東松江駅 (島根県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東松江駅(ひがしまつええき)は、島根県松江市八幡町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である東松江オフレールステーション(東松江ORS)を併設する。
目次 |
[編集] 駅構造
単式1面1線・島式1面2線の合計2面3線のホームを持つ地上駅。
[編集] 東松江オフレールステーション
JR貨物の貨物駅で、旅客駅の東側にある。なお、正式名称は東松江駅のままである。
- 取扱貨物は、コンテナ貨物。12ftコンテナのみを取り扱う。
- 貨物列車の発着はなく、米子駅との間にトラック便が1日1.5往復(当駅発が2本)設定されている。
- 1面のコンテナホーム、2本のコンテナ荷役線を有する。コンテナホームのみ、コンテナ置場として使用されている。
- 1996年より貨物列車の発着がない自動車代行駅になり、その後2006年の貨物駅の名称整理の際にORSの名称を使用するようになった。
[編集] 駅周辺
- 出雲国分寺跡
- 国道9号
[編集] 利用状況
1日平均の乗車人員は87人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1908年(明治41年)11月8日 - 国鉄の馬潟駅として開業(安来駅~松江駅間の開通と同時)。客貨取扱を開始。
- 1930年(昭和5年)4月1日 - 貨物支線 当駅~馬潟港駅間が開通。
- 1961年(昭和36年)9月23日 - 貨物取扱を廃止。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 東松江駅に改称。同時に貨物取扱を再開(松江駅の貨物取扱業務を移管)。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 貨物支線 当駅~馬潟港駅間が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 貨物列車の設定廃止。自動車代行駅となる。
- 2006年(平成18年)4月1日 - JR貨物東松江駅が東松江オフレールステーションの名称を使用開始。