Get Wild
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Get Wild | ||
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TM NETWORK の シングル | ||
リリース | 1987年4月8日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | EPIC・ソニーレコード | |
プロデュース | 小室哲哉 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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TM NETWORK 年表 | ||
Self Control (方舟に曳かれて) (1987年) |
Get Wild (1987年) |
Kiss You (世界は宇宙と恋に落ちる) (1987年) |
Get Wild(ゲット ワイルド)はTM NETWORKのシングル。あるいは、同シングルに収録された曲。
[編集] 内容
オリコン最高順位9位、売り上げ枚数231,000枚(出荷枚数50万枚)。言わずとしれたTM NETWORKの代表曲でもあり、読売テレビ系アニメ「CITY HUNTER」のエンディング・テーマとしても使われた。 この曲で、ザ・ベストテンのスポットライトのコーナーに初登場し、グランドピアノの自動演奏を披露するなどした。夜のヒットスタジオに出演した際、シンセサイザーをはじめとする電子楽器をずらりと並べた姿を、当時の司会者であった古舘伊知郎に「歌う日米半導体摩擦」と形容された。
C/Wの「Fighting」はアルバム『Self Control』からのカット曲であり、やはり「CITY HUNTER」で挿入歌として使われている。
楽曲としての「Get Wild」のオリジナルバージョンは、サビのメロディーをなぞるエレクトリックピアノのイントロから静かに始まり、その後、ディストーションギターやドラムが入り、激しさを増した後、リフレインの前の間奏で転調し、再びサビのメロディーをなぞるエレクトリックピアノのソロが入り、リフレインの後、フェードアウトする。「静→動→静→動」と移り変わるアレンジが印象的である。宇多田ヒカルは幼少の頃にリアルタイムでこの曲を聴き、最も好きな邦楽楽曲に挙げている(本人のWEB日記で告白)。 後に小室哲哉が雑誌「サウンド&レコーディング・マガジン」のインタビューで語ったところによれば、このオリジナルバージョンのドラムは打ち込みでは出せないタイム感を出すために、ドラムトリガーを使って山木秀夫が叩いている。1987年当時日本ではまだ未定着であったユーロビートサウンドを見据えて、バスドラムの四つ打ちを強調する(踊れる意識をリスナーに持たせるという意味合い)ため、スネアドラムは一切使われていない。
1999年にはC/Wを「Be Together」に変更し、マキシシングルとして再リリースされている。
[編集] アレンジ・リミックスなど
またこの曲は非常に多くのアレンジ、リミックスが出ている。 1989年にアルバム『DRESS』のリードシングルとして「GET WILD '89」がリリースされた。1999年7月の再結成時には、『GET WILD DECADE RUN』というセルフカヴァーもリリースされている。 2005年11月2日小室哲哉のプロデュースにより玉置成実にカバーされた「Get Wild」が発売された。
また、1992年9月23日に発表された、デイヴ・ロジャースによる逆カバーアルバム「TMNソング・ミーツ・ディスコ・スタイル」に収録されている「Get Wild」は、全編英詩である。1993年には「ゲット・ワイルド・ミーツ・テクノ・スタイル」の中で別バージョンとして発売されている。
またコナミの音楽ゲーム・ポップンミュージック13カーニバルから曲名名義で収録されている。歌手はNMRこと前田尚紀。
[編集] 収録曲
- Get Wild
- Fighting
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