多摩バス
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多摩バス株式会社（たまバス）は、西東京バスから不採算な路線の移管を受けて運行を開始した、西東京バスの分社会社である。西東京バスの青梅営業所、恩方営業所の路線を引き継いで運行を行っている。このほか、新宿駅（新宿高速バスターミナル）から大阪あべの橋・高松・松山へ夜行高速バスを、京王八王子駅から大阪あべの橋・金沢へ夜行高速バスと羽田空港行き直行バスを毎日運行している。
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[編集] 沿革
- 1999年4月1日 多摩バス設立
- 1999年10月1日 多摩バス運行開始
- 2000年4月1日 西東京バス青梅営業所の全路線を譲渡
- 2000年9月1日 西東京バス恩方営業所一部路線の運行の委託・移管が始められる
- 2002年3月21日 高速バス新宿～大阪格安便（カジュアル・ツィンクル号）の運行開始
- 2003年10月1日 西東京バスの貸切バス・高速バス事業を多摩バスへ分社
- 2005年9月1日 恩方営業所の路線を完全に移管する。五日市営業所一部路線の運行の委託・移管が始められる
- 2006年9月1日 八王子西部地区のバス路線再編成が行われる。五日市営業所一部路線を西東京バスから多摩バス青梅営業所へ移管
- 2006年12月1日 高速バス新宿～大阪線と八王子～大阪線を統合、新宿・八王子～大阪となる
- 2007年3月15日 京王八王子高速バスターミナルの閉店。乗車券発券業務が八王子駅北口案内所へ移管される。待合室の使用ができなくなる。
- 2006年3月30日 高速バス八王子～京都線の運行がこの日をもって、運行休止となる。
- 2007年4月1日 京王八王子の乗車位置の変更。金沢線はバスターミナル横の11番バス停に、羽田・成田線、大阪線の各路線は、たましん前の10番バス停に変更。
- 2007年秋以降 西東京バスとともにICカード乗車券「PASMO」を導入予定
[編集] 営業所
[編集] かつて存在した営業所
- 観光バスセンター（現在は恩方営業所へ統合）
- 東京都日野市
- 京王八王子高速バスターミナル（2007年3月15日に閉店）
- 東京都八王子市
[編集] 高速バス路線
[編集] 八王子～北陸方面（夜行）
[編集] 八王子～羽田空港方面（昼行）
[編集] 新宿～関西方面（夜行）
- ツィンクル号（近鉄バスと共同運行）
- カジュアル・ツィンクル号（近鉄バスと共同運行）
- 新宿高速バスターミナル⇔JR茨木駅・阪急茨木市駅・大阪駅前・なんばOCAT・あべの橋駅（JR天王寺駅）
[編集] 新宿～四国方面（夜行）
- ハローブリッジ号（四国高速バスと共同運行）
- オレンジライナーえひめ号（伊予鉄道と共同運行）
中央道日野は両路線とも2007年3月1日より停車。
[編集] かつて運行していた高速・長距離バス
- トレンディ号（近鉄バスと共同運行）2006年11月30日発限りで愛称廃止・ツインクル号へ統合
- 京王八王子高速バスターミナル⇔JR茨木駅・阪急茨木市駅・大阪駅前・なんばOCAT・あべの橋駅（JR天王寺駅）・USJ
- きょうと号（京阪バスと共同運行）2007年3月30日限りで運行休止
[編集] 車両
[編集] 一般路線車
西東京バスとは異なり、白地に青を基調とした塗色となる。但し、2005年、恩方営業所の路線を完全に移管した際、西東京バスからの委託路線用として使用されてきた西東京バス塗色車は塗色変更を行わず（前面のNTをあしらった社紋の取り外しと社名の書き換えくらい）、そのまま使用されてきたが、2006年よりKL-JPノンステップ車の多摩バス塗色への塗色変更が施工されている。 西東京バス同様、三菱ふそうを除く3社の車両を導入している。
- 日野自動車
- U-HT2MMAA（富士重7E）※青梅営業所のみ
- KL-HR1JNEE/PK-HR7JPAEノンステップ（日野車体工業）※KL-代は青梅営業所のみ
- 日産ディーゼル工業
- U-JP211NTN/KC-JP250NTNワンステップ（富士重8E）
- KC-RN210CSNワンステップ（富士重8E）※恩方営業所の西東京塗色車のみ
- KC-RM211GAN改ノンステップ（西日本車体工業、以下「西工」と記す）※青梅営業所のみ
- KL-JP252NAN改ノンステップ（西工）
- KL-UA452KAN改ノンステップGタイプ（富士重7E及び西工96MC）
- ADG-RA273KANノン／ワンステップ（西工96MC）※ノンステップは青梅営業所のみ
[編集] 貸切および高速路線車
他の京王グループのバス事業者と共通の塗色である。
- 日野自動車
- KL-RU1FSEA（日野車体工業）
[編集] 社番
最初に営業所を示すアルファベット2文字（営業所記号：営業所の節を参照）、その後に5桁の数字が続く。
- 営業所記号のすぐ後の1桁の数字はメーカーを示す。
- 1：いすゞ自動車
- 2：日野自動車
- 3：三菱ふそうトラック・バス
- 5：日産ディーゼル工業
- メーカーを示す数字の後の2桁の数字は導入年（西暦下2桁）を示し、その後の2桁は導入年ごとの通し番号（西東京バス・多摩バス共通）である（京王電鉄バスグループにならった表記）。
- 例：TB10618は青梅営業所所属(TB)のいすゞ車(1)で、2006年(06)に18番目(18)に導入された車両である。
- 恩方営業所所属の西東京バス塗色車については、従来の西東京バスの社番の付番方法を踏襲している。→西東京バス#車両を参照
[編集] 外部リンク
バス共通カード利用可能事業者
| 発行事業者 | 東急バス・京王電鉄バス・西東京バス・関東バス・西武バス・国際興業・小田急バス・立川バス・京浜急行バス・東武バス・神奈川中央交通・相模鉄道・川崎鶴見臨港バス・江ノ島電鉄・箱根登山鉄道・京成バス・船橋新京成バス・富士急湘南バス・千葉中央バス・千葉海浜交通・千葉内陸バス・ちばレインボーバス・東京ベイシティ交通 |
|---|---|
| 発売事業者 | 東急トランセ・京王バス東・京王バス中央・京王バス南・京王バス小金井・多摩バス・ケイビーバス・西武自動車・西武観光バス・小田急シティバス・羽田京急バス・横浜京急バス・湘南京急バス・ちばシティバス・京成タウンバス・ちばフラワーバス・ちばグリーンバス・市川交通自動車（市川ラインバス）・京成トランジットバス・東武バスウエスト・東武バスイースト・朝日自動車・茨城急行自動車・川越観光自動車・国際十王交通・湘南神奈交バス・津久井神奈交バス・横浜神奈交バス・相模神奈交バス・藤沢神奈交バス・相鉄バス・臨港グリーンバス・江ノ電バス・箱根登山バス・習志野新京成バス・松戸新京成バス |
| 発行事業者（公営） | 東京都交通局・川崎市交通局・横浜市交通局 |
PASMO加盟社局
| 大手私鉄 | 東京急行電鉄・小田急電鉄・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道・西武鉄道・東武鉄道・東京地下鉄 |
|---|---|
| 中小私鉄・第三セクター等 | 新京成電鉄・北総鉄道・箱根登山鉄道・埼玉高速鉄道・東葉高速鉄道・横浜高速鉄道・首都圏新都市鉄道・伊豆箱根鉄道・関東鉄道・江ノ島電鉄 |
| 公営事業者 | 東京都交通局・川崎市交通局・横浜市交通局 |
| モノレール・新交通システム | 多摩都市モノレール・ゆりかもめ・千葉都市モノレール・横浜新都市交通・舞浜リゾートライン |
| バス（発行事業者のみ） | 伊豆箱根バス・神奈川中央交通・関東バス・京浜急行バス・西武バス・東急バス・西東京バス・富士急行・山梨交通・江ノ島電鉄・京王電鉄バス・国際興業・箱根登山バス・船橋新京成バス・小田急バス・立川バス・川崎鶴見臨港バス・京成バス・相模鉄道・千葉交通・東武バスセントラル・日立自動車交通・平和交通 |
| 相互利用 | JR東日本他（Suica） |
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