西村麻聡
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西村 麻聡(にしむら まさとし、 1958年8月30日 - )は、ベーシスト、ミュージシャン、作曲家、アレンジャー、サウンド・プロデューサー。佐賀県生まれ。血液型はA型。
本名、西村昌敏(にしむらまさとし)。初期は本名にて活動。
[編集] 来歴
小学校5年のとき、親戚の家で映画「ひまわり」サントラを聞いたのがきっかけで音楽にのめりこむようになり、12歳のときビートルズの映画「LET IT BE」を見てバンドに憧れる。
中学生時代に入部した吹奏楽部で、ウッド・ベースを弾かないかと言われベースに触れる。佐賀県立佐賀東高等学校在学中に、周りのバンド仲間のレベルに限界を感じ、さらに上を目指すべく中退し上京。 上京後、キーボードを購入し、曲作りに没頭するようになり、19歳頃からプロ活動を開始し、数多くのセッションに参加するようになる。
1980年、元チューリップのドラマー:上田雅俊が中心となって結成した、TONY のメンバーとしてメジャーデビュー。(1982年5月解散) 解散後は、セッション、スタジオミュージシャンとしての活動の傍ら、作曲家、アレンジャーとして数多くのアーティストに楽曲提供、レーディング参加する。 1983年に亜蘭知子のアルバム「浮遊空間」をプロデュース、ほぼ全曲打ち込みのドラムを使いテクノロック調のサウンドを作り出して話題に。 1984年に元YMO:細野晴臣と野中英紀を中心に結成された音楽ユニットF.O.E (Friends of Earth) にも参加。
1985年、北島健二、山田亘と FENCE OF DEFENSE を結成。ベースだけでなく、シンセサイザー、ボーカルも担当。1987年6月21日、EPICソニーより、アルバム『FENCE OF DEFENSE』、シングル『フェイシア』でデビュー。そのほとんどの楽曲を作曲。一部、作詞も手がける。
1999年よりバンドは4年間の活動休止に入り、その間、楽曲提供、アレンジ、アーティスト・プロデュース等、スタジオワークを中心に積極的に活動。映画「黄龍-イエロードラゴン」 「自殺マニュアル」「キル・鬼ごっこ」、プレイステーション・ソフト「それいけ×ココロジー」などのサウンドトラックも手掛ける。
2003年にF.O.Dの活動を再開し、2006年にはアルバム『hot dogs 2』をリリースした。
その傍ら、ソロとしてのCDリリースやライブ活動、matC名義でのアルバムのリリース、トランス・ユニット"R.A.M."など多岐に渡る活動を精力的に行い、主なライブイベントとしては、80年代活躍したアーティストを集め、各々のヒット曲をジャズ調にアレンジしたライブ「Pop Meets Jazz」というイベントを2ヶ月おきに開催している。
[編集] ディスコグラフィ
DUSTRAX RECORDS(インディーズレーベル)より
- juvinola(マキシシングル)
- 夢唄-初夏(ミニアルバム)
- nostalgia(ミニアルバム)
- retro flex(アルバム)
- matC 2/sonic resort(アルバム)
[編集] 外部リンク
- ex*T integral web公式サイト
- FOD.NETFENCE OF DEFENSE オフィシャルサイト
- ram-misic.netR.A.M.公式サイト