玉川上水駅
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玉川上水駅(たまがわじょうすいえき)は、東京都立川市幸町6丁目36番地の1(西武)、東京都東大和市桜が丘4丁目19番地(多摩都市モノレール)にある西武鉄道と多摩都市モノレールの駅である。また国営昭和記念公園への最寄り駅のうちの一つでもある。
多摩都市モノレールの駅は立川市と東大和市とに跨って所在している。
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[編集] 駅名の由来
駅の南口すぐのところを玉川上水が流れていることによる。(玉川上水に架かる清願院橋自体が駅前広場の役割を果たしている。)
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 西武鉄道
- 多摩都市モノレール
[編集] 駅構造
1998年(平成10年)に多摩都市モノレール開業及び駅脇の芋窪街道が踏み切り横断による慢性的な渋滞であったのを緩和させる為に道路をアンダーパスさせた事に従い、拝島線の大幅な駅舎立て替えが実施され、駅ホームを西側(武蔵砂川駅)へ移動させた。駅舎立て替え前は井荻駅同様、ホームから駅舎への連絡専用踏切があったが、踏切事故防止のためや、橋上駅舎となり階段・エスカレーター・エレベーター設置となったため、廃止された。また、以前は立川市側に主要改札口(南口)があり、朝の通勤通学時間のみ東大和側の臨時改札口であったが、東大和市側に都市公団や都営住宅建設に伴い駅前ロータリーを整備したことで主要改札口が東大和市側(北口)になった。
[編集] 西武拝島線
2面3線の島式ホーム 2番と3番は同一ホーム
- のりば
- ■拝島方面
- ■拝島方面(主に当駅止まりの列車で使用)
- ■小平・(新宿線直通)西武新宿方面(主に当駅始発の列車で使用)
- ■小平・(新宿線直通)西武新宿方面
[編集] 多摩都市モノレール線
2面2線の相対式ホーム
- のりば
1 | ■多摩モノレール線 | 上北台方面 |
---|---|---|
2 | ■多摩モノレール線 | 立川北・高幡不動・多摩センター方面 |
[編集] 駅周辺
- 立川市と東大和市との境にある。また、武蔵村山市の南東端も、目と鼻の先である。
- 北口は、北方には団地が広がっている。
- 駅周辺に学校施設が多く点在し、駅東側に東京都立東大和南高等学校と東京都立北多摩看護専門学校、西側に国立音楽大学と拓殖大学第一高等学校、東京都立上水高等学校(旧東京都立武蔵村山東高等学校)の5校がある。
- 同じく北口のそばには、立正佼成会付属佼成霊園がある。
- 南口は玉川上水に面しており、両岸に整備されている緑道を散策したり、ジョギングを楽しむ人が多い。
- 玉川上水はここから300m程下流にある東京都水道局小平監視所で水道としての役割を終えており、それより下流は公園として整備されている。小平監視所直下にある上水小橋は玉川上水で唯一水辺に下りて行けるところである。
- 北口から小平・西武新宿方面に東京都立東大和療育センターがある。
- 南口そばに、立川バス上水営業所がある。
- 玉川上水車両基地が近くにあり始発着駅になっている。
[編集] 路線バス
[編集] 玉川上水駅
- 村山団地行(始発)<立川バス>
- 芋窪行(平日朝2本)<立川バス>
- ダイヤモンドシティ行(始発)<立川バス>
- 武蔵砂川駅行<MMシャトル(武蔵村山市内循環)>
- ダイヤモンドシティ行<MMシャトル(武蔵村山市内循環)>
- 玉川上水駅循環(東大和市駅先回りと東大和病院先回りがある)<西武バス>
- 東大和市駅行<西武バス>
[編集] 玉川上水駅南口
- 立川駅北口行(始発)<立川バス>
- 立川競輪場(開催時臨時)<立川バス>
- <夜行バス>京都・大阪行<南海バス>
- <夜行バス>神戸三宮・舞子行<立川バス・山陽バス>
- <高速バス>成田空港着(到着のみ、始発は近くの上水営業所から)<立川バス・成田空港交通・東京空港交通>
- 応現院行き臨時急行(始発)<立川バス>
[編集] 玉川上水駅入口
- 立川駅北口行<立川バス>
- 村山団地行(始発)<立川バス>
- 芋窪行(平日朝2本)<立川バス>
- ダイヤモンドシティ行(始発)<立川バス>
- 武蔵砂川駅行<MMシャトル(武蔵村山市内循環)>
- ダイヤモンドシティ行<MMシャトル(武蔵村山市内循環)>
[編集] 隣の駅
[編集] 利用状況
1日あたりの平均乗降客数
- 西武鉄道
- 2004年度:34,259人
- 2005年度:34,608人(西武鉄道全92駅中27位)
西武鉄道の支線の途中駅としては最多。
- 多摩都市モノレール
- 2004年度:8,556人
- 2005年度:8,652人