南小谷駅
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南小谷駅(みなみおたりえき)は長野県北安曇郡小谷村大字千国乙にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・西日本旅客鉄道(JR西日本)大糸線の駅である。
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[編集] 詳細
東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)との旅客鉄道会社および電化区間の境界駅で、ここから千国駅側(JR東日本管内)が電化区間、中土駅側(JR西日本管内)が非電化区間となる。
なお、駅自体はJR東日本の管轄駅となっている。
JR東日本とJR西日本の境界となっており、駅から600mほど北の地点に「社界」と書かれた会社境界標が立っている。
[編集] 駅構造
単式1面、島式1面の2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホーム(1番線)の中央部に改札口がある。2つのホームの間は跨線橋で結ばれている。みどりの窓口設置駅。
- のりば
なお、自動券売機が設置されており、JR東日本区間とJR西日本区間を区別する機能が付いている。東日本区間のボタンを押すと券面に「東日本会社線」と表示されるのに対して、西日本区間のボタンを押すと、券面に「中土経由」と表示される。
トイレは駅舎の外側に面している。構内にはない。
[編集] 利用状況
2005年度の乗車人員は1日平均144人(JR東日本)
[編集] 駅周辺
- 姫川
- 白馬コルチナ国際スキー場
- 小谷村役場
- 南小谷郵便局
- 小谷村立南小谷小学校
- 小谷郷土館
- 国道148号
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1935年(昭和10年)11月29日 - 国鉄大糸線 神城駅~中土駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1971年(昭和46年)1月30日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR西日本の境界駅となる。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 大糸線
- 千国駅 - 南小谷駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 大糸線
- 南小谷駅 - 中土駅