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中目黒駅(なかめぐろえき)は、東京都目黒区上目黒3丁目にある東京急行電鉄(東急)及び東京地下鉄(東京メトロ)の駅。東京地下鉄の駅番号はH-01。東急の管轄駅である。
駒沢通り(手前)、山手通り、中目黒駅(遠方)(2005年5月撮影)
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 概要
- 東横線の特急・通勤特急・急行のすべての列車が停車する重要な駅であり、日比谷線の終着駅でもある。両線は当駅を境に相互直通運転を行っている。
- 所在地は、住居表示では上目黒にあるが、駅名は開業当時より中目黒である。これは開業当時に駅南東側の山手通りと駒沢通りの交差点に玉川電気鉄道の中目黒終点があったためである。
- 目黒区の代表的な駅となっている。2003年1月6日には駅近隣に目黒区総合庁舎(目黒区役所・目黒区社会保険事務所)が中央町から移転し、駅周辺は目黒区における地方自治の中心地となっている。
- 2012年に東横線は副都心線と直通運転を開始するため、PASMOを利用して当駅から明治神宮前駅や新宿三丁目駅まで乗る場合に日比谷線経由か東横線・副都心線経由か区別できないという、現在の北千住駅と同様の現象が生じると思われる。この場合、運賃は前者のものとみなされて計算されるものと思われる。
- 春にはホーム渋谷寄りから目黒川沿いの桜並木に咲く桜を一望できる。ただし、この部分はホーム幅が狭いので電車が到着、発車する際には注意すること。
[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面4線の高架駅である。外側1・4番線を東横線が、内側2・3番線を日比谷線(並びに両線直通列車)が使用している。駅管理は東急が行っていて、日比谷線側の駅名標は東急のフォーマットになっている。
- 改札口は高架下、山手通りに面して1つである。
- トイレは1階の改札口内にある。多機能トイレは以前設置されていなかったが、後年追加された。
- のりば
- 2番線は日比谷線からの直通列車で東横線の菊名駅まで運行される(日中は日吉駅まで)。菊名駅から先、横浜方面への定期列車はないが、不定期に臨時で急行「みなとみらい号」が元町・中華街駅まで運行される。また、2番線は数年前まで日比谷線から東横線への発車時に「ジリリリリーン」の発車ベルが鳴っていた。
[編集] 駅周辺
- ※高架下は飲食店やゲームセンターなどが入っており、夜は多くの客で賑わう。
[編集] 路線バス
- 中目黒駅(すべて東急バス)
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- <渋41> 大崎駅・大井町駅(大鳥神社前経由)・清水(同、出・入庫系統)
- <黒09> 目黒駅前(大鳥神社前経由)
[編集] 歴史
- 日比谷線の開通に伴い、東急東横線の日吉まで直通運転を開始。これによりホームは2面2線から2面4線に拡張され、横浜寄りに日比谷線の留置線3線も完成する。
- 急行停車駅に追加される。
[編集] 隣の駅
- 東京急行電鉄
- ■東横線
- ■特急・■通勤特急
- 渋谷駅 - 中目黒駅 - 自由が丘駅
- ■急行
- 渋谷駅 - 中目黒駅 - 学芸大学駅
- ■各駅停車
- 代官山駅/恵比寿駅(日比谷線) - 中目黒駅 - 祐天寺駅
- 東京地下鉄
- ○日比谷線
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- 祐天寺駅(東急東横線) - 中目黒駅(H-01) - 恵比寿駅(H-02)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク