横浜市営バス港北営業所
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横浜市営バス港北営業所（-こうほくえいぎょうしょ）とは、新横浜駅近くの港北区大豆戸町（まめどちょう）に所在し、鶴見区西部、港北区全域、都筑区東部を走る路線を広く担当している横浜市営バスの営業所である。
目次 |
[編集] 担当エリア
- 鶴見駅西口から新横浜・綱島・新子安・安善町・六角橋方面
- 新横浜駅周辺
- 新横浜駅から保土ヶ谷・中山・鶴ヶ峰方面
- 仲町台駅からセンター南・江田・新北川橋方面
[編集] 沿革
- 1937年12月27日：（初代）鶴見営業所として開業。
- 1938年1月16日：営業開始。
- 1955年6月15日：生麦詰所が鶴見営業所の派出所となる。
- 1965年4月19日：生麦派出所を出張所に変更。
- 1973年5月12日：生麦出張所が営業所として独立。
- 1981年5月5日：（初代）鶴見営業所廃止。営業所機能を移転し、（2代）港北営業所開業。
- なお、現在の緑営業所が開設時に「港北営業所」を名乗っていたため、港北営業所という名称の営業所としては2代目となる。
- 2000年3月29日：下町会館前バス停新設に伴い、41系統の一部便でルート変更を実施。
- 2000年7月20日：67系統の鶴見駅西口～大口駅前間を廃止。
- 2001年4月23日：13系統に鶴見駅前～一の瀬～新横浜駅前線を新設。
- 2006年1月30日：308系統が港北ニュータウン営業所から移管される。
- 2007年4月1日：88系統、301系統、302系統、304系統が港北ニュータウン営業所の廃止に伴い移管。また27系統が鶴見営業所単独所管になり、121系統を神奈川中央交通に全便移管。
[編集] 所管系統一覧
[編集] 13系統
綱島駅～鶴見駅線が本線であるが、一の瀬にある折返所で鶴見駅からの多くの便が折り返す。鶴見駅は東口発着。末吉大通りをひたすら西進する。一の瀬行き深夜バスは鶴見営業所担当。スロープ付車両の充当が多い。
港北営業所所属車両の入出庫便として、新横浜駅～鶴見駅線がある。
[編集] 14・104系統
- 104：新横浜駅前→港北車庫前→師岡→末吉→鶴見駅西口
- 104：新横浜駅前←港北車庫前←師岡←末吉橋←三ツ池道←鶴見駅入口(西口)
- 14：梶山→末吉→鶴見駅西口
- 14：梶山←末吉橋←三ツ池道←鶴見駅入口(西口)
- 104：新横浜駅前～港北車庫前～港北区総合庁舎～師岡～梶山
- 2007年4月1日：鶴見駅西口(入口)～新子安駅西口を廃止。
14系統は、元々新子安駅西口と梶山を結ぶ路線だったが、後に新横浜駅前発着便が誕生し、そちらがメインになった。現在は鶴見駅入口（鶴見駅西口）～梶山間の区間便のみ14系統を名乗る。
104系統は14系統の姉妹路線。新横浜駅前～鶴見駅西口・鶴見駅入口間の本線は、実質14系統の区間便として機能している。梶山発着の便は本数が非常に少ない。新横浜駅前～梶山間の路線には港北車庫前発の区間便が存在する。
この系統は鶴見駅西口周辺と末吉地区で往路・復路が異なる特徴的な経路を進む。鶴見駅から新横浜駅を結ぶ系統はこの他に同じ市営の41系統・13系統(出入庫が中心)・臨港鶴02系統がある。
2006年2月に、神奈川県生活交通確保地域対策協議会に退出意向が提出された。なお、該当区間は、新子安駅西口～安養寺前であった。その後、2006年12月に再編計画が発表され、2007年3月31日をもって、当系統は鶴見駅西口～新子安駅西口が廃止された。
[編集] 37系統
- 横浜市営バス#臨時営業路線の項を参照。
[編集] 38系統
- 鶴見駅西口～東寺尾5丁目～白幡～内路～菊名橋～六角橋北町～六角橋～東神奈川駅西口～横浜駅西口
- 鶴見駅西口～東寺尾5丁目～白幡～荒立～鶴見駅西口（白幡/荒立・鶴見駅西口循環）
- 2007年4月1日：内路～法隆寺前～港北小学校前と内路～大口駅前を廃止。片倉町入口経由から六角橋経由に変更。
鶴見駅西口～横浜駅西口を結ぶ本系統と白幡・荒立循環がある。白幡・荒立循環は、午前中は荒立先回り、午後は白幡先回りである。横浜駅西口系統は平日朝夕東神奈川駅西口どまり。
2006年神奈川県生活交通確保地域対策協議会に退出意向が提出された。その後、2006年12月に路線再編計画が示され、2007年3月31日を以って鶴見駅西口～横浜駅西口間は、片倉町入口経由から東神奈川駅西口経由に変更、内路～大口駅間は廃止された。
内路～大口駅間の廃止により、2007年4月以降、大口駅～松見町～六角橋北町～下耕地～三ツ沢総合グランド入口～横浜駅西口を結ぶ291系統が浅間町営業所担当、約2年間の予定で暫定運行されている。
[編集] 41・355・356系統
- 41：鶴見駅西口～東寺尾5丁目～白幡～内路～菊名駅前～大倉山駅前～太尾西住宅～新羽駅～新開橋～川向町折返場
- 41：鶴見駅西口～東寺尾5丁目～白幡～内路～菊名駅前～港北警察署前～港北車庫前～新横浜駅前
- 41：新横浜駅前～港北車庫前～大倉山駅前～下町会館前～新羽駅～梅田橋～中山駅前（緑営業所と共管）
- 41：新横浜駅前～港北車庫前～大倉山駅～太尾西住宅～新羽駅～川向町折返場
- 41:新横浜駅前～太尾新道～太尾西住宅～新羽駅※一日数本
- 355：鶴見駅西口→東寺尾5丁目→白幡→内路→菊名駅前→大倉山駅前→太尾西住宅→新羽駅→新開橋→川向町折返場
- 深夜：鶴見駅西口→東寺尾5丁目→白幡→内路→菊名駅前→港北警察署前→港北車庫前
- 356：大倉山駅前→太尾西住宅→新羽駅→新開橋→川向町折返場
- 2007年4月1日：新横浜駅前～小机駅～川向町折返所を廃止。鶴見駅西口→港北車庫前の深夜バスを新設。
かつては鶴見駅西口～中山駅前の通し運行（緑営業所が担当）も見られたが、現在はなく、上記の複雑な運行形態をもつ。メインは鶴見駅西口～新横浜駅前/川向町折返場間の区間便。また、このほかにも鶴見駅西口～港北車庫前の区間便や、新羽駅発鶴見駅西口行、緑営業所が単独で運行する路線も存在する。
355系統は鶴見駅発川向町折返場行き、356系統は大倉山駅発川向町折返場行き深夜バス。
2006年神奈川県生活交通確保地域対策協議会に一部区間の退出意向が提出された。その後、2006年12月に路線再編計画が示され、2007年3月31日を以って新横浜駅前～又口橋～小机駅～川向町折返場間を廃止。[1]
2007年5月頃にららぽーと横浜へ乗り入れ予定。
[編集] 67系統
- 梶山→末吉→北寺尾別所→昭和坂上→鶴見駅西口
- 梶山←末吉橋←三ツ池道←北寺尾別所←昭和坂上←鶴見駅入口(西口)
- 2000年7月20日：鶴見駅西口・鶴見駅入口～大口駅前間を廃止する。
2000年7月20日に鶴見駅西口・鶴見駅入口～大口駅前間が廃止され、現在の運行形態になった。なお、これにより神の木台バス停が廃止された。
朝夕のみの運行。14・104系統同様に末吉地区での往路と復路で経過地が異なる。かつては、新子安駅入口を経由して大口駅前まで運行されていた。
[編集] 88系統
- センター南駅～都筑ふれあいの丘～仲町台駅～勝田～道中坂下
- 仲町台駅～都筑ふれあいの丘～センター南駅～大原～勝田～道中坂下
- 2007年4月1日：港北ニュータウン営業所廃止に伴い、港北営業所の担当になる。
現在は、センター南駅前あるいは仲町台駅から道中坂下へと走っているが、以前は中山駅南口から道中坂下を走っていた。中山駅南口から綱島駅を走る東急バスと、道中坂下まで共通定期券の取扱いをしていたが、市営地下鉄があざみ野まで延伸した際、市営バスだけが現在の形になり、東急バスだけが単独で運行し、共通定期券の取扱いも終わっている。ちなみに東急バスのほうは、現在中山駅南口から北口へと乗り場が変わり、貝の坂、佐江戸、仲町台駅を経由して綱島駅に至っている。(東急バス新羽営業所の項を参照。)
全便中型車による運行。
[編集] 129系統
- 新横浜駅前～八反橋～三枚町～羽沢団地前～旭硝子入口～西谷駅前～鶴ケ峰駅
- 新横浜駅前～八反橋～三枚町～羽沢団地前～旭硝子入口～旭硝子前
開設当初は鶴ヶ峰駅までの運行だったが、国道16号線の渋滞の影響で定時運行が難しいことから、始発を除く平日朝ラッシュ時間帯のみ旭硝子前に乗り入れる
一部経由地が神奈中バス121系統と同じ為、上下線どちらで待っていても新横浜駅行に乗車出来る停留所がある（東泉寺前・羽沢団地前）
[編集] 300系統
- 新横浜駅前～横浜労災病院～新開橋～新栄高校南口～仲町台駅
- 新横浜駅前～鳥山大橋～新開橋～新栄高校南口～仲町台駅
かつては新横浜駅～江田駅間の運行であったが、横浜市営地下鉄3号線開通に伴い、センター南駅前発着に短縮され、更に2006年1月30日の改正で仲町台駅発着に短縮された。 2007年4月1日のダイヤ改正より、都筑区内路線の車両送り込みも担うようになった。
2006年神奈川県生活交通確保地域対策協議会に退出意向が提出された。その後、2006年12月に路線再編計画が示され、2007年3月末までに現在のルートと310系統を統合する予定であったが撤回された。
[編集] 301・370系統
- 江田駅～荏田南～都筑ふれあいの丘～仲町台駅
- 深夜バス・370系統は「仲町台駅行」のみが上記経路で運行
- 江田駅～荏田南～中の瀬～センター南駅※日中のみ毎時1本
- 2007年4月1日：大丸経由港北ニュータウン車庫行きを廃止。センター南駅行き減便。
江田駅と県道新横浜元石川線沿いの団地・マンションを結ぶ路線である。
現在運転されている301系統は2代目であり、旧300系統の片割れである江田駅～仲町台駅と旧304系統の一部区間を復活させた形の江田駅～センター南（荏田南経由）の2路線からなる。
かつては東急バスと共同で江田駅～市が尾駅間の運行であったが、1993年3月17日に港北ニュータウン車庫前行きを残して市が尾駅行きは横浜市営バスのみが廃止された(東急バスはそのまま運行を継続、2001年に系統番号市71系統が付与される)。1993年3月18日の市営地下鉄3号線あざみ野延伸に伴う路線再編で仲町台駅便が開業、その後にセンター南駅便が開業した。センター南駅便は東急バスとの共同運行(平日のみ）である。江田駅～センター南駅は301系統のみ東急バスと共通定期券取り扱いをしている。
2007年4月1日のダイヤ改正より港北営業所の担当になり、仲町台行きは15～20分間隔、センター南行きは9～16時の間の毎時1本の運転になった。また港北ニュータウン車庫の廃止に伴い、港北ニュータウン車庫への出入庫便が廃止されたことによって旧301系統は完全に消滅したことになる。
[編集] 302系統
- 仲町台駅～港北工業団地～新北川橋
- 2007年4月1日：新北川橋～のちめ不動～センター北駅～センター南駅～大丸～港北ニュータウン車庫と港北ニュータウン車庫～大丸～都筑ふれあいの丘～仲町台駅を廃止。港北ニュータウン営業所廃止に伴い、港北営業所の担当になる。
元々は港北ニュータウン内を大きく循環運行する系統で、全線通しの運行は日中のみ、仲町台駅・新北川橋を基点とする区間運行が主体であった。循環は両方向あったが、どちらも同一の系統番号であった。なお、新北川橋～センター北駅間は東急バス北302系統と共同運行していた。
2006年8月31日に、神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれた。その後、横浜市生活交通バス路線維持制度の適用を受けることとなり、運行事業者の公募が行われたが、応募事業者はおらず、2007年4月から暫定的に横浜市交通局が運行を続けることになっている。ただし、新北川橋～のちめ不動～センター北駅～センター南駅～大丸～港北ニュータウン車庫間、港北ニュータウン車庫～大丸～都筑ふれあいの丘～仲町台駅間は廃止され、仲町台駅～港北工業団地～新北川橋間のみが運転されることになった。これによりセンター北駅に乗り入れる市営バスは消滅、東急バスのみが乗り入れることとなった。
[編集] 304系統
- 江田駅～みずきが丘～荏田東～センター南駅
- 2007年4月1日：港北ニュータウン営業所廃止に伴い、減便のうえ港北営業所の担当になる。
以前は荏田南経由とみずきが丘経由があり、新北川橋まで運行していた路線だが、1993年3月18日の地下鉄3号線のあざみ野延伸により荏田南経由は廃止され、みずきが丘経由のみが残りセンター南駅行きに短縮された。後に荏田南経由もセンター南駅行きとして復活し301系統のグループに入れられている。基本的に1時間に1・2本の運転。荏田南を経由しないため乗客が少なく民間移譲予定路線の一つに入っていた。301系統と車両が共通運用されている故に港北営業所の担当になった。ただし東急バスとの共通定期券取り扱いはない。
[編集] 308系統
港北区から都筑区が分区した時（1994年11月6日）に誕生した市営バス初の小型バス路線。2003年6月に経路変更を行い、坂下経由から高山経由になり、その後2006年1月30日に港北ニュータウン営業所から港北営業所へ移管された。
なお、1993年3月17日までは、新横浜駅前～あざみ野駅の路線として存在し、市営地下鉄の新規開業区間に当たるため、開通と同時に廃止になった。
2006年8月31日に神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれた。その後、、横浜市生活交通バス路線維持制度の適用を受けることとなり、運行事業者を公募していたが、応募事業者は無く、横浜市交通局が暫定的に続けて運行を行うこととなっている。
[編集] 移管路線
[編集] 27系統
- 鶴見駅前～汐鶴橋～入舟橋～安善駅前～安善町
2007年4月1日より鶴見営業所単独の担当になる。
[編集] 廃止路線
既存系統の区間廃止などは上を参照。
[編集] 42系統
- 一の瀬～末吉橋～三ツ池道～鶴見駅～鶴見区役所前～汐入町2丁目（鶴見営業所と共管）
- 一の瀬～末吉橋～三ツ池道～鶴見駅～汐鶴橋～汐入町2丁目（鶴見営業所と共管）
鶴見営業所の項を参照されたい。2007年3月30日に廃止。
[編集] 72系統
- 鶴見駅前～三ッ池道～末吉橋～自動車鋳物前～江ケ崎
鶴見営業所と共管していた。バス路線維持制度対象路線として認定され臨港グリーンバスが鶴11系統として2007年4月1日より引き継いだ。
[編集] 121系統
- 新横浜駅前～八反橋～羽沢団地前～羽沢貨物駅～川島住宅～和田町～保土ケ谷車庫前（羽沢団地経由）
2006年8月31日に、神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれた。その後、横浜市生活交通バス路線維持制度対象路線として認定され、運行事業者を公募したところ、神奈川中央交通に決定し、2007年4月1日から保土ヶ谷駅西口～新横浜駅で運行されている。大和営業所が運行を担当。
[編集] 126系統
- 鶴見駅入口（復路は鶴見駅西口着）～三ッ池道～末吉橋～一の瀬
13系統の姉妹路線。104系統とペアで運行されていた。
[編集] 302系統
- 新横浜駅～浜鳥橋～港北インター～新栄高校前～新北川橋～北山田～研究所前
- 新横浜駅～浜鳥橋～港北インター～新栄高校前～新北川橋～北山田～茅ヶ崎新道～御影橋～大丸～港北ニュータウン車庫
港北ニュータウンの東側を経由する路線として開業した路線で、開業当初は北川橋南までの運行だった。後に新北川橋、北山田、研究所前・港北ニュータウン車庫へと路線を延伸。地下鉄3号線あざみ野延伸に伴い廃止された。なお一部経路は港北ニュータウン担当の302系統として存続している。ちなみに浜鳥橋を経由した最初の路線である。
[編集] 303系統
- 新北川橋～新栄高校前～仲町台駅～中丸～センター南駅
- 新北川橋～新栄高校前～北原橋～中丸～センター南駅
かつては新横浜駅前～大倉山駅前～茅ケ崎新道経由で北山田（後に研究所前）を東急バスとの相互乗り入れで運行していた。1993年の地下鉄開業後も路線は存続され、支線として上記区間の運行が始まった。しかし、研究所前系統は翌1994年に廃止となり、上記区間のみが残った。なお、仲町台駅経由便は朝夕のラッシュ時のみである。現在の路線のルーツは旧304系統江田駅～荏田南(みずきが丘)～大原～新栄高校前～新北川橋間の中村交差点(現都筑区総合庁舎)～新北川橋間であると思われる。
2006年8月31日に、神奈川県生活交通確保対策地域協議会へ退出申し入れが行なわれた。その後、2006年12月に路線再編計画が発表され、2007年3月31日に全線の廃止が行われた。[2]
[編集] 304系統
- 江田駅～荏田南～御影橋～勝田丸沢～新栄高校前～北川橋南
- 江田駅～みずきが丘～荏田東～勝田丸沢～新栄高校前～北川橋南
[編集] 車両
入札制度導入までは大型車はいすゞが指定車種であった。CNG補充施設がある関係上、CNGノンステップバス(キュービックとエルガ)が所属している。現在は旧港北ニュータウン営業所からの転属車や日野ブルーリボンⅡも所属。大型短尺車の他に中型車も所属している。308系統専用の日野レインボーHR小型車も所属。
カテゴリ: 横浜市交通局 | 関東地方のバス営業所
