西田ひかる
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西田 ひかる(にしだ ひかる、1972年8月16日 - )は日本のタレント、女優。元アイドル。本名・衣斐 光(えび ひかる)、旧姓:西田。神奈川県川崎市出身。上智大学比較文化学部卒業。マナセプロダクション所属。
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[編集] 来歴
- 父親の転勤で生後10ヶ月から米カリフォルニア州ロサンゼルスで育つ。
- スティービー・ワンダーの「シークレットライフ」というアルバムの中に、アメリカの大勢の子供が歌った「愛の園」というタイトルの曲があるが、そのコーラスの1人に参加しており、曲紹介において大勢の子供の名前の中に「Hikaru Nishida」として明記され、紹介されている。
- 1985年帰国。
- 1988年ミュージカル『小公子セディ』の全国公演において主役セディを演じ舞台デビュー。
- 同年、『フィフティーン』で歌手デビュー。その後、歌手として数々のシングルを発表し、女優としても映画にドラマにと活躍。1990年代前半の代表的なアイドルであったが、楽曲に恵まれず大ヒットした曲はなかった。尚、事務所としては、所属事務所の大先輩にあたる坂本九の女性版に、との方針で力を入れていた。
- 毎年恒例の誕生パーティーの記者会見では、1990年代は特に恋愛についての話題がお約束であった。「La Festa Mille Miglia 2000」では、2002年に結婚した貿易関係の会社員と出場して話題を呼んだ。ただし、夫は一般人なので、素顔や名前は一切公表していない。
- 現在は夫婦でカリフォルニアに在住し、仕事の度に帰国。『どっちの料理ショー』、『世界ウルルン滞在記』などのバラエティーやCM、ドラマなどを中心にタレントとして活躍している。
- 2006年3月、NTV系『踊る!さんま御殿!!』内で妊娠4ヶ月であることを明らかにし、同年8月18日午後8時(米国時間)、3885グラムの第一子となる男児を出産。
[編集] 賞詞
- 第28回ゴールデン・アロー賞グラフ賞 (1991年2月、日本雑誌協会)
- 第14回日本アカデミー賞新人俳優賞(1991年3月、日本アカデミー賞協会)
- 第8回ベストジーニスト'91(1991年5月、日本ジーンズメーカー協議会)
- 「チューリップの似合う人」第一位(1994年3月、オランダ国際花き球根協会)
- 第24回ベストドレッサー賞受賞(1995年12月、日本メンズファッション協会)
- 第33回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞 及び最優秀新人賞(1996年2月、日本雑誌協会)
[編集] 作品
[編集] シングル
- ぼくらのセディ(1988年)実質上のデビュー曲(事務所では「プレデビュー」という表現を使っている)
- フィフティーン(1988年4月6日)公式上のデビュー曲
- ときめいて(1991年8月7日)
- 生きてるって素晴らしい(1992年7月24日)NHK「西田ひかるの痛快人間伝」テーマ曲
- 涙 止まらない(1993年5月12日)
- きっと愛がある(1994年5月20日)
- 人生変えちゃう夏かもね(1995年3月17日)
- 私のNO.1~You're the only one~(1996年5月2日)
- pure(1998年)
- AS PURE AS…(1999年)
- 空色(2000年)
- ほか
[編集] アルバム
- CLEAR(1988年12月)
- シルエット(1989年12月)
- ときめきのプロローグ(1990年12月)
- Esprit(1991年10月)
- 19 Dreams(1992年8月)
- Sun dance(1993年7月)
- Love Always(1994年8月)
- VERY BEST OF HIKARU(1994年12月)
- A FILE of LIFE(1995年9月)
- SophisticatedやんちゃLady(1995年11月)
- 24 two-four(1996年7月)
- LIVE two-four(1997年1月)
- HIKARU NISHIDA LIVE'97 Hippie Happy Groove!!(1998年3月)
- 幸せのかたち(1998年9月)
- 西田ひかる・BEST(2002年3月)
- Love For All Seasons(2002年5月)
[編集] Video & LD
- Video「P-CAN ISLAND」(1998年10月)
- 1st Concert「真夏のSURPRISE」(Video/1990年10月、LD/同年11月)
- HIKARU NISHIDA 1991 CONCERT「真夏上手」(Video/1991年2月、LD/同年10月)
- 「天使に逢いたい -HIKARU NISHIDA IN LOS ANGELES-」(LD/1991年2月、Video/同年10月)
- NIKARU NISHIDA 1992 CONCERT「真夏上手 Vol.2 LADY」(Video/1992年10月、LD/同年11月)
- Video & LD HIKARU NISHIDA 1994 CONCERT「Love Always」(1994年12月)
- Video & LD HIKARU NISHIDA 1995 CONCERT「SophisticatedやんちゃLady」(1995年11月)
- Video「NISHIDA 1」(1996年9月)
- Video「HIKARU 2」(1996年9月)
- Video & LD HIKARU NISHIDA FALL CONCERT 1996「LIVE two-four」(1997年1月)
- LD HIKARU NISHIDA Live'97「Hippie Happy Groove!!」(1998年3月)
[編集] 出演
[編集] テレビ
[編集] ドラマ
- 連続テレビ小説「青春家族」(1989年4 - 9月、NHK)
- 「いつも誰かに恋してるッ」(1990年1 - 3月、フジテレビ)
- 「パパ!かっこつかないぜ」(1990年7 - 9月、フジテレビ)
- 「いつか誰かと朝帰りッ」(1990年10 - 12月、フジテレビ)
- 「デパート!夏物語」(1991年7 - 9月、大映テレビ、TBS)
- 「パパと呼ばせて!」(1992年1 - 3月、TX)
- 「世にも奇妙な物語」「真夜中のディスクジョッキー」(1991年、フジテレビ)
- 「デパート!秋物語」(1992年10 - 12月、大映テレビ、TBS)
- 「チャンス!」(1993年4 - 6月、フジテレビ)
- 「世にも奇妙な物語」「ふたり」(1994年、フジテレビ)
- 「上を向いて歩こう!」(1994年4 - 6月、フジテレビ)
- 「夏!デパート物語」(1995年7 - 9月、大映テレビ、TBS)
- 木曜ドラマ「外科医 柊又三郎2」(1996年10 - 12月、テレビ朝日)
- 山口放送45周年記念ドラマ「卒業写真」(1997年8月、日本テレビ系)志村由香里役・主演
- 「あした天気に」(1998年9月、NHK)市丸ちづる役・主演
- 「愛ときどき嘘」(1998年4 - 6月、日本テレビ)
- 「デジドラ・ワンシーン」(1998年7月、TX)
- 「もう呼ぶな海!」(1999年2月、日本テレビ)
- 「恋愛結婚の法則」(1999年7 - 9月、フジテレビ)
- 「そして、友だち」(2000年1 - 3月、テレビ朝日)
- 火曜サスペンス劇場「鎖の微笑」(2000年3月、日本テレビ)小暮奈津子・有美子役の一人二役
- 「小学校教師 沢木千太郎事件ノート」(2000年7月、TBS)
- 金曜エンタテイメント「ガーデンデザイナー春川さくら 月下美人の殺意」(2000年12月、フジテレビ)
- 大河ドラマ「北条時宗」(2001年、NHK)北条祝子(時宗の妻)役
- 「歓迎!ダンジキ御一行様」(2001年10月、日本テレビ)
- 火曜サスペンス劇場「六月の花嫁 偽りのドレス」(2004年6月、日本テレビ)新庄久美子役・主演
[編集] バラエティ
- 「鶴ちゃんのプッツン5」(1988年5月 - 1992年3月、NTV)レギュラー
- 「テレビ探偵団」( - 1992年3月、TBS)レギュラー
[編集] その他の番組
- 「西田ひかるの痛快人間伝 -Dashing life story-」(1991年10月 - 1993年、NHK)メインパーソナリティ
- 「青春のポップス」(2000年3月、NHK)司会
[編集] 映画
[編集] 舞台
- 「小公子セディ」(1988年3 - 4月、全国公演)
- セディ役・主演
- 演出:
- 共演:瑳川哲郎、安奈淳ほか
- 脚本:
- 「楽園伝説」(1995年7 - 8月、)
- 「夏の庭」(1997年8月、)
- 「バルセロナ物語」(1998年12月、2000年8 - 9月、全国公演)
- 共演:木の実ナナ、上条恒彦ほか
- 「シラノ・ザ・ミュージカル」(2000年12月 - 2001年1月、)
- 「モーツァルト」(2002年12月)
[編集] 紅白歌合戦
- 「ときめいて」(1991)
- 「生きているって素晴らしい」(1992)
- 「涙止まらない」(1993)
- 「ザッツ・ディズニー・ファンタジー」(1998)
[編集] ラジオ
- 「真理子とひかるのチャレンジ学園」(1988年10月、文化放送)
- 「西田ひかるのピーカンサンルーム」(1990年4 - 9月、文化放送)
- 「西田ひかるのJUST ONE MORE KISS」(1990年10月 - 1991年3月、文化放送)
- 「西田ひかるのマグナムSOUND BUREEZE」(1995年4月、TBS)
[編集] CM
- ハウス食品 「フルーチェ」「カレーマルシェ」ほか(1988 - 1997年)
- JAS 「'88コーラルアイランドキャンペーン」(1988年)
- アラクス 「ノーシンホワイト」(1990 - 1992年)なおりたガール
- JR西日本(1990 - 1997年)
- 花王 「ビオレ洗顔フォーム」
- 三菱電機 各種暖房機器、電話機等(1992 - 1998年)
- CASIO 時計
- ブリヂストン 「ドーナツ(タイヤ)」
- アサヒビール 生ビール「Z」(1995年)
- ECCジュニア(1996年 - 2000年)
- マイクロソフト オフィス97(1997年)
- コニカ コニカカラー各種イメージキャラクター
- ライオン 洗濯洗剤「トップ」(2004年)
- 阪急電鉄・HANA PLUSカード(関西のみオンエア)(2006年)
- ほか
[編集] 書籍
[編集] 写真集
- 「P-CAN ISLAND」(1988年9月、扶桑社)
- 「Hi-tide」(1990年2月、ワニブックス)
- 「In your dreams」(1991年4月、ワニブックス)
- 「19 Dreams」(1992年10月、講談社)
- 「Making of N.H」(1994年8月、ワニブックス)ポストカード及びビデオ付き
- 「月刊 西田ひかる」(2000年6月、新潮社)(写真 藤代冥砂)
[編集] 翻訳本
- 「HUG」(1992年12月5日、扶桑社)初訳本
- 「HUG II」(1993年4月20日、扶桑社)初訳本
- 「イヌの飼いかた」(1997年6月27日、講談社)
- 「ネコの飼いかた」(1997年6月27日、講談社)
- 「ケイト・グリーナウェイのマザーグース」(2002年4月9日、飛鳥新社)
- 「おさぼりメードの不思議な世界」(2002年4月、中経出版)
[編集] その他書籍
- 「ハートのレッスン」(1996年12月18日、ワニブックス)
- 「サンタのびっくり絵本」(1999年11月4日、小学館)
- 「おいしく食べたい 朝も夜も」(2002年4月5日、講談社)
- 「カリフォルニアの空から」(2006年10月30日、産経新聞社)
[編集] その他情報
- 公式ファンクラブ「P-CAN CLUB」は、2005年1月末をもって解散。