佐呂間町
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佐呂間町(さろまちょう)は、北海道網走支庁管内の常呂郡にある町。
町名の由来は、アイヌ語の「サロ・オマ・ペット」(葦のあるところ)から。
目次 |
[編集] 地理
網走支庁中部に位置。北部はサロマ湖に接する。南部は丘陵地帯。
湖岸に位置するため夏と冬の温度差は比較的少ない。
- 山:
- 河川: 佐呂間別川
- 湖沼: サロマ湖
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)青森県東津軽郡出身の鈴木甚五郎が浜佐呂間に入植する(佐呂間町の開基)。
- 1901年(明治34年)サロマベツ原野殖民地区割設定。
- 1911年(明治44年)4月21日栃木県谷中村民がサロマベツ原野(現栃木地区)へ移住。※足尾鉱毒事件の被災者が入植。
- 1915年(大正4年)4月 二級町村制施行、鐺沸村(とうふつ)となる。
- 1915年(大正4年)11月 常呂村(のちの常呂町、現北見市)へ一部を分割、村名を佐呂間村に改称。
- 1948年(昭和23年)4月 若佐村(現若佐地区)を分村。
- 1950年(昭和25年)11月 下湧別村(現湧別町)の一部を編入。
- 1953年(昭和28年)4月 町へ昇格、佐呂間町となる。
- 1956年(昭和31年)9月 佐呂間町、若佐村廃止。両町村を合わせて新たに佐呂間町が設置される。
- 1971年(昭和46年)4月21日 栃木地区13戸の農家が集まり栃木県知事と県会議長宛に3回目の帰県請願書を提出。
- 1994年(平成6年) 開基100年。
- 2006年(平成18年)11月7日 午後1時20分ごろ、竜巻により佐呂間町若佐で作業用のプレハブ小屋数棟が巻き込まれ、建物とともに飛ばされ下敷きとなった9名が死亡、負傷者23名を出した(北海道佐呂間町竜巻災害参照)。
(時系列は全て、日本標準時)
[編集] 経済
[編集] 産業
サロマ湖沿岸部では漁業が発達、ホタテ、カキの養殖が盛ん。丘陵部では農業(畑作)、酪農、林業が発達。
特産品はカボチャ。
[編集] 立地企業
- 東洋ゴム工業冬期タイヤテストコース(佐呂間町字西富)
- 森永乳業株式会社佐呂間工場
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
- 姉妹都市
- パーマ市 (アメリカ・アラスカ州) w:en:Palmer, Alaska 1980年10月28日締結
[編集] 地域
[編集] 教育
- 中学校
- 佐呂間
- 小学校
- 佐呂間・浜佐呂間・若佐
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
かつては湧網線が通っていたが、現在は廃止されている。
[編集] バス
佐呂間駅跡に設けられた佐呂間バスターミナルを中心に運行
網走バス(湧網線廃止代替バス)
佐呂間町営バス
- 若里・富武士・サロマ湖畔・幌岩・浜佐呂間方面
[編集] 道路
- 高速道路
- なし。
- バイパス
- なし。
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道103号留辺蘂浜佐呂間線
- 北海道道655号仁倉端野線
- 北海道道685号計呂地若佐線
- 北海道道858号キムアネップ岬浜佐呂間線
- 北海道道886号知来東線
- 北海道道961号富武士佐呂間線
- 道の駅
- サロマ湖
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 祭事
[編集] 観光
[編集] 関連項目
[編集] 出身有名人
[編集] 外部リンク
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