武装錬金
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武装錬金 | |
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ジャンル | SFアクション |
漫画 | |
作者 | 和月伸宏 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ 赤マルジャンプ (武装錬金ファイナル 武装錬金ピリオド) |
発表期間 | 2003年 - 2006年 |
巻数 | 全10巻 |
テレビアニメ | |
原作 | 和月伸宏 |
監督 | 加戸誉夫 |
企画 | 鳥嶋和彦(集英社) 川村明廣 (ジェネオンエンタテインメント) 雲出幸治(読売広告社) 下地志直(XEBEC) |
シリーズ構成 | 大和屋暁 |
脚本 | 中邑武志 |
アニメーション制作 | XEBEC(ジーベック) |
製作 | 武装錬金製作委員会 (集英社・読売広告社・ ジェネオンエンタテインメント) |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 2006年10月4日 - 2007年3月28日 |
話数 | 全26話 |
コピーライト表記 | ©和月伸宏/集英社・ 武装錬金製作委員会 |
ドラマCD | |
脚本 | 中邑武志 |
演出 | 高寺たけし (ハーフ エイチ・ピー スタジオ) |
枚数 | 2枚 |
小説: 武装錬金//(ダブルスラッシュ) | |
著者 | 黒崎薫 |
出版社 | 集英社 |
レーベル | ジャンプ j-BOOKS |
発売日 | 2006年10月30日 |
ゲーム | |
ゲームジャンル | 3D“核鉄”アクション |
対応機種 | プレイステーション2 |
発売日 | 2007年春 |
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日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
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『武装錬金』(ぶそうれんきん)は、和月伸宏(ストーリー協力:黒崎薫)によるSFアクション漫画。およびそれを原作としたアニメ、ドラマCD、小説。略称は『ブソレン』『錬金』など。
目次 |
[編集] 概要
週刊少年ジャンプに2003年30号から2005年21,22合併号まで連載。その後、2005年8月16日に発売された赤マルジャンプに「武装錬金ファイナル」が掲載、2006年1月16日発売の赤マルジャンプに完結編「武装錬金ピリオド」が掲載された。これは本来「ファイナル」で終了の予定が、ページ数上物語を完結させることができなかったため「ピリオド」で2度目の完結編を行うと異例の結果となったもの。
コミックスは全10巻。テレビアニメ化され2006年から2007年春にテレビ東京系列で放送された。キャラクターフィギュアの販売、ドラマCD化、アニメ化、ゲーム化などの様々な展開を行っているが、これらは作品自体の打ち切りが決定した後に始まった。
[編集] ストーリー
私立銀成学園高校の2年生・武藤カズキはある日の夜、廃工場で巨大な怪物に襲われていた少女を助けようとして命を落とす。しかし翌日彼は無傷で目を覚ます。携帯電話には「新しい命、大事にしなさい」と謎のメッセージが・・・。
自分に起こった出来事を訝む彼の前に再び謎の怪物とともに謎の少女が現れた。カズキの新しい命「核鉄(かくがね)」、少女の謎の武器「武装錬金」、そして人食いの怪物「ホムンクルス」・・・。謎の少女、津村斗貴子の口から語られるその言葉に、持ち前の正義感を発揮させたカズキは錬金の戦士として戦うことを決意した。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
カズキは斗貴子と共にホムンクルスを創り出した創造主を探し始める。その途中で戦ったホムンクルスの攻撃によって斗貴子がホムンクルスにされる期限が迫る中、二人は創造主が蝶野攻爵であることを突き止める。カズキは自らホムンクルスとなった蝶野攻爵を倒し、斗貴子を救う。
その後、カズキは正式に錬金の戦士となり、復活したパピヨンを加えたホムンクルスとその信奉者の集団LXE(超常選民同盟)との戦いに挑む。
[編集] 登場人物
登場人物については武装錬金の登場人物を参照。
[編集] 設定・用語
[編集] 武装錬金
核鉄が変形して特殊能力をもった武器に変化したものを武装錬金と呼ぶ。本人のもっている潜在能力・闘争本能に応じて発現するため、使用者ごとに異なった武装錬金となり、アナザータイプを除けば一つとして同一の武装錬金は存在しない。また、使用者が同じであれば、他者の核鉄を用いてもほぼ同じような武装錬金が生まれる。他者の核鉄を使用した場合(アナザータイプ)、前の使用者の武装錬金の特徴を最大で50%受け継いだデザインとなる。
本項の各登場人物の武装錬金は 『武装錬金名』/モチーフの武器/核鉄のシリアルナンバー/使用者 で表記。
[編集] 使用者不明の武装錬金
使用者が分かっている武装錬金は武装錬金の登場人物参照。
- 『ジェノサイドサーカス』/ミサイルポッド(ミサイルポッド)/LXVI(66)/?
- 無限弾装の特性を持つ以外は、見た目も中身も通常のミサイルランチャー。ただし武装錬金であるため、命中すれば通常のミサイルランチャー以上の威力を発揮するモノと思われる。使用者不明。ヴィクターに対し使用されるも効果がなかった。
- 『錬金力研究所』/秘密基地(シークレットベース)/XI(11)/?
- 特性は光学迷彩及び完全ステルス機能。和月が言うにテキトーに作ったとのこと
- 「武装錬金//」でも登場しており、少なくとも7年前には既に存在している。
[編集] 錬金戦団
「ホムンクルスの殲滅」「世界中に散った核鉄の管理・回収」「賢者の石の精製」「その他あらゆる錬金術の管理」を主な目的とする秘密結社『錬金戦団』の戦士、それが錬金の戦士である(各武装錬金については登場人物および使用者不明の武装錬金を参照)。世界各国に支部があり、各方面に巨大な権限も有しているらしい。しかし、100年以上前のヴィクター殲滅戦の際は、本来ホムンクルスを殲滅するはずの戦団自身がヴィクター抹殺の為にホムンクルスを作り、あまつさえそのヴィクターの娘のヴィクトリアまでをも無理矢理ホムンクルスに変えると言う腐敗振りが見られ、必ずしも一枚岩の組織とはいえないようである。ヴィクターとの最終決戦の後に、照星の立案(内部告発に近いものと思われる)によって活動を「ホムンクルスの再人間化の研究」と「核鉄の管理」の二つのみを継続する形で段階的に活動を凍結された。
[編集] ホムンクルス
もともとは錬金術における人工生命体を指す。本作のホムンクルスは人を好んで喰らう怪物的な描写がなされている。これは本体の犠牲となった「人間」の部分が元に戻ろうとする「本能的な未練」が原因であろうと劇中では説明されている。作品世界の錬金術の成果(人造生命の研究の産物)とされ、錬金術の力以外受け付けない不老不死的な存在とされる。身体のどこかにある章印と呼ばれるマークが弱点。元は胎児のような寄生体であり、人間に寄生することでベースになった細胞をもつ動物、あるいは寄生した人間の性格をもった存在、あるいは混合した存在として生まれ変わる。ホムンクルス単体で人間社会に潜み続けることは非常に困難であり、作中のように「群れ」で行動するのが常である。その際、ホムンクルス以外の人間を配下におくことがあり『信奉者』と呼ばれる。彼らのうち財力や権力のあるものはそれらの力の提供、特別なものを持たないものは労働力として使われる。「餌」と間違えないために、蛍光剤のペイントで章印を描いている。
[編集] 核鉄
核鉄(かくがね)はホムンクルスと並ぶ、錬金術研究(戦術兵器の開発)の成果である。通常は片手に収まるほどの大きさをした六角形の金属塊であるが、使用者の闘争本能に呼応し、使用者固有の武器「武装錬金」へと形を変える。武装錬金は、それぞれ固有の「特性」を持ち、武器または動物型等の自動人形(オートマトン)といった形状を成すが、いずれにせよその能力は物理学・工学を超越する(体積・質量・エネルギー等)。また、所有者の生存本能に呼応して治癒力を増幅させることもできる。核鉄は通常1個を使用するが、同時に複数個使用して武装錬金を創造(W武装錬金)したり、治癒効果を倍とまでは行かないが、高めるコトが可能である。この時、武装錬金のデザインは個々の核鉄によってわずかに異なり、2個目の核鉄によるデザイン違いの武装錬金はアナザータイプと呼ばれる。アナザータイプは以前の武装錬金のデザインを最大で50%継承するため、形状はオリジナルとは若干異なるが、特性・性能等は変わらない。どれくらいの強度を誇るのかは不明だが、作中ソードサムライXの逆胴を受け止めている(アニメ版ではヴィクターによってディープブレッシングに使用した核鉄の内2つが破壊される描写が描かれている)。全部で100個(シリアルナンバーI(1)~C(100))とされ、世界に散ってしまっているためにその回収と管理のために錬金戦団が組織された。
[編集] 黒い核鉄
「賢者の石」を製造する実験過程で、シリアルナンバーI~IIIの核鉄を用いて創られた漆黒の核鉄。展開した際は普通の核鉄が機械のような構造体が露出するのに対し、菌糸のような構造体が露出する。ヴィクター・パワードの心臓代わりに移植された結果、ホムンクルスとも違う不死の存在と化する機能を有することが判明。失態隠蔽を図る戦団との争いで核鉄が拡散する要因となった。
[編集] 白い核鉄
黒い核鉄を無効化し、ヴィクター化した人間を元に戻すことが出来る核鉄。但し、第三段階のヴィクターに対しては一段階までしか戻せなかった。作中では、アレキサンドリアがシリアルナンバーIIの核鉄を用いて白い核鉄を製造している他、後にパピヨンと錬金戦団がそれぞれ1個ずつ製造に成功している(用いた核鉄のシリアルナンバーは不明、もしくはまったくの無から作られた)。また、ヴィクターは3個(黒1・白2)、カズキは2個(黒1・白1)の核鉄が体内に存在しているが、後日談であるドラマCD#2の時点では、カズキの肉体には影響はないようである。また、その気になればダブル武装錬金も可能と思われるが、本編で登場する事はなかった。
ライナーノートによると、元々は「紅い核鉄」として考られていたらしい。(現在の色になったのはスケジュール上の問題)
[編集] ヴィクター
黒い核鉄を心臓の代わりに胸部に埋め込まれた人間は、蛍火の髪と赤銅色の肌などの特徴を持つ人間でもホムンクルスでもない「第三の存在」へと変貌する。最初に発現したヴィクター=パワードの名をとってその存在はヴィクターと呼ばれ、ヴィクター化した人間は、ホムンクルスを超える圧倒的なパワー、驚異の再生能力、飛行能力、宇宙空間での活動能力などを得る反面、周囲の生物から生命力を自動的に吸い取り、自身のエネルギーとする「エネルギードレイン」という生態を得てしまう。一度ヴィクター化した者は一定期間が過ぎると、黒い核鉄と肉体が完全に融合し二度と人間の姿へ戻れなくなる(=『第二段階』への進行)。さらにある程度の期間が経過すると、肌が赤銅色に更に黒を帯びた色へと変化し、更に強力な力を持つ『第三段階』へと進行する。第三段階ではエネルギードレインして死亡させた海の生物の死骸を集め、バスターバロン並みに巨大な自らの体躯を作った。
[編集] コミックス
コミックスは全10巻。
- 武装錬金 1巻 2004年1月発行 ISBN 4-08-873557-9
- 武装錬金 2巻 2004年4月発行 ISBN 4-08-873587-0
- 武装錬金 3巻 2004年7月発行 ISBN 4-08-873630-3
- 武装錬金 4巻 2004年9月発行 ISBN 4-08-873651-6
- 武装錬金 5巻 2004年11月発行 ISBN 4-08-873670-2
- 武装錬金 6巻 2005年2月発行 ISBN 4-08-873696-6
- 武装錬金 7巻 2005年4月発行 ISBN 4-08-873780-6
- 武装錬金 8巻 2005年7月発行 ISBN 4-08-873820-9
- 武装錬金 9巻 2005年11月発行 ISBN 4-08-873851-9(武装錬金ファイナルを収録)
- 武装錬金 10巻 2006年4月発行 ISBN 4-08-874019-X(武装錬金ピリオド、エンバーミング-DEAD BODY and BRIDE-、武装錬金アフターを収録)
[編集] TVアニメ
テレビ東京系列で2006年10月4日から2007年3月28日まで放送(全26話)。再殺編以降の展開(第2クール)が多少異なるものの、原作内容のほぼ全て(「武装錬金ピリオド」まで)をカバーしている。7話では和月伸宏自身がゲストで声を当てている。
[編集] スタッフ
- 原作:和月伸宏(集英社「ジャンプコミックス」刊)
- ストーリー協力:黒崎薫
- 企画:鳥嶋和彦(集英社)、川村明廣(ジェネオンエンタテインメント)、雲出幸治(読売広告社)、下地志直 (XEBEC)
- シリーズ構成:大和屋暁
- キャラクターデザイン/総作画監督:高見明男、加藤はつえ
- 武器デザイン:松村拓哉
- プロップデザイン:近岡直
- 美術監督:渡辺佳人(KLAS)
- 色彩設定:伴夏代
- 撮影監督:広瀬勝利
- 編集:坂本久美子
- 音楽:田中公平
- 音楽制作:イマジン
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック
- 音響監督:高寺たけし
- 音響制作/録音スタジオ:HALF H・P STUDIO
- 音響制作担当:浦狩裕樹
- 音響効果:蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
- サウンドミキサー:内田直継
- サウンドエディター:山後茜
- 番組担当:山川典夫(テレビ東京)
- 番組宣伝:石井真知子(テレビ東京)→内海賢朗(テレビ東京)、飯田尚史(ジェネオンエンタテインメント)、関谷博
- 企画協力:浅田貴典(「週刊少年ジャンプ」編集部)、尾石尚則(読売広告社)
- アシスタントプロデューサー:篠崎真哉
- プロデューサー:大好誠(集英社)、中山信宏(ジェネオンエンタテインメント)、池田慎一(読売広告社)、米桝博之(樹想社)
- アニメーションプロデューサー:千野孝敏(XEBEC)、西沢正智(XEBEC)
- ゼネラルプロデューサー:渡辺直樹(集英社)、川瀬浩平(ジェネオンエンタテインメント)
- 監督:加戸誉夫
- 制作:XEBEC
- 製作:武装錬金製作委員会(集英社・ジェネオンエンタテインメント・読売広告社)
- 著作:(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「真赤な誓い」(2話~26話)
- 歌:福山芳樹/作詞:福山恭子/作・編曲:福山芳樹
- 構成上の理由のため、テレビ放映第1話ではオープニングテーマがつかなかった。
- 第23話では本編中に岡倉がイントロを口ずさんでいる。
- 最終話では挿入歌としても使用。
- 前期エンディングテーマ「ホシアカリ」(1~14話、26話)
- 歌:樹海/作詞:Manami Watanabe/作曲:Yoshiaki Dewa/編曲:Yoshiaki Dewa、Zentaro Watanabe
- 第25話では挿入歌として使用。
- 第14話までのEDで流れているものは歌詞の1番と2番が組み合わされたものとなっている。第25話で挿入歌として使われたものが実際の1番(の一部)である。
- 最終話のエンディングテロップにはこの曲の歌詞の一部が使われた。
- 後期エンディングテーマ「愛しき世界」(15話~25話)
- 歌:加々美亜矢/作詞:加々美亜矢/作・編曲:澤口和彦
- 第15話からのOAなのは、第13話と第14話が2本立てで放映されたため。
- パピヨンを全面的にヒューチャーしたEDアニメであるため、新EDに変わった際、視聴者や柚木涼香に衝撃を与えた。
[編集] サブタイトル
- 第1話「新しい命」
- 第2話「ホムンクルスの正体」
- 第3話「キミは少し強くなった」
- 第4話「もう一つの新しい命」
- 第5話「守るべき人のために」
- 第6話「黒死の蝶」
- 第7話「もし君が偽善と疑うのなら」
- 第8話「寄宿舎の夜」
- 第9話「早坂姉弟」
- 第10話「君と俺は相性がいい」
- 第11話「死が二人を別つまで」
- 第12話「カーニバル」
- 第13話「死の胎動」
- 第14話「キミは誰だ?」(1時間スペシャルとして13話と連続放送)
- 第15話「中間の存在」
- 第16話「新たなる力」
- 第17話「夜が明けたら」
- 第18話「逃避行」
- 第19話「君さえ守れれば」
- 第20話「想いと力を込めて」
- 第21話「GONE INTO FLAME」
- 第22話「決断を要す」
- 第23話「BOY MEETS BATTLE GIRL」
- 第24話「キミが死ぬ時が私が死ぬ時」
- 第25話「代わりなどいない」
- 第26話「ピリオド」
[編集] 原作とアニメの相違点
ストーリー&設定の違いを載せる。
- モザイク表現、目潰しなどの暴力・残虐描写は大幅にカットされている。斗貴子の目潰しは花房に対しての一回だけ。
- 原作でシリアスなシーンに入りがちだったギャグは大幅にカットされている。
- 原作とアニメで服装が違う場面がある(カズキとブラボーの訓練時の2人の格好・再殺部隊に追われている時の斗貴子の服装など)。
- 銀成学園の生徒腕章のデザインが微妙に異なっている。
- 巳田がカズキに罰当番を与えるシーンは変更。これは体罰でなくとも教師が生徒に罰を与える描写はNGという最近のアニメの方針である(黒崎薫のブログより)。
- アニメにおいて、カズキが初めて武装錬金を使ったのは猿渡戦。巳田戦の時点では武装錬金を使わず、斗貴子が1人で倒している。
- まひろの性格が統一され、アニメ初期からカズキ似になっている。
- 次郎が攻爵を殴るシーンが追加。
- ファーストフード店「ロッテリや」は「ウマカバーガー」に名前が変更。
- 若宮千里が神経衰弱好きという設定が追加。
- パピヨンのマスクおよびスーツの山吹色の部分が紫に変更。(最終回で蝶人パピヨンとなった際には山吹色になっている)
- 陣内は原作では黒髪だが、アニメでは金髪。
- ブラボーがカズキに行う柔軟がバックブリーカー以外にオクトパスホールド、巴投げが追加。
- カズキが2-Bクラス委員という設定が描写されず、桜花と初めて出会う場面が変更。
- 斗貴子とまひろ、早坂桜花がそれぞれの家族について語り合う場面の場所が喫茶店から女湯に変更。三人の入浴シーンが追加された(原作でもやりたかったが和月氏の意向で出来なかったのでそのリベンジ、と黒崎氏のブログにてコメント)。
- まひろが地震速報を見るためにテレビのチャンネルを変えた際、テレビに単行本の10巻の読切、『エンバーミング-DEAD BODY and BRIDE-』の主人公ジョン・ドゥが友情出演。しかし、静止画のみだった。
- 早坂姉弟の過去は全編にわたって秋水のモノローグで語られ、真由美の死体が崩れて蝿がたかるシーンはカット、実の両親が早坂姉弟を拒絶するシーンもなく引き取りを拒否された事実のみ語っている。アニメでは早坂真由美の名前は出ず、キャスト名では「母」とだけ書かれている。
- 千里が錯乱するのは震洋の放送が引き金になっている。
- アリスインワンダーランドのデザインがパピヨンのニアデスハピネスとデザイン・色が全く同じになっている。(ただし光輝く事で一応の差別化はなされている)
- ヴィクターとの初戦でカズキと斗貴子が同時に攻撃を仕掛けている。また、斗貴子がヴィクターを「裏切りの戦士」と呼んでいないので錬金戦団の裏切りに関しては全く言及なし。
- ヴィクターの武装錬金「フェイタルアトラクション」のデザインが最初から後期デザイン。
- 原作では省略されたブラボーvsムーンフェイス戦の詳細が明らかにされた。
- ムーンフェイスがヴィクターについても聴取される事が言及され、またムーンフェイスの再起を示唆する台詞はカット。
- 15話(海に来た直後のシーン)で大浜が出べそでなくなっている(岡倉に変更した為)、しかし16話(縦に並んでのサーフィン)ではまた出べそになっている。
- 剛太の言動が統一され、初登場時も斗貴子に対して敬語を使っている(その後も敬語を使う場面が多い)。
- 旅館での食事シーン・入浴シーン・花火で遊ぶシーンが追加。
- カズキとブラボーが互いに別れを告げるシーンとブラボーがカズキを倒す直前のシーンでの台詞が変更(元ネタが装甲騎兵ボトムズのOPテーマ「炎のさだめ」の歌詞の一節であるためか?)。
- 17話でカズキが海に沈んでいる状態で無意識にエネルギードレインをしており、アニメではこれを頼りに海から引き上げた。引き上げたカズキを人工呼吸しようとするシーンがカットされている。また、剛太がカズキを起こすために斗貴子と共にエネルギードレインされた。それに伴い、カズキと斗貴子の一心同体の誓いの場面で剛太がそれを見ている描写が原作と異なる。
- ブラボーと火渡の対談のシーンで、火渡が「炎」に座っていない。また千歳が現れないため、赤銅島事件についての話はカットされている。
- 原作ではブラボーは火渡のサポート役として再殺部隊に同行するが、アニメでは火渡に本部に帰還しろと言われている。
- 原作では剛太は火渡との面識がなかったが、アニメでは最初から面識がある。
- 再殺部隊として集合したのが戦部と根来の2人だけになっている。それに伴い、原作でのこの時点の他の再殺部隊メンバーの台詞の一部を2人が喋っている。
- 戦部が火渡に対して剛太の抹殺を反対する場面がある。
- ブラボーがカズキの再殺に失敗した事で戦団上層部に尋問される場面が描かれ、千歳がブラボーを弁護し、それを聞き入れた照星が最高責任者としてブラボーを不問にするという形で登場した。その為、千歳との会話が、先述の火渡の対談シーンから、会議が終わった後に変更されている。
- 再殺部隊が火渡・戦部・根来の3人に変更された影響で、カズキ達の外国人墓地までの動向、パピヨンの行動及び戦部との戦闘の場所等が大きく変更されている(カズキ・剛太対犬飼、斗貴子対円山は完全にカット)。
- 再殺部隊と別に、千歳を中心としたヴィクター捜索隊が結成され、隊員に犬飼・円山・毒島に加え秋水が招集された。
- 円山の武装錬金バブルケイジの特性が変わっている(身長を15cm吹き飛ばす→爆発すればするほどに爆弾が増殖される)
- フェイタルアトラクションの特性の発覚は原作よりも早い。
- パピヨンと戦部の戦闘で、戦闘の間にパピヨンの一時撤退が省かれており、戦部が服を着直す事もない。
- 戦部の狂気性(ホムンクルスの捕食)は描かれていない。
- この時点で根来は剛太と戦っているので、パピヨンと戦部の戦闘後に根来が奇襲を仕掛けていない。そのため、パピヨンは戦部にカズキ達の目的地を聞き出している。
- 斗貴子対円山の戦闘が発生していないため、剛太が「デバガメ」呼ばわりされない(根来に襲われた際、斗貴子は服を着ている)。また、エンゼル御前の活躍は全てカット。
- 潜水艦の武装錬金「ディーププレッシング」が原作に比べ奮戦している(原作では登場直後にヴィクターに破壊されている)。
- とある島で、ヴィクター捜索隊が、ヴィクターと戦っているシーンが追加(アニメオリジナルシーン)。
- ニュートンアップル女学院への潜入が夕刻になり、校内で人に出会うことが無い(その為女学院に於けるギャグは全てカット)。この影響でアレキサンドリア・ヴィクトリア母娘との出会いも変更された(アレキサンドリアの武装錬金ルリヲヘッドは単にヴィクトリアに会わせるための誘導役として現れ、ヴィクトリアは当初から人間型ホムンクルスとして登場)。
- カズキと斗貴子が一時的に銀成学園に戻ってきた後でカズキ達が遊園地へ遊びに行く場面が追加。そのため、カズキと斗貴子が結ばれる場面は昼間ではなく夕暮れ時に変更。
- 遊園地に行くまでの道のりでカズキと斗貴子がお互いの過去を語る場面が追加。
- 秋水が火渡からカズキが再殺対象になっている事を聞かされる場面が追加された。
- カズキが行方不明になった事をまひろ達にブラボーが伝えている場面が追加された。
- 入院している斗貴子を見舞に桜花と御前が来ている場面で秋水も一緒に来ている(何故か制服ではなく胴着で)。
- 斗貴子の前からカズキがいなくなった後、カズキの代わりにパピヨンと決着をつけにいくまでの間の斗貴子や岡倉達の心情と月日の移ろいが描かれた。
- 斗貴子がパピヨンとの決着へ向かう際のニュートンアップル女学院制服への着替えシーンで斗貴子のノーパンノーブラ疑惑が持ち上がった。
- パピヨンとの決着を付けに行く斗貴子の前に剛太・桜花・秋水・御前が駆けつける場面が追加された。
- 斗貴子達とパピヨン製ホムンクルス達の激突シーンで原作では明確に剛太達がパピヨン製ホムンクルスを倒した描写はなされていないが、アニメ版では後述の量産型クローンが登場するため瞬殺している。
- 巳田と猿渡のクローンが量産されている。また最終話ではホムンクルスが月へ渡るシーンでは金城、陣内、太、細も(恐らくはクローン体で)復活している。
- 斗貴子がパピヨンの元へ先走ろうとしないため、パピヨン製ホムンクルス達との戦闘で桜花達がパピヨンの元へ行かせようとするのは剛太ではなく斗貴子になっている(剛太は後から駆けつけるのは原作と同じ)。
- カズキとヴィクターは月についてから一ヶ月間、ずっと戦っていた(原作では月に到着した直後、カズキはヴィクターに気絶させられた)。その為、ヴィクターがサンライトハート改を使ったのではなくカズキの攻撃をわざと受け流して光を増幅させたという事になっている。
- バスターバロン発進の際、エアリアルオペレーターのゴーグルに透けて毒島の素顔が見えている。
- カズキと斗貴子の宇宙抱擁が原作ではイメージと言う事で2人とも制服だったが、アニメでは裸に。これは原作では黒崎薫が提案したが没となった案である。
- カズキと斗貴子のウェディングはあくまで『武装錬金ピリオド』の表紙でストーリーには関わらないためか、カット。ファンからは残念がられている。
- 最終話エンディングで『武装錬金アフター』の内容が流れているが、その中で毒島が自らガスマスクを外して素顔を出す姿が描かれている。
[編集] 放送局
放送区分 | 放送局 | 放送開始 | 放送曜日/放送時間 |
---|---|---|---|
テレビ東京系 | テレビ東京 | 2006年10月4日~ | 水曜 25:00~25:30 |
テレビ大阪 | 水曜 25:30~26:00 | ||
テレビ愛知 | 水曜 25:28~25:58 | ||
テレビせとうち | 2006年10月11日~ | 水曜 25:58~26:28 | |
TVQ九州放送 | 2006年10月8日~ | 日曜 26:45~27:15 | |
テレビ北海道 | 2006年10月9日~ | 月曜 25:30~26:00 |
[編集] DVD
DVDは全9巻。一巻のみ2話、他は3話収録されている。
映像特典として「まひろの武装錬金講座」、音声特典としてオーディオコメンタリーが収録されている。
- 2007年1月25日 オーディオコメンタリー - 第1話、福山潤・柚木涼香
- 2007年2月23日 オーディオコメンタリー - 第5話、柚木涼香・平野綾
- 2007年3月28日 オーディオコメンタリー - 第6話、福山潤・真殿光昭
[編集] 武装錬金オリジナル・サウンドトラック
2007年1月25日発売。発売時期の関係などから収録されていないBGMもある。
[編集] 武装錬金EXPERT-CD
それぞれミニドラマとキャラクターソング、オリジナル・サウンドトラックに収録されなかったBGMが収録されている。
- 武装錬金EXPERT-CD1 2007/3/28発売
- 武装錬金EXPERT-CD2 2007/5/25発売
[編集] 武装錬金RADIO
武装錬金ドットコムにおいて配信されているネットラジオ。
旧シリーズ
毎回20分弱。アフレコ終了後に収録されている。初回17MB程度のmp3であったが、#2では52MBのwavになり、#3においては200MBを超えるwavファイルになった。#3では配信後にURLが変更されるなど、配信方法などが迷走した。#3配信数日後、#2,#3はmp3に圧縮された物に差し替えられ、#4は最初からmp3で配信された。#8で一旦終了した。
提供は武装錬金製作委員会と、武装錬金作中に登場する組織(毎回変化。また、直接登場していない組織になっている事もある)となっており、後者のCMも毎回流れている(#8のみCMなし)。
スタッフが同じためか、柚木涼香がパーソナリティを務めているうたわれるものらじおで宣伝されたり、小山力也がゲストとして来た時に規制音としてうたわれるものらじおで使用されている音が使われたこともあった。
- 2006年12月7日~2006年12月21日配信 提供:ウマカバーガー
- 2006年12月14日~2006年12月28日配信 提供:超常選民同盟
- 2006年12月21日~2007年1月5日配信 ゲスト:江原正士 提供:銀成市防犯課
- 2006年12月28日~2007年1月11日配信 提供:ニュートンアップル女学院
- 2007年1月5日~2007年1月18日配信 ゲスト:真殿光昭 提供:蝶野フィルム
- 2007年1月11日~2007年1月25日配信 ゲスト:平野綾 提供:モツ専門店のモツモツ堂
- 2007年1月18日~2007年2月1日配信 ゲスト:小山力也 提供:銀成市銭湯協会
- 2007年1月25日~2007年2月8日配信 提供:武装錬金を応援してくれる皆様
新シリーズ
こちらはラジオでオーディオコメンタリーという特殊な形となっている。DVD収録のものとは異なる。
- 第一話「新しい命」2007/3/14~2007/4/12配信 出演:風間勇刀/岡倉英之役 近藤孝行/六舛孝二役 園部好德/大浜真史役
- 第三話「キミは少し強くなった」2007/3/22~2007/4/19配信 出演:風間勇刀/岡倉英之役 近藤孝行/六舛孝二役 園部好德/大浜真史役
テレビ東京 水曜25:00枠 | ||
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いぬかみっ! | ながされて藍蘭島 |
[編集] ドラマCD
[編集] 第1弾
2006年5月発行 ISBN 4-08-901143-4
書籍扱い、初回版には特典としてカズキの核鉄型キーホルダーが付属。
ストーリーは完全オリジナルであり、時系列的には原作の第27話の中のエピソードであると思われるが、本編の時系列に無理やり組み込むと多少の矛盾点がある。収録時間52分10秒。
本作オリジナルの武装錬金として、斗貴子のダブルバルキリースカートがある。
[編集] 第2弾
2006年10月発行 ISBN 4-08-901148-5
書籍扱い、初回版には特典としてパピヨンマスクが付属。
「武装錬金アフター」のドラマ化とオリジナルストーリー「エンゼル御前の武装錬金アナザー」(エンゼル御前が進行役を務める「アフター」の後日談)、キャストの自己紹介などの「おまけコーナー」によって構成される。収録時間73分。
[編集] スタッフ
- 原作:和月伸宏(「ジャンプコミックス」刊)
- ストーリー協力:黒崎薫
- 脚本:
- 第1弾 - 中邑武志
- 第2弾 - 下山健人
- 演出:高寺たけし(ハーフ エイチ・ピー スタジオ)
- 音楽:水谷広実・藤沢健至
- ストーリー協力:黒崎薫
- 録音:亀田亮治
- 効果:小山健二(サウンドボックス)
- アシスタントエンジニア:
- 第1弾 - 佐藤寛之(スタジオT&T)
- 第2弾 - 内田直継(スタジオT&T)
- マスタリングエンジニア:小橋幸男(ハートビートレコーディングスタジオ)
- プロデュース:米桝博之(樹想社)
- スタジオ:
- 第1弾 - スタジオT&T
- 第2弾 - ハーフ エイチ・ピー スタジオ
- マスタリングスタジオ:ハートビートレコーディングスタジオ
- 音響制作:ハーフ エイチ・ピー スタジオ
- 音楽制作協力:フィルイン
- 制作協力:樹想社
- 製作:集英社
[編集] 小説
ストーリー協力の黒崎薫によるノベライズ版(ジャンプ j-BOOKS)。小説第2弾の発売も予定されている[1]。
[編集] 武装錬金//
2006年10月発行 ISBN 4-08-703171-3
//(ダブルスラッシュ)とは数字の11に見えるためにつけられた題。カバーも武装錬金11巻に見えるようになっている。物語は「武装錬金アフター」の直後から始まり、コミックス10巻から続く内容になっている。
[編集] ゲーム
プレイステーション2用ソフト『武装錬金 ようこそパピヨンパークへ』(マーベラスインタラクティブ)が2007年6月28日に発売予定。ジャンルは3D“核鉄”アクション。
ストーリーはヴィクター戦後のオリジナルストーリー。
武藤カズキ、津村斗貴子、パピヨンの3人の他、ゲームオリジナルキャラクター・ソウヤ、の登場が決定している。
[編集] 備考
この作品では週刊少年ジャンプ連載作品やアメリカンコミック、あるいは作者自身の過去の連載作品からのセルフパロディが豊富に用いられている。また武装錬金や主要登場人物の名前などにも多くの引用・もじりが見られる。単行本掲載のライナーノートではその部分が語られているために、単行本を読むことでこの作品の豆知識を楽しむことができる。
本作の連載中に、錬金術という概念を扱った他の漫画の読者(あるいは、アニメの視聴者)が、錬金術という用語・概念そのものが、その作品の作者独自の発案したアイデアと勘違いし、武装錬金を剽窃だとして作者の和月氏の元にクレームが多数送りつけられたことがあると単行本のライナーノートに記載されている。名指しはしていないが、時期的にはアニメ版の『鋼の錬金術師』の視聴者だと思われる。和月自身は「最近のアニメやゲームには詳しくない」と他作品の影響という指摘を否定し、また『鋼の錬金術師』の作者である荒川弘は本作の第1話を読んだ際に「やっぱり和月先生は上手い」と高く評価している。その後、(黒崎薫のブログによると)和月も『鋼の錬金術師』に対してかなり好意的な評価を示している。
本作の主人公とライバルの苗字が「武藤」と「蝶野」であるため、プロレスファンの本作のファンの一部から「次は『橋本』と言うキャラが出るのでは?」と期待されていたが、本作連載中にプロレスラー橋本真也が急逝したため、結局、登場は見送られたようである。
作中にしばしば登場する「ルリヲヘッド」や「再殺部隊」と言った特徴的な言葉は、作者本人が尊敬するミュージシャン大槻ケンヂと、その所属しているロックバンド「筋肉少女帯」からの曲名と歌詞から引用されており、ここで詳しく説明する。
- 『全て燃やして焼き尽くしてやる』
- パピヨンが自ら(蝶野攻爵)を必要としない世界に絶望した際に放った台詞。筋肉少女帯オリジナルアルバム「レティクル座妄想」収録の楽曲「蜘蛛の糸」の歌詞から引用。
- 『ニアデスハピネス』
- 角川ホラー文庫より刊行された大槻ケンヂ著作のホラー小説「ステーシー 少女ゾンビ再殺談」の作中に登場する用語。10代の少女が侵され人肉を食らうゾンビ・ステーシーと化する前兆で、全身に蝶々の鱗粉の様な成分不明の物質が付着する。臨死遊戯状態という漢字が当てられ、パピヨンの台詞「臨死の恍惚」もここから。長田ノオトによる漫画化作品と加藤夏希主演による映画化作品がある。
- 『精神の内側からジグジグと削り殺してやろう』
- バタフライがパピヨンに放った台詞。元ネタは大槻ケンヂの短編小説「のの子の復讐ジグジグ」から。角川文庫「くるぐる使い」収録作品。
- 『再殺』
- 小説「ステーシー」の用語。ゾンビ(ステーシー)と化した少女を葬るには、対象の身体を165以上の肉片に分割しなくてはならない。その事を作中で「再殺」と呼んでいる。
- 『再殺部隊』
- 小説「ステーシー」に登場するゾンビ退治専門の戦闘部隊、及びこの作品と連動して発表された筋肉少女帯オリジナルアルバム「ステーシーの美術」収録の楽曲タイトル「再殺部隊」から。
- 『5100℃の炎』
- 戦士火渡の武装錬金「ブレイズオブグローリー」の瞬間最大火力「5100℃」は筋肉少女帯ベストアルバム「筋少MCAビクター在籍時BEST&CULT」に収録されている楽曲「望みあるとしても(ノゾミ・カナエ・タマエ完結編)」の歌詞に含まれるフレーズ。
- 『ルリヲヘッド』
- 1990年発売の筋肉少女隊オリジナルアルバム「月光蟲(げっこうちゅう)」収録の「風車男ルリヲ」と言う曲のタイトル及び歌詞から引用。ちなみに曲の中で、ルリヲには「首がないんだ」と歌われている。
- 『アンダーグラウンドサーチライト』
- 1998年に行われた大槻ケンヂのソロプロジェクト名「UNDERGROUND SEARCHLIE」より引用。
大槻本人は、トーク・イベントの最中に「最近ジャンプの漫画で使われてるらしいんだけど、少年誌自体を何年も読んでいないので分からない」という旨の発言をしている。