広島電鉄400形電車
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広島電鉄400形電車(ひろしまでんてつ400かたでんしゃ)とは、1938年に登場した広島電鉄の路面電車である。
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[編集] 100形時代
1921年から1923年にかけて大阪市電より10両購入した。1925年に車両左下に「B」の形式名が入れられ、B形と呼ばれるようになる。1927年に20両追加購入され総数が30両になった。
[編集] 概要
1938年から1940年にかけて全車、自社工場で鋼体化され400形になった。その後改造された450形に影響を与えている。小型単車でありながら、ノーシル・ノーヘッダ・張上屋根であり、ドア間に大きな窓を5枚並べた軽快な外観が特徴。但し401は試作車的要素があったのかシル・ヘッダ・雨樋を巻き、リベットが残る外観であった。原子爆弾で被災するが全車復旧された。1969年までに全車廃車され、現在残っている車両はない。
[編集] 原子爆弾による被害
- 401:小破:1945年9月復旧
- 402:大破:1946年10月復旧
- 403:小破:1945年10月復旧
- 404:小破:1945年8月復旧
- 405:中破:1946年9月復旧
- 406:小破:1945年11月復旧
- 407:大破:1946年4月復旧
- 408:大破:1946年12月復旧
- 409:小破:1946年8月復旧
- 410:小破:1946年11月復旧
- 411:小破:1945年12月復旧
- 412:全焼:1948年7月復旧
- 413:小破:1945年11月復旧
- 414:小破:1945年11月復旧
- 415:大破:1946年12月復旧
- 416:大破:1946年12月復旧
- 417:無被災:1946年8月復旧
- 418:大破:1946年10月復旧
- 419:大破:1945年11月復旧
- 420:中破:1946年11月復旧
- 421:全焼:1948年9月復旧
- 422:中破:1945年12月復旧
- 423:中破:1946年2月復旧
- 424:中破:1947年1月復旧
- 425:中破:1946年9月復旧
- 426:大破:1947年2月復旧
- 427:全焼:1948年12月復旧
- 428:小破:1946年4月復旧
- 429:全焼:1948年12月復旧
- 430:全焼:1948年6月復旧
[編集] 主要諸元
[編集] 各車状況
- 401:1965年12月廃車
- 402:1965年12月廃車
- 403:1968年3月廃車
- 404:1968年3月廃車
- 405:1968年4月廃車
- 406:1968年4月廃車
- 407:1968年4月廃車
- 408:1965年12月廃車
- 409:1968年4月廃車
- 410:1968年10月廃車(418に改番)
- 411:1968年8月廃車
- 412:1965年11月廃車
- 413:1968年6月廃車
- 414:1968年6月廃車
- 415:1968年6月廃車
- 416:1968年10月廃車
- 417:1968年10月廃車
- 418:1968年4月廃車
- 419:1965年11月廃車
- 420:
- 421:
- 422:
- 423:
- 424:
- 425:
- 426:
- 427:
- 428:
- 429:
- 430:
[編集] 参考文献
- 『広電が走る街今昔』(JTBパブリッシング・長船友則) ISBN 4533059864
- 『ヒロシマと路面電車』(広島市子供文化科学館) 配付資料
- 『私鉄の車両3 広島電鉄』(保育社・飯島巌) ISBN 4586532033
etc
現役 市内線 現役 直通車 消滅 市内線 消滅 宮島線専用 |
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