堤真一
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堤 真一(つつみ しんいち、1964年7月7日 - )は、日本の俳優。シス・カンパニー所属。兵庫県西宮市出身。西宮市立浜甲子園中学校 西宮市立西宮東高等学校卒業。身長は178cm、血液型はAB型。
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[編集] 来歴
高校卒業後、友人に誘われ千葉真一主催のジャパンアクションクラブに入団。真田広之の付き人を務めた。坂東玉三郎の舞台『天守物語』への出演をきっかけに本格的に役者を志す。
ジャパンアクションクラブ退団後はテレビドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。TPTでデヴィッド・ルヴォー演出作品に数多く出演し、着実に演技力を向上させ、蜷川幸雄や野田秀樹といった日本有数の演出家の作品に主演するようになる。SABU監督映画作品の常連出演者でもある。
2000年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『やまとなでしこ』で松嶋菜々子の相手役として主演し一躍知名度が向上した。この頃からナレーターとしての活動が開始。
2005年は出演作品の量、質ともにそれまでにない活躍をみせた。映画だけで4本の出演を数え、フジテレビ系列のテレビドラマ『恋におちたら~僕の成功の秘密~』への出演と並行して2本の舞台に出演。山崎貴監督の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で自分の仕事に対して人一倍誇りと情熱を持つ社長を好演。人気と実力に恵まれながら賞とは縁が遠かったが、この演技で国内の主な映画賞の助演男優賞部門を多数獲得した。最近では、ドラマセーラー服と機関銃で注目されている。
[編集] 人物
クールで寡黙な役柄を与えられることが多いが、日常では兵庫県出身の人物に相応しく、阪神タイガースの熱狂的なファンであり、関西弁を交えたトークで現場を和ませている(一部では、時折披露するオヤジギャグが「全然面白くない」との説がある)。
有名なエピソードとして、第29回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞を受賞した際に、プレゼンターを務めていたオダギリジョーの奇抜なヘアスタイルに対し、「何じゃその髪型は!?」と問い詰め会場を笑いで包んだ(オダギリとはテレビドラマ『ビギナー』で共演)。
映画『39 刑法第三十九条』で共演した鈴木京香とは結婚目前とまで噂されたが後に破局。それ以外にも深津絵里や松雪泰子、小雪との交際が報じられている。
また2006年には、在籍した西宮東高校の後輩であり交友も深い常盤貴子と、映画『地下鉄(メトロ)に乗って』と舞台『タンゴ・冬の終わりに』で初めて共演した。
[編集] ドラマ
- 1987年 NHKドラマスペシャル「橋の上においでよ」
- 1988年 NHK大河ドラマ「武田信玄」(武田義信役)
- 1989年 シリーズ街・東京都心 「問題の教師」
- 1990年 「白い巨塔」(柳原役)
- 1995年 NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」(徳川吉通役)
- 1996年 「ピュア」 (沢渡徹役)
- 1999年 「元禄繚乱」 (高田郡兵衛役)、「ザ・ドクター」 (麻生一真役)
- 2000年 「やまとなでしこ」(中原欧介役)
- 2001年 金曜エンタテイメント年末特別企画「忠臣蔵1/47」(浅野内匠頭役)
- 2002年 「恋ノチカラ」(貫井功太郎役)、「ランチの女王」(鍋島健一郎役)
- 2003年 NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」本位田又八役、 「GOOD LUCK!!」(香田一樹役)、「ビギナー」(桐原勇平役)
- 2004年 「徳川綱吉 イヌと呼ばれた男」 (大石内蔵助役)
- 2005年 「恋におちたら~僕の成功の秘密~」(高柳徹役)
- 2006年 「HERO」(津軽保役)、「セーラー服と機関銃」(佐久間真役)
[編集] 映画
- 女殺油地獄
- 弾丸ランナー
- ポストマン・ブルース
- アンラッキーモンキー
- 39-刑法第三十九条-
- MONDAY
- DRIVE
- 卒業(2003年)
- バカヤロー!2「幸せになりたい。」
- 着信アリ(2004年)
- ローレライ(2005年) - 浅倉良橘 役
- フライ,ダディ,フライ(2005年) - 鈴木一 役
- 姑獲鳥の夏(2005年) - 中禅寺秋彦(京極堂) 役
- ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)
- 地下鉄(メトロ)に乗って(2006年)
- 舞妓Haaaan!!! (2007年)
- ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年11月公開予定)
- 魍魎の匣(2007年公開予定) - 中禅寺秋彦(京極堂) 役
[編集] 舞台
- キル(NODA・MAP)
- 贋作・桜の森の満開の下(野田秀樹作・演出)
- パンドラの鐘(NODA・MAP)
- 野獣郎見参(劇団☆新感線)
- 欲望という名の電車(蜷川幸雄演出)
- アテルイ(劇団☆新感線)
- ダム・ウェイター(鈴木裕美演出)
- カメレオンズ・リップ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出)
- 幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門(蜷川幸雄演出)
- 吉原御免状(劇団☆新感線)
- 労働者M(ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出)
- タンゴ・冬の終わりに(蜷川幸雄演出)
- 写楽考(シス・カンパニー)