木星帝国
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木星帝国(ジュピター・エンパイア)は、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する木星圏を支配する架空の国家。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 木星帝国
[編集] 概要
木星の衛星イオを本拠地とする。地球から遠くはなれ、あらゆる資源に限りのある過酷な環境故に、指導者であるクラックス・ドゥガチの命令を絶対のものとする独裁体制をもつ。表向きの姿は木星公社であり木星帝国の名は木星圏でのみ使われていた。地球連邦政府に対しては友好姿勢をとりつつ、その裏では着々と地球侵攻の準備を進めていた。
かなり厳しい階級制がとられているらしく、軍人、工作員は手の甲にナンバーが刻印されていて、その階級差、権限は絶対である。一般市民であっても水や空気の割り当てが決まっていて、たとえ瀕死の病人であったとしても割り当てを超えた消費は許されず、他者に譲り渡す事も禁止されている。また軍規を犯した者の銃殺刑を映像で公開したり、捕虜となったトビア・アロナクスの処刑をショーにするなど、恐怖政治によって市民を統制する手法は後のザンスカール帝国を彷彿させる面がある(ちなみにザンスカール帝国宰相で帝国の事実上の支配者だったフォンセ・カガチは木星にいた過去があるらしい)。
ただし、帝国に潜入したトビア・アロナクスやキンケドゥ・ナウを助けようとした人達がいた事からも、表向きは忠誠を誓ってはいても木星圏の市民すべてが、ドゥガチを支持している訳では無い。
序盤は「ジュピター・エンパイア」と呼ばれていた(「木星帝国」にそうルビが振られていた)が、それ以降は「木星帝国」で定着したようだ。
宇宙世紀0133、地球親善訪問を謳ったジュピトリス9の地球圏到着をもって宣戦布告、地球侵攻作戦を実行に移したが、新生クロスボーン・バンガードを中心とした抵抗により作戦は失敗、ドゥガチも戦死した。
[編集] 代表的な人物
- クラックス・ドゥガチ
- カラス
- テテニス・ドゥガチ/ベルナデット・ブリエット
- ザビーネ・シャル
- ギリ
- ローズマリー
- バーンズ・ガーンズバック
[編集] 代表的なMS・MA
- EMS-06 バタラ
- EMS-07 エレバド
- EMS-09 ヴァゴン
- EMS-10 ペズ・バタラ
- EMS-VSX1 クァバーゼ
- EMS-VEX1 量産型クァバーゼ
- EMS-VSX2 アビジョ
- EMS-VSX3 トトゥガ
- XM-X2ex クロスボーン・ガンダムX2改
- EMA-04 エレファンテ(モビルアーマー)
- EMA-06 エレゴレラ(モビルアーマー)
- カングリジョ(モビルアーマー)
- ノーティラス(モビルアーマー)
- ディビニダド(モビルアーマー)
木星帝国軍残党
[編集] 新生木星帝国
[編集] 概要
宇宙世紀0136、新たな総統カリストによって地球侵攻作戦が始められた。
[編集] 代表的な人物
- カリスト
- 影のカリスト
- エウロペ
[編集] 代表的なMS・MA
[編集] 関連項目
- 地球連邦軍
- 宇宙世紀の軍需産業
- アナハイム・エレクトロニクス社
- ブッホ・コンツェルン
- 火星独立ジオン
- ザンスカール帝国
- 宇宙世紀の公社
- 架空の団体一覧
- リガ・ミリティア
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
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