南小樽駅
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南小樽駅(みなみおたるえき)は、北海道小樽市住吉町10にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である(地元民は「南樽(なんたる)」と略した名称で呼ぶ人もいる)。
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[編集] 駅構造
- 島式1面2線のホームを持つ。掘割の下を線路が走っているためホームだけが低い。
- 駅舎とホームの間に、旧手宮線の名残を見ることができる。
- 業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネット)。
- みどりの窓口(営業時間5時30分~0時30分)・簡易自動改札機設置。
- キヨスクは無く、コンビニエンスストアのサンクス(北海道キヨスクが運営)が入居している。
- のりば
1 | ■函館本線(上り) | 小樽方面 |
2 | ■函館本線(下り) | 手稲・札幌・岩見沢・千歳・新千歳空港方面 |
[編集] 駅周辺
古くから栄えた小樽の住宅街。
- 新日本海フェリーのりば
- 北一硝子・小樽オルゴール堂
- 北の誉酒泉館
- 北海道龍谷学園 双葉中学校・双葉高等学校
- 北海道小樽潮陵高等学校
- おたるないバックパッカーズホステル 杜の樹(もりのき) ※ ドミトリータイプの格安宿。
- 北海道中央バス「南小樽駅前」「南小樽駅下」「住吉神社前」
[編集] 利用状況
2004年度の1日平均の乗車人員は約1,723人である
[編集] 歴史
- 1880年11月28日 官営幌内鉄道(→函館本線旭川方面・手宮線)開運町駅(かいうんちょう)として開業。
- 1881年5月22日 住吉駅(すみよし)に改称。
- 1889年12月11日 北海道炭礦鉄道に譲渡。
- 1900年6月11日 小樽駅(初代)に改称。
- 1905年8月1日 北海道鉄道(初代)(→函館本線函館方面)開業。
- 1906年10月1日 北海道炭礦鉄道国有化。
- 1907年7月1日 北海道鉄道(初代)国有化。
- 1920年7月15日 南小樽駅に改称。
- 1968年8月28日 電化。
- 1985年11月5日 手宮線廃止。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。
- 2001年4月1日 駅業務を「日交観北海道」(現・北海道ジェイ・アール・サービスネット)に委託。