西武台高等学校
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西武台高等学校 | |
設置・運営 | 学校法人武陽学園 |
創立 | 1980年 |
学校長 | 吉澤 勇 |
所在地 | 〒352-8508 埼玉県新座市中野2-9-1 |
電話番号 | 048-481-1701(代表) |
外部リンク | 公式サイト |
西武台高等学校(せいぶだいこうとうがっこう)は埼玉県新座市にある私立の高等学校である。設置者は学校法人武陽学園。千葉県野田市にある西武台中学校・西武台千葉高等学校は姉妹校。なお、西武台中学校は西武台千葉高等学校に併設されており、西武台高等学校の併設ではない。また、西武鉄道グループ及び学校法人佐藤文理学園が設置する西武文理大学・西武学園文理中学・高等学校、西武学園文理小学校、西武学園医学技術専門学校、西武文理大学附属調理師専門学校との関連は無い。略称として武台(ぶだい)がよく用いられている。
目次 |
[編集] 沿革
- 昭和55年 9月18日 校舎起工式(創立記念日)
- 昭和56年 3月 3日 学校法人武陽学園設立認可 初代理事長 福永 剛 就任
- 昭和56年 3月 3日 西武台高等学校設置認可 初代校長 福原正芳 就任
- 昭和56年 3月25日 第1期工事 校舎棟完成
- 昭和56年 4月 1日 西武台高等学校開校 校章・校訓制定
- 昭和57年 3月31日 体育館完成
- 昭和57年 4月 8日 校歌制定
- 昭和57年10月20日 生徒会館完成
- 昭和58年 3月30日 第2期工事 校舎棟完成
- 昭和58年 9月18日 校旗制定
- 昭和59年 3月 1日 第1回生卒業
- 昭和60年 4月 8日 第2代理事長 福原正芳 就任
- 昭和60年10月13日 創立5周年記念体育祭
- 昭和62年12月 3日 会議棟完成
- 昭和63年 3月28日 野球部・第60回選抜高等学校野球大会出場
- 昭和63年 6月30日 夜間照明燈完成
- 平成 2年 9月18日 創立10周年記念式典挙行
- 平成 6年 4月8日 第2代校長 渋谷 健 就任 武陽記念館完成
- 平成 7年 8月 8日 サッカー部・全国総合体育大会(鳥取県)準優勝
- 平成 7年10月 9日 創立15周年記念式典挙行
- 平成 8年 4月26日 こぶし館(第2体育館)完成
- 平成 9年 9月 1日 第3代理事長 渋谷 健 就任
- 平成12年10月21日 創立20周年記念式典挙行
- 平成14年 4月 1日 第3代校長 吉澤 勇 就任
- 平成14年 4月25日 第2グラウンド完成
- 平成16年12月30日 サッカー部・第83回全国高校サッカー選手権大会出場
- 平成18年 4月 1日 第4代理事長 西島 昭三 就任
[編集] 教育方針
- 校訓
- 若き日に 豊かに知性を磨き 美しく心情を養い たくましく身体を鍛えよ
- 教育目標
- 知性を磨き、情操を豊かにし、徳性を高め、教養ある人間を育成します。
- 社会に適応する能力を養い、社会正義と平和を実現できる心身強健で個性豊かな人間を育成します。
[編集] 部活動
- 運動部
野球部 男子バレーボール部 女子バレーボール部 サッカー部 男子テニス部 女子テニス部
ソフトテニス部 ソフトボール部 男子ハンドボール部 女子ハンドボール部 陸上競技部
男子バドミントン部 女子バドミントン部 ラグビー部 卓球部 剣道部 柔道部 空手部
新体操部 男子バスケットボール部 女子バスケットボール部 スキー部 ゴルフ部
- 文化部
バトン部 文芸部 茶道部 写真部 吹奏楽部 軽音楽部 演劇部 美術部 書道部 化学部 天文部
- 同好会
園芸同好会 パソコン同好会 ボランティア 家庭科同好会 ヴィジュアル・アーツ 合唱同好会
[編集] 行事
- 西武台高校では毎年文化祭を『武陽祭』と称して行う。例年9月上旬の土日に開催となる。入場には西武台の生徒に配布されるチケットが必要である。チケット1枚で何名でも入場可能。例外として保護者、中学生はチケットなしで構わない。
武陽祭にはテーマが冠され、生徒より募集を募り決定する。テーマの基本スタンスは開催する年々の社会問題を踏まえ高校生の立場からの問題定義である。
- 近年のテーマ
第25回 あなたが主役! ブヨウキング
第24回 先駆け☆至上の園
第23回 ひとりひとりがスーパーマン
第22回 歩歩 -Revolution-
第21回 Make it
- ポスター
高校の文化祭では珍しく絵を使用せず、写真を中心に用いてポスターを製作する。これらの製作は外部業者に委託することなく生徒会を中心とした武陽祭実行委員会が担当し小道具から撮影に至るまで、全て生徒の手で作られている。武陽祭ポスターの評判は高く、毎年力を入れている。(右画像参照)
武陽祭の主な特徴
- 巨大壁画
第22回武陽祭より全校生徒で製作する巨大壁画が開始された。雨に濡れても契れない特殊紙「ユポ紙」を株式会社YUPOの提供の元に行っている。描かれる人物やモチーフはその年に注目ないしは活躍した方を選出する。
第25回 モナ=リザ
第24回 ジーコ(サッカーW杯日本元監督)
第23回 ターミネーター(=アーネルドシュワルドネッガー)
第22回 ジョン・レノン
- エコ容器
武陽祭の模擬店では「エコ容器」を使用している。エコ容器とはさとうきびの搾りかすやケナフを原料とした容器である。従来のものと違い、原料に木材を使用しない。
現在、森林伐採が原因となり地球温暖化など、多くの問題が社会を悩ませている。そこで西武台では2002年度から埼玉県でもいち早くエコ容器を導入している。(この用に統一してエコ容器を使用する試みを始めたのは埼玉県の私立高校では西武台が初)
エコ容器は埋めると土に還り、燃やしてもダイオキシンは排出しない。しかも、紙容器に比べて丈夫である。
- UNICEF
西武台では武陽祭によって得た収益全額をUNICEFに寄付している。更に生徒会ではUNICEFの活動紹介を中心とした展示を製作し、広く活動の理解と促進を主体的に行っている。
予餞会
- 予餞会とは卒業生に対して、在校生が行う餞の会である。西武台高校の予餞会では毎年在校生からのステージを初めとして、各界の著名人を招き講演が行われる。近年では舞の海、角田信朗、野口健、石原良純が来校した。