青梅駅
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青梅駅(おうめえき)は、東京都青梅市本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅舎は地上3階地下1階建てで、1924年に青梅鉄道本社として建てられたものである。直営駅で、みどりの窓口・自動改札・自動券売機の設置駅。ホームと駅舎は地下道で結ばれている。
- のりば
1 | ■青梅線 | 御嶽・奥多摩方面(当駅折返しの上り電車も使用) |
2 | ■青梅線・中央線 | 拝島・立川・新宿・東京方面(当駅折返しの下り電車も使用) |
昭和の町として、市をあげて青梅駅周辺を昭和レトロ化している中、2005年3月2日に「レトロステーション」青梅駅としてオープン。ホームと駅舎を結ぶ地下道に昭和風の装飾がされた。同年3月29日からは、近隣に青梅赤塚不二夫会館があることにちなみ、発車メロディに「ひみつのアッコちゃん」のテーマソングが使用されている。2006年5月9日には1番線と区別をつけるため、2番線のメロディーが木琴バージョンに変更となっている。
一部電車を除き、この駅で、立川方面と奥多摩方面に系統が分離されるようになった。また、御嶽・奥多摩方面へ直通する電車は、この駅で分割併合を行うことが多い。構内には側線が多数あり、車両の留置に使われている。かつて、ここに車両基地(青梅電車区)があった名残である。
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は7,732人であった。
[編集] 駅周辺
- 多摩川
- 青梅鉄道公園
- 釜の淵公園
- 吉野街道
- 旧青梅街道
- 青梅街道
- 小曽木街道
- 秋川街道
- 東京都立多摩高等学校
- 青梅市民会館
- 青梅市青梅市民センター
- 青梅商工会議所
- 青梅観光案内所
- 昭和レトロ商品博物館
- 青梅赤塚不二夫会館
[編集] 路線バス
駅前ロータリにある「青梅駅前」停留所に乗り入れている。都営バスと多摩バスで乗り場は異なっており、都営は駅を出て右手、多摩は駅を出て左手のところにバス停がある。
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)11月19日 - 青梅鉄道(後の青梅電気鉄道)立川~当駅間開通と同時に。旅客及び貨物の取扱を廃止。
- 1924年(大正13年)11月30日 - 開業30周年として、駅舎改築。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により、国鉄青梅線の駅となる。
- 1962年(昭和37年)5月16日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 10両編成への対応のため、ホームを延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月2日 - 地下道などに昭和時代風の装飾が行われ「レトロステーション」青梅駅としてオープン。
[編集] その他
- 当駅の電報略号は『オメ』である。