和歌山バス
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和歌山バス（わかやまばす）は、和歌山県北部のバス事業会社。略称は和バス。南海電気鉄道グループ。地域分社として100%子会社の和歌山バス那賀がある。スルッとKANSAI協議会に加盟している。
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[編集] 本社所在地
和歌山県和歌山市和歌浦西1丁目8番1号（最寄りの停留所は和歌浦口）
- この地には、かつて南海和歌山軌道線の電留線があった。跡地を本社およびバス車庫として転用している。
[編集] 高速バス路線
[編集] 高速夜行バス（サウスウェーブ号）
- 京成バスと共同運行
- なお、和歌山⇔東京間の夜行高速バスについては、同じ南海グループの南海ウイングバス南部がジェイアールバス関東と共同でドリーム和歌山号（さらに堺⇔東京間では南海バスがジェイアールバス関東・西日本ジェイアールバスと組み、ドリームなんば・堺号も）を運行しており、グループ会社がそれぞれ別個の路線を持っている形になっている。これは、新宿⇔大阪間に京王電鉄グループの京王バス東と阪急バス、多摩バスと近鉄バスがそれぞれ別個の路線を有する形態に似ている。
[編集] 関西空港リムジンバス
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- 関西空港交通と共同運行
- 和歌浦口発着便が1日9往復、JR和歌山駅始発／終着便が1日25往復
[編集] かつて運行していた高速バス
- 神奈川中央交通の撤退に伴い、上記2路線を統合する形で現在のサウスウェーブ号の運行が始まった。
- USJ⇔JR和歌山駅東口・和歌浦口
[編集] 一般路線
- 和歌山市と海南市を営業エリアとしている。
- 和歌山市駅前とJR和歌山駅前をターミナルに持ち、ほとんどの路線はこの2ターミナルのいずれかを始発／終着として運行している。
- 同社の看板路線として、和歌山市駅前とJR和歌山駅を結ぶシャトルバスがある。
- 最も運行本数の多い和歌山市内線は、かつて南海電鉄が運行していた路面電車和歌山軌道線の廃止代替バスとして、おおむねかつての軌道線の路線、停留所に沿って運行されている。
[編集] 定期観光バス
観光シーズン（2006年の場合、3/20～5/31、9/10～11/30）の土・日・祝日に、和歌山市駅前とJR和歌山駅を発車し、市内の観光名所（紀州東照宮 、養翠園、紀三井寺 、和歌山マリーナシティ、和歌山城）を巡る定期観光バス『紀州徳川めぐり』号を運行している。
[編集] 車両
[編集] 背面の表示
車両後方側の背面に行先方向幕の装着されていない車両では、方向幕の代わりに『市駅』『和駅』を点灯表示する装置が取り付けられている。これは、和歌山市内線の上り方向（南海和歌山市駅行き、ＪＲ和歌山駅行き）では、複数の車両が団子運転となることも多いため、後続車両の運転手に先行車両がどちらの行き先なのかをアナウンスする（自車両と同じ行き先であれば、先行車両が停留所で乗車扱いをしている間に追い抜きを行う）ためである。かつて（1994年に減便されるまで）和歌山市内線は、南海和歌山市駅発着便、ＪＲ和歌山駅発着便ともにデータイム毎時12本（合わせて24本）もの頻発運転が行われており、特に上り方向では始発地の異なる各便が途中停留所で合流して進行するため、当時は3～4台が団子運転となってしまうことも珍しいことではなかった。
[編集] 塗装
おもに以下の5タイプのバス塗装がある。
- 車両の大多数を占め、最近の新型車に再び採用されるようになった赤系塗装
- 南海和歌山市駅とJR和歌山駅を結ぶシャトルバス専用車塗装
- 新型の中型車を中心に運行されているハートフル塗装
- 1994年の「世界リゾート博」の際に導入されたOCEAN塗装
- 夜行高速バス・空港リムジンバスのサウスウェーブ塗装
[編集] 歴史
- 1975年（昭和50年）12月 南海電気鉄道から分離独立。
- 1989年（平成元年） 和歌山⇔横浜間の夜行高速バス『サウスウェーブ』号を運行開始。
- 1991年（平成3年）8月 那賀営業所を和歌山バス那賀として分社化。
- 1994年（平成6年）5月 定期観光バス『紀州徳川めぐり』号を運行開始。
- 1994年（平成6年） 関西国際空港までの空港リムジンバスを運行開始。
- 1998年（平成10年） 『サウスウェーブ』号、和歌山⇔横浜線を和歌山⇔千葉線と統合する形で廃止。
- 2002年（平成14年）10月 JRとの連絡定期券を発売開始。
[編集] 外部リンク
- 和歌山バス
- OCEAN547.net （個人サイト。「和歌山バスパーフェクト」なるコーナーがあり、車両情報や廃止／休止路線情報などが充実）
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| 関西圏外での参入予定社局 | ★静岡鉄道・★しずてつジャストライン |
| 相互利用 | ★JR西日本（ICOCA） |
- 記号の意味
- ☆印の社局はPiTaPa加盟社局。
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