センターメーター
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センターメーターとは、速度計を中央に配置した構造のこと。
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[編集] 概要
日本では1970年代に登場したホンダ・ライフステップバンなどが採用していたが普及せず、1975年頃には一時消滅した。その後、1989年にも日産・エスカルゴが採用したが、普及するには至らなかった。1997年には、トヨタ自動車がプリウスに採用し、それをきっかけに採用車種が広がった。今では色々な自動車でセンターメーターが使われている。
[編集] 長所と短所
[編集] 長所
- 速度計を中央に配置する事で同乗者が速度・タコメーター・燃料残量などを確認できる。
- 視線移動が少なく、視野性に優れている。
- 製造面では国内仕様と輸出仕様(右ハンドルと左ハンドル)でダッシュボードを共通化できる。
[編集] 短所
- 速度計を中央に配置しているため、運転者が速度計を見るときにやや見づらい。また、運転席方向にオフセットをつけていることが多いため、助手席側から速度を確認しにくい。
[編集] センターメーターが使われている車種
[編集] トヨタ自動車
- 現在発売している車種
- 過去に発売していた車種
[編集] 日産自動車
[編集] 三菱自動車
- 現在発売している車種
[編集] ダイハツ工業
[編集] 現代自動車
- 現在発売している車種
- マトリックス(現地名・ラヴィータ)
[編集] GM大宇
- 現在発売している車種
- マティス(2代目)
[編集] ルノー
[編集] BMW
- 現在発売している車種
[編集] シトロエン
- 現在発売している車種
[編集] ランチア
- 現在発売している車種
- イプシロン(2代目)
- ムーザ
[編集] フィアット
- 現在発売している車種
- ムルティプラ(2代目)
[編集] 関連項目
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