東淀川駅

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駅舎

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東淀川駅（ひがしよどがわえき）は、大阪府大阪市淀川区宮原2丁目にある西日本旅客鉄道（JR西日本）東海道本線（JR京都線）の駅。アーバンネットワークエリアに属しており、Jスルーカード・ICOCA及びSuica（東日本旅客鉄道）・PiTaPa（スルッとKANSAI協議会）利用可能駅でもある。

[編集] 概要

新快速、快速、特急などは停車せず、普通列車のみが停車する。

駅名が東淀川駅なのは、当初所在地が大阪市東淀川区に属したことによる。1974年7月22日に大阪市は22区制から26区制に改め、この一環で旧東淀川区も東西に2分割されて、東半部は東淀川区の区名を継承し、西半部は淀川区となった。この東西分割が東海道本線の東端に沿って行われたため、東淀川駅は（新大阪駅とともに）東淀川区ではなく淀川区に取り込まれることとなり、所在地の区名との同一性は失われた。

いしいひさいちの作品バイトくんは、この駅の近くにある「東淀川大学」（架空）に通う学生たちの姿を書いたものである。

[編集] 駅構造

貨物線を除くと、2面4線の島式ホーム。各駅停車のみが停車するので、普段は内側の2線しか使われない。東口・西口双方に、古くこぢんまりとした駅舎がある。ホームからは、隣駅である新大阪駅を望むことができる。

のりば

（下り通過線のため閉鎖）
■ 新大阪・大阪・三ノ宮・宝塚方面
■ 高槻・京都・草津方面
（上り通過線のため閉鎖）

[編集] 利用状況

新大阪駅へは700m程ということもあり、利用客はさほど多くはない。

2004年の1日平均の乗車人員は約8,086人(大阪府統計年鑑より)

[編集] 駅周辺

やや古いアパートなどが多い住宅街。駅前には商店街がある。また駅前後には踏切があるが、この付近は列車密度が高く、いわゆる「開かずの踏切」の状態である。

東淀川駅東商店街
東淀川西淡路郵便局
大阪キリスト協会
長柄人柱碑

[編集] バス

大阪市営バス

25号系統　加島駅前行
- 東淀川駅前 - 東中島二丁目 - 淡路三丁目 - 三国本町 - 三津屋公園 - 加島駅前
41D号系統　淡路五丁目行
- 東淀川駅前 - 新大阪駅東口 - 淡路三丁目 - 淡路五丁目

あいバス

阪急淡路駅西口経由　新大阪駅東口行（※2007年4月2日廃止予定）
- 東淀川駅前 - 淡路本町商店街 - 淡路五丁目 - 阪急淡路駅西口 - 新大阪駅東口

[編集] 歴史

1940年（昭和15年）4月1日 - 国鉄の駅として開業。旅客取扱のみ。

なお戦前の新幹線計画である「弾丸列車計画」では、この駅が後に同路線の「新大阪駅」とされる予定であった。現在の新大阪駅から非常に近いのは、そういう理由によるものでもある。なお新大阪駅の開業に際し、それに代替することで東淀川駅を廃止する国鉄の方針が知れたときには、周辺住民が猛反対して駅を残したといわれる。（新大阪駅#歴史も参照）