが発表される。
2006年（平成18年）2月 - 本館校舎等の改築が決定される。
2006年（平成18年）12月 - 旧武庫之荘高校跡地へ移転。

尚、校舎の改築・改修工事のため、現在一時的に校舎を旧武庫荘高校跡地（〒661-0047　尼崎市西昆陽3-38-1）へ移転していて、校舎の改築・改修工事・工事完成検査終了後の2008年（平成20年）8月には塚口（〒661-0002　尼崎市塚口町5-40-1）へ戻る予定となっている。

[編集] 特色

尼崎北高は、文武両道の伝統を誇っている。野球部はセンバツ4回と夏の甲子園1回の合わせて5度甲子園に出場している。近年では、水球が毎年のように全国大会に出場しており、2005年（平成17年）度国体では兵庫チームとして6位入賞している。
普通科の中に甲南大学との連携を取り入れ、環境学習を行う環境類型があり「エコスクール」を目指している。
学校行事も盛んで、特に文化祭「北高祭」ではシンボルとなる「大人形」を玄関上に飾り、生徒会が中心となって大きく盛り上げている。「自主・自立・愛情・協調」の校風のもと、地域の方々に愛される学校を目指している。