相賀駅
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相賀駅(あいがえき)は、三重県北牟婁郡紀北町海山区相賀にある東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。海山区の中心部に位置している。
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[編集] 駅構造
- 相対式ホーム2面2線を持ち列車同士の行き違いが可能な地上駅である。
- 開業当初からの木造駅舎が手直しされながら残っている。
- 1987年4月、国鉄の分割民営化が行われたときから出札業務を当時の海山町が受託していた(簡易委託駅)が、2005年3月31日をもって終了し、翌日からは完全な無人駅となった。
- のりば
- 紀伊長島・三瀬谷・多気方面
- 尾鷲・熊野市・新宮方面
[編集] 駅周辺
あたりは紀北町海山区の中心部で市街地が広がっている。海山区の市街地は山が海岸線ぎりぎりまでそびえ立つ、それらの山と船津川や銚子川、そして白石湖にはさまれたごく狭い場所にある。白石湖では牡蠣の養殖も行われている。
[編集] 歴史
昭和9年12月、紀勢東線の三野瀬駅から尾鷲駅までの開通に伴い開業。その後昭和34年、亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線とされたため紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1934年(昭和9年)12月19日 - 紀勢東線の駅として開業。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道が承継。同時に無人化され、海山町が出札業務を受託する簡易委託駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 前日を以って海山町による出札業務の受託が終了、完全な無人駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- JR相賀駅(海山町) - 簡易委託駅当時の案内
- 国土地理院地図閲覧サービス - 相賀駅周辺の1/25000地形図