刑事貴族
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刑事貴族(でかきぞく)は、1990年4月13日から1992年12月25日までにかけて、日本テレビ系列で金曜20:00~20:54に放送された刑事ドラマのシリーズ。
ここでは「刑事貴族」、「刑事貴族2」、「刑事貴族3」を説明する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
「太陽にほえろ!」以来続いている伝統の日本テレビ金曜8時の刑事ドラマ枠で、「刑事貴族」も初期こそハードボイルドな刑事ドラマで視聴者の好評を得たが、主演の舘ひろしの降板後(テレビ朝日の石原プロ制作の刑事ドラマ「代表取締役刑事」に主演するため)、郷ひろみを主演に据えたものの視聴率は伸び悩み、「太陽にほえろ!」の台本をリメイクする試みも行われたが2クールで終了し、続く「刑事貴族2」では主演に水谷豊を迎え、また出演陣を大幅に入れ替え心機一転。シリアスとコミカルさが入り混じった若手刑事が活躍する刑事ドラマに生まれ変わり、旧来の視聴者は去り、新たな視聴者を招き入れた。
ゆえに、シリーズ物とはいえ、「刑事貴族」と「刑事貴族2」「刑事貴族3」は別物と捉えられ、ファン層もこの2つに大別できる。パート1も舘ひろし扮する牧が登場している前編と郷ひろみ扮する風間が登場する後編でもファン層は分かれている。
刑事ドラマの基本ともいえるレギュラーの殉職は「刑事貴族2」以降はなくなるが、同僚や幼馴染が被害に遭うことは度々あり、またレギュラーも襲撃されて生命の危機に陥ることもあった。レギュラーの殉職の代わりに、卒業/入学を思わせる若手刑事の人事異動などは、他の刑事ドラマにはない特色だったと言える。
だが人情系刑事ドラマが主流になり始めるとともに視聴率が低迷、1992年12月をもってその役目を終了した。アクション刑事ドラマの歴史も、「刑事貴族3」の次作「はだかの刑事」で終焉を迎えることになる。
「刑事貴族2」「刑事貴族3」は、水谷豊を尊敬し師匠とまで呼ぶ寺脇康文を筆頭に、キャスト間の仲が非常に良いことでも知られる。
水谷豊と寺脇康文と高樹沙耶は、現在テレビ朝日系列で放送している刑事ドラマ「相棒」で再び共演し、高樹は朝日新聞のインタビューで、刑事貴族を通じた交流が深かったことを語っている。
[編集] キャスト
各キャストの階級については作中で設定が変動しているため割愛する。
刑事貴族(全37話)
- 牧俊介:舘ひろし(第1話~第16話)
- クールだが、悪に対しては完膚なきまでに叩きのめす。課長室には、牧専用のソファが用意されているという厚待遇。飲み終えた空の紙コップを刑事課エントランス脇のポールに置いて捜査に出かけるクセがあり、内勤の早苗に後始末をさせる事もしばしば。第16話で、由美子に告白する前に通り魔に刺されて死亡する。高校時代からのライバルである須藤とは、ラグビーの全国大会準決勝で初めて顔を合わせている(セリフから推測して、牧が在籍した高校は全国大会決勝に進出していると思われるが、優勝したとは述べられていない)。使用拳銃:コルト・ガバメントMK4シリーズ(通称:牧ガバ)(ちなみに牧ガバは、同時期に同じ東宝で製作していたザ・刑事にて、片岡鶴太郎が演じる田中刑事も使用していた。)
- 須藤克美:寺尾聰(第1話のみOPタイトルには登場する為ゲストと言うより、第1話のみのレギュラーと言う方が妥当)
- 城南署刑事(勘違いされそうだが代官署所属ではない)。第1話にて、電話ボックスから牧に連絡を入れた直後、サブマシンガンで蜂の巣にされ、殉職。(牧が彼を失った悲しみと犯人への怒りを抑えられず、その電話ボックスを殴り壊すシーンはエンディングに流用されている)高校時代の牧とはラグビーでライバルで、対戦した時の主将であった自分の判断ミスを今も悔やんでいる。以前、牧と組んで捜査をした際、右腕を負傷している。その時のリハビリで使用した胡桃をいまだに所持している。嘘をつくと鼻がピクピク動く。使用拳銃:S&W M19 2.5インチ
- 風間明:郷ひろみ(第17話~最終話)
- アメリカNY帰りの刑事。本庁からFBIに研修に出ていた。クールかつドライであり、配属当初、泉とは対立する事が多かった。物語中盤で泉に言われたセリフそのものを終盤で言い返すといったケースもある。最終回にて岩田の殉職の責任と仇を取り、また、その際、「人の心臓を狙って」拳銃を撃ってしまったことで刑事を続ける意志が揺らぎ、辞職。代官署を去っていった。肉親は妹ひとりで、結婚してドイツに渡る。使用拳銃:ベレッタM92SB
- 志村由美子:黒木瞳(第1話~第16話)
- 本作(前半)のヒロイン。後に登場する女性刑事に比べると機動力はやや低いが、牧刑事同様に課長室には専用の椅子が設けられているという厚待遇。取り逃がした通り魔によって牧刑事が殺害され、その知らせを聞いて号泣するという形で刑事課を去る。(転属したか辞職したかのどちらかと思われる)。使用拳銃:S&W M36チーフ
- 泉裕史:布施博
- 体育会系の面倒見のよい刑事。岩田の死をめぐって風間と険悪な雰囲気となるが風間が岩田の形見の腕時計を修理、泉に贈ったことで和解する。最終話で南青山署へ転属する。第1話ではバイクで追跡するシーンがある。使用拳銃:前期スタームルガーM117セキュリティシックス 2 3/4インチ、後期コルト・ガバメントMK4シリーズ(牧ガバを引き継ぐ)
- 青木順子:高樹沙耶(第17話~最終話)
- 本作(後半)のヒロイン格。城南署の少年課から転属してきた。面倒見も良いお姉さん的存在。高校時代は陸上部だった。使用拳銃:S&W M36チーフ
- 岩田伸夫:布川敏和
- 泉の体育会系のノリに振り回される事が多々ある。つい、余計な一言を言ってしまい、同僚から睨まれる事がある。後半は後輩の村木と組む事が多くなる。最終話で覆面パトカーに仕掛けられた爆弾により風間の身代わりに殉職。使用拳銃:前期コルト・ローマンMK3クラッシック 2インチ、後期スタームルガーM117セキュリティシックス 2 3/4インチ(前期で泉が使用していた物)
- 村木拓:宍戸開(第17話~最終話)
- 松野:松井益弘→松井弘
- 北見:谷嶋俊(第1話~第16話)
- 南:山田善伸(第17話~最終話)
- 刑事課一の長身。拓以外には全員敬語を使って話していた。高所恐怖症。
- 工藤:田中靖浩(第1話~第16話)
- 内藤:矢島昌樹(第17話~最終話)
- 渡辺早苗:星野すみれ
- 内勤の女性警察官。彼女の母親は捜査課の面々が足を運ぶ喫茶店に勤めていることが第5話で判明。
- 相沢より子:安永亜衣(第23.29.31.35話)
- ある事件の捜査で泉と知り合い、その後、デートを重ね、ついに彼と婚約するが…
- 武田秀彦捜査係長:地井武男
- 係長的立場の刑事。通称「武さん」。牧や風間に於いては信頼を置いていた。使用拳銃:S&W M103インチ FBIスペシャル
- 宮本謙刑事課長:松方弘樹
- 刑事課課長。番組開始当初は、部下達の行動は全てお見通しだが、それを優しく見守る「太陽にほえろ!」のボス的なキャラだった。独身。釣りが趣味でいつも釣りマガジンを愛読している(演じている松方も釣りが趣味)。
刑事貴族2(全40話)
- 本城慎太郎:水谷豊
- 墨田東署からやってきた刑事。「あラッキーラッキーラッキー」「あ~お恥ずかしったらありゃしない」「こわいね」「ホントかよホントかよぉ(実際は"っとかよっとかよぉ"と聞こえる)」等、独特の口癖が特徴的。若手より暴走する事もあるが、推理力もあり、拳銃の腕もバツグン。離婚歴あり、元妻は弁護士で第4話で登場している。普段はノーネクタイだがかしこまった席などでは蝶ネクタイ姿になる(EDなどで見ることが出来る)。使用拳銃:デトニクス.45オート(初回のみ二丁所持)
- 青木順子:高樹沙耶(第1話~第19話)
- パート2では、単独で犯人(相手が複数の場合もある)に立ち向かう等女コマンドー色が強くなる。19話で繁尾と共に警視庁捜査一課に転属となる。使用拳銃:S&W M36チーフスペシャル2インチ(女性刑事では珍しくショルダーホルスター使用)ワルサーPPK
- 原田実:田中実
- 城南署から転属。少し遊び心が足りない真面目な男だが、酒が入るとハメを外す場面も見られる。後半になると率先して囮捜査をするようにもなった。実は恋愛小説が好き。拓とは同い年かつ同期である。使用拳銃:コルト・ローマンMK3 4インチ
- 村木拓:宍戸開
- 繁尾の加入や知人が事件に巻き込まれること等を経て、少しずつたくましくなっていく。使用拳銃:コルト・ガバメントMK4シリーズ(牧ガバを泉より引き継ぐ)
- 繁尾雅人:団優太(第1話~第19話)
- 新人刑事ゆえ失敗も多いが、その言動とは裏腹に目の前の物事に正面からぶつかっていく熱い面も持つ。19話で青木と共に警視庁捜査一課に異動。使用拳銃:S&W M586 4インチ(あぶない刑事タカモデルと同仕様)
- 芝夏美:鳥越マリ(第20話~最終話)
- 20話より登場。色々口うるさい。仕事に対して腰掛け的な姿勢を見せるが、女性が被害に遭っている事件に対しては俄然やる気を見せる。使用拳銃:S&W M36チーフ
- 藤村亮:寺脇康文(第20話~最終話)
- 本屋・製版所・不動産屋を経て警察官へ転職してきた経歴を持つ、このため、原田と村木より少し年上ながら警察学校では同期だった。彼の加入によって、番組のコメディー色がより助長される形で強まってゆき、本城と共に番組をおおいに盛り上げた。「唖然喰らっちゃうな」が口癖。少し調子がよいところは後の「相棒」の亀山を彷彿させるキャラ。高校時代はツッパリだった。使用拳銃:コルト・ナショナルマッチ ステンレスモデル
- 南:山田善伸
- 本城たちが捜査で地方へ出向くとなぜか武田と共に留守番させられてしまう。後半では実や亮をフォローする台詞が多い。190以上はある長身で、身長180の拓や亮が見劣りしてしまう程である。
- 渡辺早苗:星野すみれ→星野光代
- 内勤の女性警察官。宮本課長と武田係長を除けば、全シリーズ通して村木の次に出演期間が長い(村木78回・渡辺77回)。2になってからは、本城発案の囮捜査に参加するようにもなった。2後半で南と共にオープニングにも登場。
- 千春:比嘉ひとみ(第1話~第19話)
- 内勤の女性警察官。多少ガサツなところがあり、何事もそつなくこなす渡辺をライバル視することも。
- 武田秀彦:地井武男
- 本城に対しては牧や風間に比べ、多少頼りなく思えるらしく、小言を言う場面が増える。「捜査はチームワーク」が信条。
- 宮本謙:松方弘樹
- 初期は「太陽にほえろ!」のボスように部下を見守っていたが、次第にキャラが軟化してくる。後半、妻がかつて逮捕した犯人の逆恨みにより殺されてしまったことが明らかになる。
刑事貴族3(全26話)
- 本城慎太郎:水谷豊
- 基本的には前作と変わらないが、ベテランが減り若手が増えてきた為か、怒りっぽくなっている。使用拳銃:デトニクス.45オート
- 原田実:田中実
- 中盤、姿を現さず、18話にて、「秋だから・・・」と言う理由で突如坊主姿に・・・(実際は、戦争映画「月光の夏」に出演するためであった)。2最終話で南が抜けた為、刑事課一の長身となった。使用拳銃:前期コルト・ローマンMK3 4インチ、後期:コルト・ローマンMK3ニュータイプ 2インチ
- 村木拓:宍戸開(第1話~第17話)
- 17話で古巣の浅草南署へ異動。レギュラー2年は実は本城より長い。使用拳銃:コルト・ガバメントMK4シリーズ
- 芝夏美:鳥越マリ(第1話~第17話)
- 前作と変わらず口うるさい。結婚退職に傾きかけるが、ある事件をきっかけに警察官を続ける決意を固める。第17話で海外研修に参加。使用拳銃:S&W M36チーフ
- 藤村亮:寺脇康文
- 占いを信じ込む等、少し思い込みが激しいところがある。後半で代官署へカムバックしてきた順子とは、考え方ややり方の違い等で対立していた。使用拳銃:コルト・ナショナルマッチ ステンレスモデル
- 吉本和彦:彦摩呂
- 当初は新人刑事で2晩連続で宿直させられる等色々とこき使われていたが、大が加入すると態度が大きくなる。拓、実とは同い年ではあるが、警察学校では後輩に当たる。普段は標準語で話しているが、大阪府大東市出身(実際にも彦の出身地)であるため、話言葉に時々大阪弁が交じる。使用拳銃:ニューナンブ M60 3インチ
- 青木順子:高樹沙耶(第18話~最終話)
- 第18話で復帰。本庁捜査一課の第一線で働いている内に、「人間らしい捜査」ができなくなり、それを取り戻す為に代官署に戻ってきたが、それ以降特にその設定がクロースアップされることはなかった。代官署へ再加入した際、亮とは対立していた。使用拳銃:S&W M60 2インチ(番宣スチールではワルサーPPK)
- 緒形大輔:前田耕陽(第18話~最終話)
- 第18話で登場した新人刑事。本城の事を目標・理想とする人物として尊敬している。登場直後に番組の打ち切りが決定されたため、出演期間は9本と短いが、主役エピソードは2本描かれている。また若手刑事の中では本編中に発砲シーンが無かった(OPでは発砲している)。使用拳銃:MGCハイウェイパトロールマン41
- 田辺しのぶ:中山忍
- 内勤の警察官だが、なぜか制服を着ることがない。あまり現場に出る事はなかったが、課室でのやり取りによく関わっていた。「勉強になるなぁ」が口癖。宮本の姪。
- 武田秀彦:地井武男
- 刑事課で唯一の妻帯者。高校生の娘とのコミュニケーションが上手く取れず悩んでいる。
- 宮本謙:松方弘樹
[編集] スタッフ
- 企画:小杉義夫(1~24話)、服部比佐夫(25話~)、梅浦洋一
- プロデューサー:初川則夫(1話~part2-19話)、三井孝俊(1話~16話)、中村良男(part2-20話~40話)、武田和(17話~)、浅津弘義(17話~)
- 脚本:金子裕、柏原寛司、古内一成、峯尾基三、尾西兼一、宮下隼一、蔵元三四郎、遠藤憲一ほか
- 撮影:稲垣久夫、安本英ほか
- 音楽:山崎稔
- 音楽監督:鈴木清司
- 技斗:高瀬将嗣、瀬木一将、森聖二
- カースタント:タカハシレーシング
- 現像・テレシネ:東京現像所
- 監督:長谷部安春、村田忍、木下亮、原隆仁、鈴木一平ほか
- 製作:日本テレビ、東宝株式会社
[編集] 放送リスト
[編集] 刑事貴族・前半期
※サブタイトルに「その時、・・・」を入れているのが特徴
- 第1話 1990年4月13日 その時、狼は目覚めた(2時間スペシャル。再放送は2話の前後編に分割)
- 第2話 1990年4月27日 その時、銃弾がワナを射抜いた ゲスト:にしきのあきら、遠藤憲一、片岡弘貴、斉藤暁
- 第3話 1990年5月11日 その時、標的は笑った(神戸ロケ編) ゲスト:川津花
- 第4話 1990年5月18日 その時、野獣に牙を剥いた ゲスト:阿部祐二、風祭ゆき
- 第5話 1990年5月25日 その時、天使がささやいた ゲスト:長谷部香苗、岡本夏生、灰地順、石山雄大
- 第6話 1990年6月8日 その時、父の闘いを見た ゲスト:峰岸徹、浜田晃
- 第7話 1990年6月22日 その時、女神が微笑んだ ゲスト:麻丘めぐみ、清水昭博、西沢利明
- 第8話 1990年7月13日 その時、あいつが消えた ゲスト:片桐竜次、小沢一義、きくち英一
- 第9話 1990年7月20日 その時、哀しみの時が過ぎた ゲスト:藤堂新二、大林丈史、椎谷建治、網浜直子、衣笠健二(現・衣笠拳次)
- 第10話 1990年7月27日 その時、汚名を撃ちぬいた ゲスト:石倭裕子、井上高志、飯山弘章
- 第11話 1990年8月3日 その時、ゲームは終わった ゲスト:平泉成、吉満涼太
- 第12話 1990年8月24日 その時、殺しを請け負った ゲスト:吉沢健、仙波和之、粟津號
- 第13話 1990年8月31日 その時、白衣の天使になった ゲスト:中島陽典、山口嘉三
- 第14話 1990年9月14日 その時、正義が死んだ ゲスト:安藤一夫、三谷昇
- 第15話 1990年9月21日 その時、哀しく女を逮捕した ゲスト:香坂みゆき、清水章吾
- 第16話 1990年9月28日 その時、愛を抱いて逝った(2時間スペシャル。再放送は2話の前後編に分割)
[編集] 刑事貴族・後半期編
- 第17話 1990年10月12日 熱い街から来た刑事(2時間スペシャル。再放送は2話の前後編に分割)
- 第18話 1990年10月19日 殺人者は予告する ゲスト:福家美峰、中丸新将
- 第19話 1990年10月26日 女、男、そして刑事 ゲスト:山本みどり、片岡弘貴
- 第20話 1990年11月9日 少年は見た ゲスト:黒田勇樹、内田稔、山本邦彦、小川美那子、一柳みる
- 第21話 1990年11月16日 間違えられた女 ゲスト:岡本舞、頭師孝雄、坂西良太
- 第22話 1990年11月23日 恐怖を撃て ゲスト:特記事項なし
- 第23話 1990年11月30日 同級生 ゲスト:特記事項なし
- 第24話 1990年12月7日 天使と拳銃 ゲスト:黒田福美
- 第25話 1990年12月14日 撃たれたのは誰か ゲスト:保積ペペ、長谷部香苗
- 第26話 1990年12月21日 宮本課長の災難 ゲスト:大林丈史、林美里、中根徹、松井千佳
- 第27話 1991年1月11日 危険な愛情 ゲスト:篠塚勝
- 第28話 1991年1月18日 白馬で大滑降(白馬ロケ編) ゲスト:立原ちえみ、信実一徳
- 第29話 1991年1月25日 泉刑事が消えた ゲスト:伊藤美由紀、辻輝猛
- 第30話 1991年2月1日 357の男 ゲスト:妹尾洸、後藤宙美、山口正朗
- 第31話 1991年2月8日 刑事たちの忙しい夜 ゲスト:天本英世、鷲生功、深水三章、森下哲夫、水原ゆう紀、三田村賢二、信達谷圭、藤岡大樹
- 第32話 1991年2月15日 警官嫌い ゲスト:保坂尚輝
- 第33話 1991年2月22日 血を吸う薔薇の犯罪 ゲスト:佐久田修、吉田美江
- 第34話 1991年3月1日 あの日に帰りたい ゲスト:桂木文、清水昭博
- 第35話 1991年3月8日 ある日、死がおまえを ゲスト:米山善吉、井田州彦、志賀圭二郎、重田尚彦
- 第36話 1991年3月15日 殺人ビデオへの招待 ゲスト:川津花、遠藤憲一、松山鷹志
[編集] 刑事貴族2
- 第1話 1991年4月12日 ファジーでハードでホットな奴ら(2時間スペシャル。再放送は2話の前後編に分割)
- 第2話 1991年4月19日 傷痕・銃弾のリターンマッチ ゲスト:南条弘二、吉田友紀、盛本真理子、直江喜一
- 第3話 1991年4月26日 誘拐された首領 ゲスト:塚田きよみ、中田譲治
- 第4話 1991年5月3日 女弁護士 ゲスト:原日出子、小沢一義、大河内浩
- 第5話 1991年5月10日 顔のない目撃者 ゲスト:中根徹
- 第6話 1991年5月17日 ドッグファイト ゲスト:潮哲也、高島礼子、藤東勤
- 第7話 1991年5月24日 ダイアモンドは永遠に ゲスト:菅原有吾、内田直哉
- 第8話 1991年5月31日 メロドラマ(伊豆ロケ編) ゲスト:今井雅之、麻生真宮子、小池雄介
- 第9話 1991年6月14日 スイートメモリー ゲスト:五島悦子
- 第10話 1991年6月28日 盲目の目撃者 ゲスト:前田悠衣
- 第11話 1991年7月5日 父と娘の絆(鹿児島ロケ編)ゲスト:堀内正美、保積ぺぺ
- 第12話 1991年7月19日 危険な二人旅(鹿児島ロケ編)ゲスト:新井康弘、犬塚弘、市川好朗
- 第13話 1991年7月26日 かわいい麻薬捜査官 ゲスト:藤田芳子、斉藤暁
- 第14話 1991年8月2日 疑惑の白衣 ゲスト:篠塚勝、片岡弘貴
- 第15話 1991年8月16日 愛と復讐の挽歌 ゲスト:平光琢也、小島三児
- 第16話 1991年8月30日 無邪気な罪(※世界陸上中継のため21:00から放送)ゲスト:佐倉しおり、湯江健幸、藤木悠
- 第17話 1991年9月6日 グッバイガール ゲスト:網浜直子
- 第18話 1991年9月13日 愛に賭ける ゲスト:重田尚彦、清水めぐみ
- 第19話 1991年9月20日 ラスト・シーン ゲスト:横光克彦、細山田隆人
- 第20話 1991年10月18日 悪い奴ら ゲスト:伊藤敏八、橘ゆかり
- 第21話 1991年10月25日 間違えられた犬 ゲスト:小沢仁志、石橋雅史、露原千草
- 第22話 1991年11月1日 俺の拳銃 ゲスト:森下哲夫
- 第23話 1991年11月8日 アキラという名の男 ゲスト:岩間さおり
- 第24話 1991年11月15日 真面目な脅迫者 ゲスト:市川翔子、清水章吾、深谷隆、宮脇康之
- 第25話 1991年11月22日 正夢 ゲスト:小池雄介、小林昭二、平野稔
- 第26話 1991年11月29日 広域重要123号 ゲスト:岩本多代、高岡健二、長澤隆、中村銀次
- 第27話 1991年12月6日 逃げていく女 ゲスト:望月知子
- 第28話 1991年12月13日 愛する人のために ゲスト:森川正太、吉宮君子(エンドクレジットでは古宮君子と誤記)
- 第29話 1991年12月20日 甘い誘惑 ゲスト:栗原けいこ、高野浩幸
- 第30話 1992年1月10日 長良川大追跡(名古屋ロケ編)ゲスト:武田雅子、海津亮介、山本伸吾、大鷹明良、児玉謙次
- 第31話 1992年1月17日 見えない糸(名古屋ロケ編)ゲスト:大出俊、松本友里
- 第32話 1992年1月24日 五万分の一 ゲスト:清水昭博
- 第33話 1992年1月31日 少女の季節 ゲスト:鈴木奈央(子役)、秋間登
- 第34話 1992年2月7日 懐中時計 ゲスト:谷村昌彦、二階堂千寿
- 第35話 1992年2月14日 病院へようこそ ゲスト:中島陽典、下塚誠、倉地雄平
- 第36話 1992年2月21日 真実の瞬間 ゲスト:角田英介、小出由華、伴直弥
- 第37話 1992年2月28日 バス、トイレ、死体つき ゲスト:衣笠健二、大河内浩
- 第38話 1992年3月6日 愛ゆえに ゲスト:白島靖代、深江卓次、筒井巧
- 第39話 1992年3月13日 幸せの向こう側 ゲスト:塚田きよみ、頭師孝雄
- 第40話 1992年3月20日 本城の休息 ゲスト:佐藤仁哉、秋山武史、山本昌平、藤東勤 ※本放送時、番組欄に最終話の表示がなされなかった。
[編集] 刑事貴族3
- 第1話 1992年4月17日 9人の優しい日本人 ゲスト:中尾彬
- 第2話 1992年5月8日 ラブソングをあなたに ゲスト:佐藤亜里香、日埜洋人
- 第3話 1992年5月15日 ビッグ・ママ ゲスト:野川由美子
- 第4話 1992年5月22日 刑事の娘 ゲスト:奥山佳恵、木村栄、津波古充二
- 第5話 1992年5月29日 疑心暗鬼 ゲスト:永光基乃
- 第6話 1992年6月5日 汚れた顔の天使 ゲスト:山田辰夫、阿部祐二、山西道広、清水宏
- 第7話 1992年6月12日 遠いあの日に ゲスト:塩谷庄吾
- 第8話 1992年6月19日 ツイてない奴 ゲスト:松田洋治、福家美峰
- 第9話 1992年6月26日 ガセネタ ゲスト:栗原隆章(子役)、草川祐馬、及川ヒロオ
- 第10話 1992年7月3日 若者たち ゲスト:小沢和義、山口祥行
- 第11話 1992年7月10日 天国と地獄 ゲスト:伊藤智恵理
- 第12話 1992年7月17日 約束 ゲスト:鈴木雅之、中根徹
- 第13話 1992年8月7日 別れた理由 ゲスト:一色彩子
- 第14話 1992年8月14日 誰かが見ている(高松ロケ編)ゲスト:高瀬将嗣
- 第15話 1992年8月28日 愛のためらい ゲスト:清水健太郎、桂木文、鶴岡修
- 第16話 1992年9月4日 挑戦 ゲスト:中西良太、北見敏之
- 第17話 1992年9月11日 それぞれの旅立ち ゲスト:森聖二
- 第18話 1992年10月23日 氷の女 ゲスト:三上真一郎
- 第19話 1992年11月6日 青春のかけら ゲスト:賀川黒之助、前田悠衣
- 第20話 1992年11月13日 神様なんて信じない ゲスト:池田貴尉(子役)
- 第21話 1992年11月20日 悪魔がくれた拳銃 ゲスト:市川翔子、吉田友紀、秋間登
- 第22話 1992年11月27日 乙女座の彼女 ゲスト:篠塚勝
- 第23話 1992年12月4日 偶然の略奪者 ゲスト:小池雄介、加藤大樹
- 第24話 1992年12月11日 姉おとうと ゲスト:未来貴子
- 第25話 1992年12月18日 湖の記憶 ゲスト:山口祥行、蛍雪次朗
- 第26話 1992年12月25日 ファイナル・バトル ゲスト:天祭揚子、久保田篤、岩岡真裕
[編集] 港署関係のゲスト
この作品ではあぶない刑事シリーズに出演していた俳優がゲスト出演している。特に舘が主演していたパート1前編には3人出演している。
- 長谷部香苗、石山雄大:パート1前編第5話で長谷部は事件の鍵を握る喫茶店のウェイトレスとして、石山は北新宿署の刑事として登場している。
- 衣笠健二:パート1前編第9話で潜入捜査専門の麻薬取締官として登場。わざとらしい関西弁をあやつっていた。
- 御木裕、伊藤洋三郎:こちらはパート2初回(2時間スペシャル)で登場。御木は団時朗率いる偽札偽造団一味のひとりとして、伊藤は偽札偽造団に拉致され、偽札の原盤の製作に無理矢理荷担させられた元・大蔵省印刷局の技師として登場。この二人あぶない刑事港署の同僚である。特に御木裕は、元石原軍団西部警察のジョー刑事やあぶない刑事の鈴江刑事で有名であるが、ラスト船内で拳銃を向けて発した「動くな!」と、殴り倒された時の「グェ」位しかセリフがなく、西部警察の出演者としては寂しい限りの出演であった。格好、髪型は港署の鈴江刑事のようだが、派手な金時計をはめている。暴力をふるうシーンで、往年のジョーの面影がある。
[編集] 放映ネット局(遅れネット局も含む)
[編集] 主題歌・テーマ音楽
- パート1前期
- オープニング:Scarlett Taylor, Mark Kalfa&Kim Nazarian「Call for action」
- エンディング:舘ひろし「抱きしめて」
- パート1後期
- パート2前期
- パート2後期
- オープニング:オズニー・メロ「HEART BEAT OF LIFE」
- エンディング:陣内大蔵「空よ」
- パート3前期
- パート3後期
[編集] 備考・スポンサーについて
- 「竜神会」「銀竜会」「戸川組」「響組」といった「太陽にほえろ!」にもおなじみの暴力団名が使われている。
- 劇中に登場する車両はトヨタ自動車が協力しており、覆面パトカーについては牧と本城の乗る外車以外はトヨタ車で、犯人・エキストラ車の大半は日産車(まれにホンダやマツダ、三菱)で「太陽にほえろ!」から続く「刑事=トヨタ、犯人=日産」の構図である(東宝制作枠のみ)。詳細については刑事貴族シリーズの劇用車参照。
- 出演女優が使っていた化粧品は、番組の複数社スポンサーの1社でもある資生堂のものとなっている。張り込み中などに飲まれていた缶コーヒー等の清涼飲料も当時同社が発売していた商品が使用された(他のスポンサーにアサヒビール等飲料系メーカーが付いていた時期を除く)。
- 劇中に登場する警察無線の車載機や電話機、主演俳優の一部が使っていたマイコンは、同じく番組の複数社スポンサーの1社でもある三菱電機のものとなっている。無線機は同社業務無線機の前面パネルを貼り付けて表現。刑事課の無線端末は秋葉原のパーツ店で購入した部品でスタッフが製作したもの。
- パート2後半からは音響効果が変更されている。
- 2007年1月30日から系列外のテレビせとうちでパート1からの放送が始まったが、偶然にもこの作品から各パートのCMにトヨタ自動車の15秒CMが1本ずつ流れていた(2月23日までの牧編のみ。それ以前の作品や風間編はなかった。ちなみに枠全体としてはスポット扱い)。
[編集] 関連項目
[編集] 番組の入れ替わり
日本テレビ系 金曜夜8時枠 | ||
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