阿曽駅
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阿曽駅(あそえき)は、三重県度会郡大紀町阿曽にある東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。旧大宮町にある唯一の鉄道駅であった。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。無人駅で駅舎はなく、待合所がホーム上に設置されている。
[編集] 駅周辺
- 滝禅寺
- 阿曽温泉 - 徒歩約15分。小学校跡を利用した温泉施設がある。
- 大内山川
- 熊野古道伊勢路
[編集] 歴史
この駅は昭和3年11月、国鉄紀勢東線の滝原駅から伊勢柏崎駅までの開通のわずか1年ほどあとに同線の滝原駅と伊勢柏崎駅の間に国鉄紀勢東線阿曽駅(あそえき)として新設された。その後当駅は昭和34年に今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅となり、現在に至っている。
- 1928年(昭和3年)11月8日 - 国鉄紀勢東線の阿曽駅(あそえき)として開業する。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)との間が紀勢本線とされる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東海旅客鉄道の駅となる。