ストリーク
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ストリークは、山田大介と吉本峰之によるお笑いコンビ。吉本興業所属。うめだ花月出演中。1995年7月コンビ結成。 大阪NSC15期生。
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[編集] メンバー
- 山田大介(やまだ だいすけ、1976年8月31日 - )ボケ担当。立ち位置は向かって左。
- 大阪府堺市出身。血液型A型。ネタではユニフォーム姿である。ちなみに山田のユニフォームはストリークのオリジナルユニフォームでビジター用とホーム用の2着がある。最近はWBC日本代表ユニフォームや阪神タイガースの選手のユニフォームなど種類が増えている。
- 野球が好きで、阪神タイガースをこよなく愛す。球場で巨人ファンとよく喧嘩する。大のパワプロファンである。Mr.Childrenをこよなく愛する。ラジオのエンディング曲として流すのは毎回Mr.Childrenである。徹夜明けで楽屋でぐっすりと眠っていたが、とろサーモン村田と作家が楽屋に入ってきて「そこでリリーフカーが・・・」という話し合いを始めたとたん、突然起き上がり「野球ネタをするんやったら、俺の許可をとらないとアカンぞ!」とだけ言ってまた眠りについたというエピソードがある。
- 阪神に在籍していた片岡選手の引退試合には甲子園で観戦し、号泣していた。
- 2006年の11月にウィルス性の胃腸炎にかかり入院を余儀なくされ、同年12月には風邪と同時に中耳炎にかかるなど不運が続いている。
- 最近、ガンダムやドラゴンクエストのゲームにはまっている。ちなみに、ガンダムでは大将に昇格したらしい。
- 小学校のころから野球をやっていた。高校も当然野球部と思いきや野球部自体がなかったためバレー部に所属していた。ちなみに高校の頃はモテモテだったらしい。
- 吉本峰之(よしもと みねゆき、1977年2月19日 - ) ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。
- 滋賀県栗東市出身。血液型B型。ネタでは背広姿。漫才やMCの掴みとして最初に左拳を突き上げ「まいどー!」と言うのがお決まり。元ネタは元日本ハムファイターズの岩本勉から。
- 舞台でも私生活でも後輩に遠慮なくいじられる。
- 千鳥の大悟に「お前面白くないんじゃー!!」といわれたこともある。
- ダイアン津田に「吉本さんてフォルム、マヨネーズに似てますよね。」と言われた。
- ロザン菅に財布を鍋の中に入れられたことがある。吉本は鍋が出来上がるまでそのことに気がつかなかった。
- 天津向が先輩にお小遣いをあげてるというボケをやったとき、他の先輩達は後で返したのに、吉本だけは返さず「やった!向のヤツ忘れてるー!まいどありがとうございます!!」と叫んだり、ジャンクション下林のパンを勝手に食べて「まいど~」といいながら去っていったりと、後輩の気分を損ねることがあったせいか後輩から少々煙たがられている
- 相方の山田に携帯電話を隠されたり、自転車のサドルを盗まれたこともある。
- 新しく買った携帯電話をはしゃぎすぎて水の中に落としたことがある。
- ちょっと濁った温泉に入って、吉本は硫黄だと言い張っていたがただお湯が汚れていただけだった。
- フロントストーリー光岡がNSC時代に「山田吉本というコンビが面白い」と噂を聞いて探しに行き、その場にいた暗そうな男に「山田吉本ってコンビ誰?」と聞いたら、その暗そうな男が吉本本人で、吉本は「オレや!」とキレれたらしい。
- 相方の山田が楽屋に入ろうとしたら、「何でやねん!」「アホか!」というちょっと怒った声が中からした。ドアを開けてみると、アルプスの少女ハイジを見て吉本は目を真っ赤にして泣いていたらしい。また、NON STYLE井上の前でも吉本は「知ってんねん!クララが立つことぐらい!」とキレながらもクララが立ったところで泣いたことがある。他にもフランダースの犬でネロをいじめる大人にマジギレしたりする。
- 昔次長課長河本準一・レギュラー松本康太とアパートで一緒に同居していた。この部屋はバラエティ番組のロケにもよく使われ、河本のロケのときは吉本は巻き込まれるだけ巻き込まれ、放送では映ってないことはよくあり、しかも後片付けは吉本という悲惨さだった。ロケで麒麟の田村にエアコンに『ポリス』と書かれ、そのままにしてある。現在も同アパートに吉本のみが暮らしている。自分でも家の事を汚家(おうち)と言うほど汚い。先日その家のブレーカーが昭和40年代の物を使用していたため壊れた。家賃もかなり滞納。
- 10年以上甲子園に通いながら、虎の像や甲子園の記念碑の存在を知らなかったおとぼけ阪神ファン。しかし、野球はまったくできなず、キャッチボールでさえままならない。
- 罰ゲームでは携帯の履歴に残っているすべてのメールを公開しなくてはいけなくなり、送信メールには母親へ「『天まで届け』録っといて。」「お金が無いので5万送ってください。」などの内容だった。
- カプセルホテルでバイトをしている。
- 実は、掴みのまいどの由来と、人気アニメ「とっとこハム太郎」のキャラクターまいどくんの名前の由来は一緒。しかも、偶然か誕生日も1日違いである。
- この前、baseよしもとの芸人何名かでチケットを手売りしていた際に、ホームレスのようなオジサンにからまれた。そのときに、唯一キレた(らしい)。そのほかにも、地球が23,4°傾いていることことにキレたり野球中継を見ていてキレてテレビに頭突きするなど、とにかくいろんなことに腹を立てて生きている。
- よく顔が似ているといわれる芸能人はよゐこの有野晋哉や猿岩石の有吉弘行。
- 2006年のオールザッツ漫才で先輩の後藤秀樹にネタの中で「俺のファンやろ」と言われたことから、その後しばらくの間、「ミスチルファンのファン」とイジられる。
- ウィキペディアで富山県出身と書かれたことにご立腹、「桃太郎電鉄でも独占目的以外は富山なんか行かない」などと富山県民を敵に回すような発言をした。
- 以前ここに書かれていた「ダウンタウンの再来」という文字を単独ライブで否定したが、ラジオで「あれは消さなくてもよかった」と発言していた。
- アジアン隅田が楽屋で吉本に「吉本さん、すみませんけどたこ焼き買ってきてくれませんか?」と頼んだところ、「俺は先輩やぞ!」と怒るかと思いきや、普通に「いいよ」と言って買いに行ったらしい。 だが、帰ってきてみると8個入りを頼んだはずなのに、7個しかたこ焼きが入っていなかった。吉本を見ると「俺は先輩やねんぞ!」と口をもごもごさせながら言ったらしい。
- 借りたものは、数年たって返す。
- オールザッツ獲った数日後、フットボールアワー後藤に「…やっとはねましたわ。」と言っていたらしい。
- 彼女とお別れ会をしていたとき、思い出ベスト3を言おうということになって、吉本は彼女を泣かせようと思って1位に「全部」と言ったら吉本本人が号泣した。
- 2ちゃんねるのストリークのスレッドをよく見ている。舞台などでも書かれていたことなどをよく話す。
- ダイナマイト関西2006の予選では、ネゴシックスと戦った際、二人とも全てのポイント移動が自殺点だったので、解説者の解説陣から「逆伝説試合ですよ。」「馬鹿二人が残された放課後みたい。」「紙の無駄遣いにしか見えない。」などと言われた。唯一、入場テーマ(まいど連呼の曲)だけは解説陣から「100点ですね。」「よく探してきましたね。」と褒められた。また、対戦前のコメントで麒麟川島や天津向が「楽屋は結構ぴりぴりしてるんですけど、なんか一人だけ『みーんなスベれまいどー!』って言ってたんで…。(川島談)」「さっき、『みんなスベれまいどー!』って言ってた人の話なんですけどね。社員さんに『僕、自分の仕事やり遂げました』って言ってました。(川島談)」「僕もその『まいど!』って言ってた人の話なんですけど、楽屋で試合見てて『あーこれ(この問題)やったら俺も答えれたー』言うてました。(向談)」と試合後の吉本の様子を話していた。
[編集] 特徴
- もともとは野球ネタではなく、普通の漫才だった。
- 近年、彼らの漫才は野球を中心に展開される。ユニフォーム姿の山田が繰り出す野球ボケに、スーツ姿の吉本が懇切丁寧にツッコミをいれる。
- 当初は両者ともユニフォームを着用していたが、2004年にかけて吉本がユニフォームを脱ぎスーツ姿になった。ちなみに背番号は山田が1番、吉本が2番。
- コンビ名を「ストリーク」に改めるまで三年程使っていた前コンビ名は「山田吉本」。
- 特に阪神タイガースのネタを得意とし、漫才では山田のみ野球狂という設定になっているが、実は吉本も野球の知識は豊富であり、二人合わせると野球知識は吉本興業でも随一と言われる。
- baseよしもとという若手中心の劇場を中心として活動しているが、結成して既に10年以上になる。(1995年結成)
- 2007年現在、出囃子に使われている曲は千秋の「Tigers Gets The Glory」。
- コンビ名の「ストリーク」は、メジャーリーグでよく使われる「ビクトリー・ストリーク(連勝)」などにちなんだとされているが、本当はスカコアバンドのCDタイトルからつけたらしい。
- 2001-2005年のM-1グランプリにて5年連続準決勝進出を決めたものの、惜しくも一度も決勝に上がることのできないままコンビ結成10周年を迎えた。
- M-1グランプリ2003のルポ本「マイク一本、一千万」の表紙のイラストは彼らストリークの後ろ姿である。
- 2006年4月より、芸歴11年目にして初レギュラー番組がラジオ大阪でスタートした。
- 2006年のbaseよしもと男前ランキングでは、吉本が6位、山田が9位と健闘した。
- M-1グランプリの優勝者予想で、アンタッチャブルが3位にストリークを予想していたことがある。「去年、優勝出来たのはストリークさんのお陰」「めちゃくちゃ笑わせて貰って、すごいリラックスできた」などとべた褒めされた。
[編集] 略歴
ダウンタウンでおなじみの心斎橋筋2丁目劇場で新人ながら「ワチャB」に昇格。しかし、2丁目劇場閉鎖後のbaseよしもとではすでに芸歴を積み重ねていたにも拘らず、超若手集団「ガブンチョ」で長い下積み生活を続ける。その間後輩にどんどんと追い抜かれていく。
うめだ花月の復活にあわせてトップ組がbaseよしもとを卒業することが決まり、ついにストリークがbaseよしもとのトップに立つと思われたのも束の間、不運にもM-1グランプリ旋風の真っ只中にいた麒麟、笑い飯、千鳥にそのポストを譲ることになる。
長年の努力の甲斐あって、関西ローカル番組オールザッツ漫才2005若手トーナメントで毎年客の食いつきが悪かった野球ネタで会場を大いに盛り上げ、見事優勝を果たす。上記にもあるように、彼らの最大の弱点は客が野球好きであるか否かに舞台の出来が左右されるということである。
最近は爆笑オンエアバトルへの出演が増えているが、出演回数に伴い掴みネタの「まいどー!」がオンエアバトルファンの間では浸透しつつある。
2007年3月21日(水)、ストリークソロライブ「baseよしもとは永遠に不滅です」を最後にbaseよしもとを卒業し、活動拠点をうめだ花月に移す。
[編集] 出演番組
- 金曜ストリークナイター(KBS京都ラジオ)※初の冠番組
- 麒麟・千鳥の二笑流TV水曜(GAORA)
- なるトモ!(よみうりテレビ、金曜準レギュラー)
- 爆笑オンエアバトル 戦績 7戦5勝
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ)
- baseよしもとガンラジ木曜(ラジオ大阪) ※終了 2007.4月からはスマイルが担当
[編集] 関連項目
[編集] 受賞歴
- NHK上方漫才コンテスト 優秀賞(1998年)
- NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞(2005年)
- オールザッツ漫才 優勝(2005年)
[編集] 単独ライブ
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 09月14日 - 「キンケード」(baseよしもと/大阪)
- 2006年
- ちなみに、ここまでのライブの名前は全て阪神タイガースに所属していた外国人選手の名前である。
- 2007年
- 02月19日 - ストリーク吉本1Hソロライブ「Happy Birthday dear まいど!」(baseよしもと/大阪) ※吉本のみ
- 03月21日 - 「baseよしもとは永遠に不滅です」(baseよしもと/大阪)
- 05月03日 - 「始球式」(うめだ花月/大阪)