近田和生
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近田 和生(ちかだ・わせい、1967年10月20日-)は、沖縄県出身の声優・ディスクジョッキー・パーソナリティ・ナレーター・俳優。特技は英語とDJ。
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[編集] 来歴・人物
日本本土に復帰する前の沖縄島に家族とともに4歳まで住んでいたがその後本土へ。桐朋学園短期大学芸術科演劇専攻卒業後、劇団青年座養成所実習科を経て、劇団青年座に入団。その後、大沢事務所に所属し、アニメの声優や役者として活躍する一方で、ラジオ番組のパーソナリティーやクラブのDJ、ナレーションと幅広く活躍。
氏名の「和生」は『わせい』と読むのだが、「かずお」と間違えられることもある。
一家ともに沖縄出身のせいか、自分のみならず両親、妹もポップな音楽センスの持ち主である[要出典]。
お笑いにも造詣が深く、ザ・ドリフターズ、吉本新喜劇、ダウンタウンの番組は好んで見ており、「ダウンタウンのごっつええ感じ音楽祭」(エキセントリック少年ボウイオールスターズのライブ)でもDJを担当した(「親父の顔は見たくないかぁ!!」と絶叫している)。ほか、ナインティナインの岡村隆史にも顔が似ている(近田本人はそう豪語している)らしい。
読売ジャイアンツの大ファンであり、オロナミンCのCMナレーションも引き受けたほど。1995~1996年に在籍したシェーン・マック選手にも顔が似ている。
納豆が大嫌いで、未だに食べられないでいる。
女癖の悪さはラジオ番組のスタッフの間で有名で、特にRADIO-izmを担当していた当時は女性リスナーにばかり優しくし過ぎるきらいがあり、男性リスナーからの評判はあまり良くなかった。
ルパン三世などの物真似が得意。
[編集] 仕事
[編集] 声優
- TVアニメ
- オフサイド-医者、主審、川本、塔本
- 機巧奇傳ヒヲウ戦記-ワイオミング艦長
- serial experiments lain-JJ
- 星界の紋章-係員
- 逮捕しちゃうぞ(第2シリーズ)-カルロス・ロッシ
- デビルマンレディー-アナウンサー、F-16パイロット
- NieA_7-DJ
- ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom -黒田慎平、岸田一朗
- 名探偵コナン-男A
- OVA
- 戦闘妖精・雪風-TAB15管制官、バンシー管制官、ミンクスF.O
- アニメCD
- KAZE-風京四郎
- 洋画吹き替え
- キャリー2
[編集] 俳優
- 映画
- ファンシイダンス(周防正行監督)
- 舞台
- ドラマ
[編集] ラジオ
- RADIO-izm(FM-FUJI、1996年~1998年、水曜日・木曜日)
- MAGICAL SNOWLAND(NACK5、1997年~1999年)
- MAGICAL SNOWLAND EXTRA(NACK5、1997年~1998年シーズンオフ)
[編集] DJ
クラブDJ、イベントDJなど多数出演
[編集] ナレーター
[編集] テレビ番組
他、地方民放テレビ局の番組でナレーション多数
[編集] CM
- テレビ
- スプライト・クールレモン スパークリング・エイジ篇(日本コカ・コーラ、1994年)
- 政府広報 骨髄提供者募集運動 蔵間龍也さん篇(総理府、1996年)
- DECKS Tokyo Beach オープン告知 ボードウォーク篇(デックス東京ビーチ、1996年)
- チェロフル&ワッフルバー ビルボード篇(ブルボン、1998年)
- プチビット ルージュとプチビット篇(ブルボン、1998年)
- MIZUNO WAVE スカイダイビング篇(ミズノ、1999年)
- マックエアガム ジャンボジェット篇(ワーナー・ランバート、1999年)
- ロッテリア「とんかつバーガー」おいしいハンバーガー食べたいな篇(ロッテリア、1999年)
- 携帯電話208登場篇(NTTDoCoMo東海、1999年)※東海地区のみ
- オロナミンC(大塚化学ホールディングス、2002年)-読売ジャイアンツ出演CM(末期)
- KFC「熱い夏編」(ケンタッキーフライドチキン)
- au携帯電話(京セラ、2006年)
- 液体ブルーレットおくだけ(小林製薬、2006年)
- CORONA「ウルトラHiX iX」(コロナ、2006年)-ウルトラマンコスモスが出演
- ショコライフ(明治製菓、2006年)
- ファミリーマート(2006年)
- 三井住友銀行(2007年)
- WONDA圧力仕立て(アサヒ飲料、2007年)
他多数
- ラジオ
ラジオCM多数
[編集] テレビ
地方の民放テレビ局番組に多数出演
[編集] その他の仕事
他、イベントの司会を少々
など
[編集] その他
- RADIO-izmの担当が決定した際には、FM-FUJIが首都圏でも受信できることから東京(代々木STUDIO ViViD)からの生放送かと思っていたようだが、実際の出演は甲府からだったため、毎週生放送のために通うのも大変だった上、『甲府には美味い店が無い』(トークショーより)などとこぼしていたこともあってか、都会型のDJには甲府はなじめなかったらしい。
女性リスナーからの人気は番組ではナンバーワンだったにもかかわらず、リスナー全体からすれば独り善がり的な番組進行に対しての批判もあり、結局2年間で番組を降板した。
[編集] 関連人物
- バカボン鬼塚(事務所の先輩)
- 島田奈央子(RADIO-izm初期DJ)
- 宅麻仁(RADIO-izm初期DJ)
- 奥居俊二(RADIO-izm水曜・木曜後任DJ)
- 松田夏樹(プロボクサー。入場曲も近田ナレーション付きによるものを使用)
[編集] 関連項目
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