桜木町
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桜木町(さくらぎちょう)
- 日本各地に存在する町域名の一つ。本稿で記述。
- ゆずが2004年にリリースした楽曲名。1が根源となっている。⇒ゆず (ミュージシャン)を参照。
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桜木町(さくらぎちょう)とは、日本各地に存在する町域名の一つである。とりわけ横浜、上野 (現:台東区上野桜木) 、さいたま市大宮区が有名であるが、本稿では、神奈川県横浜市中区(1丁目~3丁目)及び西区(4丁目~7丁目)のものを記す。
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[編集] 概要
桜木町は、初代横浜駅があった地で、新橋(現:汐留)と並んで、鉄道発祥の地である。 近年はみなとみらいの玄関口として賑わっていたが、2004年のみなとみらい線開業で、みなとみらいの中心部に直行する鉄道ができたことと、東急東横線の横浜・桜木町間の廃線により、桜木町の人通りは少なくなった。周辺商店街への打撃は大きい。しかし、JR線からのみなとみらいへの玄関口としては健在である。
東横線が廃止される日には多くの人がこの桜木町を訪れ、名残を惜しんだ。
旧東横線高架下の歩道の壁面にはストリートアートと呼ばれる、落書きが一面に描かれている。これは、横浜出身のロコ・サトシという人物が始めたものと言われている。(ロコ・サトシは、横浜駅東口地下街ポルタのポイントカードの図案のデザインもしている) この高架橋は遊歩道として、東急桜木町駅舎は駐輪場として再利用される予定である。
桜木町駅前の「みなとみらい21-28街区」が森ビルに落札され、シネマコンプレックスなど、複合商業施設ができる予定である。
[編集] 歴史
- 1872年10月15日:品川・横浜間で開業した日本初の鉄道の駅・横浜駅(初代)として現:桜木町駅が開業。
- 1914年12月20日:東海道本線の横浜駅折り返し運転が不便なため、路線変更により横浜駅(二代目)が西区高島町付近に移転するとともに、横浜駅(初代)を桜木町駅に改称。
- 1932年3月31日:東京横浜電鉄(現:東京急行電鉄)東横線、横浜・桜木町間が延長開業。
- 1951年4月24日:国鉄桜木町駅付近で車輌火災、死者106人。(桜木町事故)
- 1964年5月19日:国鉄根岸線の桜木町・磯子間開業。
- 1968年:桜木町ゴールデンセンター開業。(現:ぴおシティ)
- 1976年:横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)、関内・横浜間が延長開業。
- 1989年:市制100周年、開港130周年記念式典~YES'89~桜木町駅隣接の旧東横浜貨物駅を含むみなとみらい21地区にて開催。
- 1996年:掃部山に横浜能楽堂が完成。
- 1999年:野毛ちかみち開通。
- 2002年:近隣、野毛町内に横浜にぎわい座が完成。
- 2004年1月31日:東急東横線横浜・桜木町間廃止。
- 2004年2月1日:横浜高速鉄道みなとみらい21線開通。
[編集] 周辺施設
- 桜木町駅
- 横浜みなとみらい21
- ぴおシティ
- 伊勢山皇大神宮
- 掃部山公園
- ブリーズベイホテル
- クロスゲート
- 横浜桜木町ワシントンホテル
- 富士ソフト本社
- 横浜桜木郵便局
- 県立図書館
- 県立音楽堂
- 県立青少年センター
- 健康福祉総合センター
[編集] 周辺道路
[編集] 関連項目
- 野毛町
- 桜木町(ゆず)
- 横浜みなとみらい21
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