小千谷駅
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小千谷駅(おぢやえき)は、新潟県小千谷市東栄一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。みどりの窓口設置の業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。
- ホームは相対式1面1線、島式1面1線の計2面2線。両ホームは跨線橋で連絡している(下記ホーム配置は西から順に)。
- ■1番線:上越線(上り)長岡・新潟方面 ※駅舎側
- ■3番線:上越線(下り)小出・越後湯沢方面 ※島式外側
- 尚、島式内側の2番線は現在使用されていない。
- 駅舎内にはみどりの窓口、自動券売機の他、待合室、キヨスク、自動販売機、トイレ等がある。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員:1,082人(2005年度)
[編集] 駅周辺
小千谷市の中心街は信濃川を国道291号・旭橋で渡った西側の地区。これは小千谷市が信濃川の水運によって河岸段丘沿いに形成されていったためである。
- 小千谷駅前郵便局
- 越後交通 小千谷営業所(小千谷車庫)
- 高の井酒造(高の井)
- 新潟銘醸(長者盛)
- 山崎醸造
- 新潟県立小千谷高等学校
- 小千谷市立東小千谷中学校
- 小千谷市立東小千谷小学校
- 国道291号・国道351号(旧国道17号)
[編集] 歴史
- 1920年11月1日 - 上越北線・宮内~東小千谷間開業の際に開設。当時の駅名は魚沼線に既にあった小千谷駅(のちの西小千谷駅)と区別するため東小千谷駅(ひがしおぢやえき)とされた。
- 1921年8月5日 - 東小千谷~越後川口が延伸開業。
- 1932年8月1日 - 現駅名に改称。魚沼線の小千谷駅は半月前の1935年7月15日に「西小千谷」に改称された。
- 1964年11月20日 - (越後川口~)山辺信号場~小千谷間が複線化。
- 1967年9月1日 - 小千谷~妙見信号場(~越後滝谷)間が複線化。
- 2004年10月23日 - 新潟県中越地震により被災。
- 2004年12月27日 - 越後川口~越後滝谷間、上り線使用した単線運転で上越線全線で運転再開。但し、すべての夜行列車と半数以上の普通列車、貨物列車は運休。小千谷駅は跨線橋を渡った3番線のみの使用となり、不便となった。
- 2005年3月25日 - 越後川口~越後滝谷間の下り線が復旧し、上越線全線で複線運転を再開。夜行列車や、普通列車及び貨物列車のほとんどが運転再開。