田園調布駅
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田園調布駅(でんえんちょうふえき)は、東京都大田区田園調布3丁目にある、東京急行電鉄の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面4線の地下駅。外側を東横線が、内側を目黒線が使用する。横浜方面と武蔵小杉方面、渋谷方面と目黒方面は同一ホームで乗り換えが可能。
- 目黒線のみホームドアが設置されている。
- 改札口は地上1ヶ所。
[編集] のりば
1 | ■東横線 | 武蔵小杉・日吉・菊名・横浜・ みなとみらい線 元町・中華街方面 |
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2 | ■目黒線 | 多摩川・武蔵小杉方面 |
3 | ■目黒線 | 大岡山・目黒・○南北線 赤羽岩淵・ 埼玉高速線 浦和美園・○都営三田線 西高島平方面 |
4 | ■東横線 | 自由が丘・中目黒・渋谷・○日比谷線 北千住方面 |
[編集] 特徴
- 東西方向に傾斜があるため、東側の街区は改札口と同じ高さだが、西側の街区はおよそ建物1階分高くなっている。
- 西側に面した旧駅舎は「目蒲線改良工事及び東横線複々線化工事」のため、1990年9月4日に使用停止となり解体されたが、2000年1月15日に復元された。但し、現在は駅舎としての機能は持っていないが、入口の裏側にエレベーター乗り場がある。
- 噴水を中心とした西口ロータリー、そこから広がる放射状及び同心円状の道路、街路樹の銀杏並木は旧駅舎と合わせ広く知られており、田園調布という街の大きな象徴である。
- 商業施設は東側に集中してあり、西側には高級住宅地が広がる。
- 東横線と目黒線の分岐点で主要駅ではあるものの、特急と通勤特急は停車しない。
- 浦和美園駅及び高島平駅を発着とする臨時列車「みなとみらい号」は、2006年8月運転分まで武蔵小杉駅で目黒線から東横線への転線を行っていたが、12月運転分から当駅で転線を行う。
- 2012年の東横線の東京地下鉄13号線乗り入れに伴う優等列車(急行・特急・通勤特急)の10両化に対応できるように、田園調布駅地下化当時から渋谷方に2両分(現在8両)のスペースが準備されている
[編集] 駅周辺
[編集] バス路線
改札口北側にバスターミナルがあり、東急バスが4系統を運行している。
[編集] 歴史
- 1923年3月11日 目黒蒲田電鉄・目黒駅~丸子駅(現:沼部駅)間開通と同時に開業。開業当時の駅名は調布駅。
- 1927年8月28日 駅名を田園調布駅に改称。
- 1994年11月27日 目蒲線のホームを地下化。
- 1995年 東横線のホームを地下化(6月に下りを、12月に上りを地下化)
- 2000年8月6日 目蒲線が目黒線に改称。
[編集] 隣の駅
- 東京急行電鉄
- ■東横線
- ■目黒線