小作駅
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小作駅(おざくえき)は、東京都羽村市小作台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を持つ。有人のみどりの窓口は、合理化により平成17年(2005年)に閉鎖。代わるものとして、オペレーターと、タッチ画面、マイク、カメラによりやり取りして定期券や指定券を購入する、もしもし券売機「Kaeruくん」が設置された。なお、初電~6:25までは無人駅となるため、乗車駅証明書を取って乗車し、着駅で精算する。現在、駅構内にエレベーター等の設置工事が行われている。直営駅であるが、駅長はおらず、河辺駅により管理されている。自動券売機・自動改札機設置駅である。
- のりば
- 1番線 - ■青梅線・中央線 拝島・立川・新宿・東京方面
- 2番線 - ■青梅線 青梅・御嶽・奥多摩方面
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は18,070人であった。青梅市にも近いため、青梅市民の利用も多い。
[編集] 駅周辺
東口は、会社や商店が立ち並び、西口は、閑静な住宅街となっている。周辺には、東芝青梅工場、カシオ計算機羽村技術センターなどが入った工業団地がある。
[編集] 路線バス
[編集] 西口
[編集] 東口
- 河辺駅北口行き(青梅看護専門学校寄らず/経由)
- 西東京団地行き
- 三ツ原循環西・東廻り
このほか、西口からは、コミュニティバス「はむらん」が運行されている。
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)11月19日 - 青梅鉄道(後の青海電気鉄道)立川~青梅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1925年(大正14年) - 年間乗降客約110,000人(1日平均303人)。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道が戦時買収私鉄に指定され国有化。国鉄青梅線の駅となる。
- 1952年(昭和27年)2月19日 - 青梅事件発生。
- 1961年(昭和36年)11月16日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 10両編成への対応のため、ホームを延長。
- 1986年(昭和61年)3月1日 - 橋上駅に改築。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月25日 - 有人のみどりの窓口を廃止し、もしもし券売機「Kaeruくん」を設置。
[編集] その他
- 当駅の電報略号は『サク』である。