西出雲駅
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西出雲駅(にしいずもえき)は、島根県出雲市知井宮町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。しばしば近くの高校の生徒(出雲西高インターアクトクラブ)が駅清掃のボランティアをしている。
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[編集] 駅構造
島式1面2線のホームを持つ無人駅。このほかにもう1つ着発線があるが回送列車待機用でプラットホームはない。
線路は、東西方向直線に延びており、北寄りから
- 1番のりば=上り本線
- 2番のりば=下り本線兼上り副本線
- 3番着発線=上下副本線・旅客ホーム無し
となっている。
なお、1番のりばの出雲市駅方向に、工事用車両を留置するための材料線と安全側線が設けられている。 幡生方に出雲鉄道部出雲車両支部がある。このため、伯備線から続いている電化区間は本線上は西出雲駅までだが、実際は出雲鉄道部出雲車両支部まで電化架線が続いている。
[編集] 駅周辺
- 北口
- 南口
- 出雲ゆうプラザ
- 出雲地ビールレストラン
- しまね花の郷(徒歩10分)
[編集] 利用状況
1日平均の乗車人員は213人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)11月21日 - 国鉄の知井宮駅(ちいみやえき)として開業。客貨取扱を開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月18日 - 西出雲駅に改称。
[編集] 隣の駅
[編集] その他
西出雲駅の客扱い列車は多くが気動車となっている。電車は上り当駅始発一番列車及び昼間のと同じく下り当駅どまりの昼間のと最終列車の各1本ずつの普通列車だけが客扱いするのみで、ほかはすべて回送列車となっている。なお、2006年3月18日のダイヤ改正で気動車列車の回送列車の一部を客扱いする様になった。 なお1987年10月から1988年3月までの一時期、出雲市行き寝台特急「出雲3号」は出雲市到着後、そのまま普通列車として知井宮まで運転されていた時期があった。特急が普通列車に格下げして運行する例は全国各地に見られるが、寝台特急を普通に格下げして運転されていた例はおそらくここだけだと思われる。