宿河原駅
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宿河原駅(しゅくがわらえき)は、神奈川県川崎市多摩区宿河原3丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅である。下り(立川方面)ホームの立川方の端に改札口があり、2つのホームは跨線橋で接続されている。また、上りホームの外側に留置線が2本ある。
- のりば
- ■南武線 府中本町・分倍河原・立川方面
- ■南武線 登戸・武蔵溝ノ口・武蔵小杉・川崎方面
[編集] 駅構内設備
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均7,230人である。また、登戸以北に向かう乗客が、下り登戸行きに乗った場合の乗り換え駅となっている。 これは登戸行き電車が登戸で2番線到着(川崎方面への折り返しに使用)となり、立川方面に乗り換える場合、階段を渡って1番線に乗り換えなければならず、時間がかかるため宿河原乗換を勧めているからである。なお、雨天時には上屋のある久地での乗換えを勧める場合もある。
[編集] 駅周辺
- 年2回の一定期間、一般公開されている。公開期間中は当駅前より案内板が設置される。
- 川崎宿河原郵便局
- 川崎市立稲田小学校
- 川崎市立稲田中学校
- 神奈川県立多摩高等学校
- 新明国上教会(新宗教、宿河原不動駅があった近辺)
[編集] バス路線
[編集] 歴史
- 当駅から多摩川の川原まで砂利採取線が伸びていた。ここ宿河原付近の多摩川で採取した砂利を南武鉄道(当時)経由で川崎河岸駅(現在廃止)まで運搬し、そこで船に乗せ換えて東京・横浜へ運んでいた。1934年に砂利の機械掘りが禁止され、砂利採取が行われなくなった後も砂利採取線は暫く残されていたが、現在は線路が外され川崎市道となっている。