熊本県民総合運動公園陸上競技場

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熊本県民総合運動公園陸上競技場
KKWING
所在地	熊本県熊本市平山町2776
開場年	年
収容人数	32,000人
フィールド	長さ 107 m × 幅 70 m
使用チーム	ロッソ熊本（JFL）
アクセス

熊本県民総合運動公園陸上競技場（くまもとけんみんそうごううんどうこうえん・りくじょうきょうぎじょう）は、熊本県熊本市平山町の熊本県民総合運動公園内にある陸上競技場。球技場などとしても使用される多目的スタジアムである。愛称KKWING（ケー・ケー・ウイング）。JFL・ロッソ熊本がホームスタジアムのひとつとして使用している。施設は熊本県が所有し、熊本県スポーツ振興財団が指定管理者として運営管理を行っている。

目次 1 歴史 2 施設概要 3 サッカー日本代表戦開催実績 4 ジャパンラグビートップリーグ開催実績 5 外部リンク

[編集] 歴史

1999年に開かれた国民体育大会（くまもと未来国体）の主会場として建設された、日本陸上競技連盟第1種公認競技場である。愛称「KKWING」は地元出身のマラソン選手・金栗四三をはじめ、「九州」「熊本」のイニシャルからとった「KK」と、スタンドの屋根が鳥の羽根をイメージした「WING」から合成した造語である。

2001年には、ひのくに新世紀総体（インターハイ）の総合開会式ならびに陸上競技の試合がこの陸上競技場で開催された。なお、熊本県の夏は非常に暑く、この競技場も例外ではなかった。競技場内気温は連日37℃前後に、トラック表面温度は50℃前後にまで上昇した。

2004年9月26日にJリーグ1部・大分トリニータ対名古屋グランパスエイト戦が開催されたが、後半3分に雷雨のため中止となった（代替試合は11月10日、九州石油ドームで開催された）。この時にパークドーム熊本南側の駐車場が冠水し、停めてあった車約150台が動かなくなった。ところがこの駐車場はもともと洪水を防ぐために雨水を一時的にためる貯水池だったことから、後日大分の補償問題にまで発展する騒ぎとなった。

2002 FIFAワールドカップではベルギー代表チームのキャンプ地となったが、2005年には浦和レッズのキャンプ地となった。浦和は当初タイでキャンプを行う予定だったものの、当時タイ国内で鳥インフルエンザが流行しており、しかもキャンプ時に使用予定だった競技場の状態が悪かったことから代替地を探していたところ、前年に大分トリニータとのアウェー戦の前に熊本でミニ合宿を行ったところ選手のコンディションが最高の状態でゲームに臨めたことから、白羽の矢が立ったものである。
これ以前にも横浜F・マリノス（2002年）やジェフ市原（2003年）などのキャンプ地になっていたが、競技場の場所が市街地から遠く交通の便もあまり良くないことから、定着するチームが出るまでには至っていない。なお2006年はコンサドーレ札幌がキャンプを行った。

また2005年11月には、北朝鮮で開催が予定されていたAFCユース選手権予選（N組）が代替開催された。

[編集] 施設概要

• 日本陸上競技連盟第1種公認
• 収容人員 約30000人
• メインとバックスタンドに屋根が架設されている
• 照明設備：鉄塔4基
• 大型映像装置
• トラック9レーン、天然芝ピッチ

[編集] サッカー日本代表戦開催実績

日時	年代	勝敗	スコア	相手	備考
2005年5月11日	U-20	○	1-0	カメルーン
2005年11月23日	U-18	○	5-0	チャイニーズ・タイペイ	AFCユース選手権予選
2005年11月27日	U-18	○	1-0	北朝鮮	AFCユース選手権予選
2006年5月7日	女子	●	1-3	アメリカ
2007年2月21日	U-22	△	0-0	アメリカ	キリンチャレンジカップ2007

[編集] ジャパンラグビートップリーグ開催実績

※太字が勝利チーム

日時	ホーム	スコア	アウェー
2004年10月31日	サントリーサンゴリアス	19-27	NECグリーンロケッツ
2005年12月11日	福岡サニックスブルース	10-48	サントリーサンゴリアス
2006年12月3日	コカ・コーラウエストレッドスパークス	10-43	サントリーサンゴリアス
	福岡サニックスブルース	13-7	NECグリーンロケッツ

[編集] 外部リンク

• 熊本県スポーツ振興財団