花嫁は厄年ッ!
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花嫁は厄年ッ!(はなよめはやくどしッ)は、2006年7月6日から9月21日まで毎週木曜日の22時~22時54分(JST)にTBS系列で放送されていた篠原涼子主演のテレビドラマである。全12回。 通称:「花厄」
目次 |
[編集] 概要
篠原涼子のTBSの連続ドラマ初主演作でもあり、ナインティナインの矢部浩之は「天気予報の恋人」(フジテレビ系の月92000年4月-6月)以来6年ぶりの連続ドラマ出演作でもある。また脚本の秦建日子は篠原主演のフジテレビ系ドラマ「アンフェア」で原作として関わっている。篠原涼子と岩下志麻は坂口憲二主演のドラマ「マザー&ラヴァー」で共演予定だったが、この時岩下志麻が病欠の為に降板したため、その後にこのドラマで初共演を果たす。
放送前、ドラマ企画当初のタイトルは「花嫁は厄年ッ!」ではなく、「花嫁はダミー!」だった。(矢部が「ナインティナインのオールナイトニッポン」でネタをばらしたが、のちに当番組でコーナー化された)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
首都テレビに勤める女性アナウンサー・竹富明子(篠原涼子)は、ある時、自身のニュース番組を新人アナウンサーに奪われたことにより、番組を降ろされバラエティー番組で「農家の嫁・奮闘記」という内容の体験取材を命じられてしまう。そこで明子は合コンで偶然出会った元彼で、大手下着メーカー「ホワイトランジェリー」に勤務する安土一郎(ナインティナイン・矢部浩之)の実家である福島の桃農家を頼り、元彼の実家で嫁を装い潜入取材を行うことになるが…。
[編集] キャスト
- 竹富明子(たけとみ あきこ)(32) - 篠原涼子
- 首都テレビアナウンサーだったが、厄年のためかニュース番組を降板させられバラエティ担当になった。そして元彼・安土一郎の実家である福島県の桃農家で嫁を装い潜入取材をすることとなった。後に安土一郎と結婚をして安土家の一員となった。
- 下着メーカー勤務で、明子の大学時代の元カレ。実家は福島の桃農家。福島出身だが、現在の勤務先は東京であるが、下着メーカーの本社が関西だったため関西弁を喋るようになっている。下着メーカーでは主任である。明子の頼みを引き受け花嫁修業の取材に協力する。実家とは絶縁状態で12年も帰っていなかったが、絶縁の理由は第10話で一郎の勘違いであったことが発覚し母・幸恵と和解した。結婚後は週末のみ福島と東京を単身赴任を3年やっていたが、後に退社し、安土農園を引き継いだ。
- 明子の親友でマンションの隣の部屋に住んでいる。大阪出身。
- 安土香里(あづち かおり)(32) - 小沢真珠
- 一郎の従姉妹。歩く火曜サスペンスと言われており、安土農園を乗っ取ろうとしている。偶然明子が偽嫁だということを知ってしまう。また、福島弁で喋っていたが第10話で一郎に一喝されてから標準語で喋るようになった。最終話で直樹と結婚し、娘を授かっている。
- 一郎の弟で、東京へ行くことが夢である。5話で東京へ上京したが、一郎との勝負に負けて結局福島へ戻った。桃農家の息子なのに桃アレルギーであったが克服した。
- 片桐桃子(旧姓:安土)(かたぎり ももこ)(28) - 佐藤仁美
- 一郎の妹で夫と別居中。作り話が得意。息子が一人いる。明子のおかげで夫とも復縁できた。
- 東海林潤(しょうじ じゅん)(27) - 平山広行
- 一郎の後輩社員で、明子と一郎が逢う事になったきっかけを作った。
- 大石直樹(おおいし なおき)(29) - 川端竜太
- 香里が付き合っている年下の彼氏。最終回で香里と結婚し、娘を授かる。
- 唐木奈々(からき なな)(23) - 工藤里紗
- 明子の後輩アナウンサー。明子の後を継いだニュースキャスター。登場するたびに明子に対して嫌味を言うブリッコキャラ。
- 佐久間富吉(さくま とみよし)(25) - 澤田俊輔
- 高橋の番組を担当しているAD。名前は「トミヨシ」だが、高橋から「トミキチ」と呼ばれている。
- 若井玲奈(わかい れいな)(27) - 黒瀬友美
- 一郎の後輩OL。
- 鈴木さやか(すずき さやか)(23) - 藤岡麻美
- 一郎の後輩OL。ぱにぽにだっしゅの登場人物、6号さんの本名とは同姓同名。
- 田山千佳(たやま ちか)(22) - はるの
- 一郎の後輩OL。
- 高橋浩(たかはし ひろし)(46) - 宇梶剛士
- 首都テレビ製作部・バラエティ担当プロデューサーで、明子に農家の嫁体験を提案した張本人。一郎を除いた安土家の人々には明子の兄だと言っている。
- 片桐(かたぎり) - 蛭子能収
- 明子が東京⇔福島を移動するときに使う新幹線の乗客。明子の隣席かその近くに必ず座っている。後に桃子の夫であることが発覚した。
- 安土義一(あづち ぎいち)(享年52) - 綾田俊樹
- 一郎の父で幸恵の夫。12年前に病気で亡くなっている。享年52歳。幸恵が死に間際に義一に「いまひとつの人でした。」という言葉に一郎は激怒し家を飛び出した。この後にも続きがあったようであるが、この言葉が一郎と幸恵の断絶の原因となる。後に一郎の勘違いだったことがわかる。
- 安土文代(あづち ふみよ)(57) - 銀粉蝶
- 一郎の叔母。おせっかい好き。
- 安土孝二(あづち こうじ)(62) - 笹野高史
- 安土幸恵(あづち ゆきえ)(59) - 岩下志麻
- 一郎の母。安土家の家主で、「安土農園」を経営している。厳格者で嘘つきは大嫌い。一郎曰く「泣きたいくらい正直な人」。明子を一人前の桃農家の嫁に育て上げようとしている。口癖は「聞くの?」。一郎とは絶縁状態であったが、第10話で一郎の勘違いであったことが発覚し、和解した。また、一郎と明子の結婚式当日に過労で倒れてしまったが、3年後には一郎と明子に子宝が出来ない為言葉の鞭を入れていた。
[編集] ゲストキャスト
- 稲葉徹(いなば とおる)(32) - 沢村一樹(第1話、第3話)
- 明子のカレ。ニュース番組を降板させられた夜、別れを告げる。
- アナウンサー部長 - 剛たつひと(第1話、第9話、第11話)
- 明子の上司。明子より唐木奈々に贔屓している。
- 池内美乃(いけうち よしの) - 映美くらら(第4話)
- 妊娠12週で、お腹にいる子供は一郎の子供だと主張するが、「お前、ふざけるな」と一郎に一喝され、一郎に対する嫉妬であることがわかった。
- 竹富耕作(たけとみ こうさく) - 鶴田忍(第7話)
- 明子の父。海外に住んでいる。頑固者。
- 片桐てつや(かたぎり てつや) - ささの貴斗(第8話)
- 桃子の息子。母親からてっちゃんと呼ばれる。桃子のことを母親だと思っていないが、明子に説教されて心を開く。
- お天気キャスター - 根本美緒(第9話)
- アナウンサー室のテレビ内で台風情報を伝える。
- 案内係 - 鈴木あきえ(第11話)
- ふくしま桃山総合病院の受付嬢。
[編集] 楽曲
- 主題歌
- 挿入歌
- 『(It's My) Summer Of Delight』 - Flavor.G(キューンレコード)
[編集] スタッフ
- 企画原案:青月ぱそる「奥さまは毒舌」(祥伝社)
- 脚本監修:秦建日子
- 脚本:秦建日子(1,2,7,11,12話)、川嶋澄乃(3話)、栗本志津香(3,6,10話)、白石まみ(4,5,9,10話)、松田知子(5話)、酒井雅秋(8話)
- 演出:池添博(1,2,5話)、谷川功(3,4,6,9,11話)、秦建日子(7話)、森雅弘(7,8,12話)、山田勇人(10話)
- プロデューサー:志村彰、三田真奈美
- 制作:The icon・TBS
[編集] トピックス
- 一郎は福島出身であるが、矢部自身が大阪弁しかしゃべれない為、急遽3年間大阪に勤務していて大阪弁が染み付いた役柄となっているが、松嶋演じる希美は大阪出身となっている。
- 安土家の名前や桃畑である安土農園の設定は安土桃山時代を掛けていると推察される。
- ありえない状況や、辻褄が合わないことが多く、2ちゃんねるなどでは脚本家に多くの批判が相次いでる。
[編集] ロケ地
[編集] ドラマで使用している車両
- 安土一郎の車・・・ランドクルーザープラド(現行型)
- 安土幸恵が桃売りで使用している軽トラック・・・ダイハツ・ハイゼットトラック(現行型)
- 安土家の農作業用車・・・ライトエーストラック
- 竹富明子が福島へ向かう為に使用した首都テレビの車
安土幸恵が倒れた時に病院へ搬送された救急車・・・ハイエースバン(先代) - 竹富明子が初めて福島に来た時に乗ってきたタクシー・・・コロナ(7代目タクシー仕様)
- 安土一郎と竹富明子が福島に来た時に乗ってきたタクシー・・・クラウン(S150系)
[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
第1話 | 2006年7月06日 | 大災難は32歳にやって来た!! | 13.2% |
第2話 | 2006年7月13日 | 桃畑は地獄だった | 12.8% |
第3話 | 2006年7月20日 | 法事は覚悟しいや | 12.3% |
第4話 | 2006年7月27日 | 田舎にサイナラ! | 11.3% |
第5話 | 2006年8月03日 | 母にほめられたい | 12.1% |
第6話 | 2006年8月10日 | 母の切ない気持ち | 10.4% |
第7話 | 2006年8月17日 | 思い出の線香花火 | 10.7% |
第8話 | 2006年8月24日 | 母の愛情と嫁の涙 | 12.5% |
第9話 | 2006年8月31日 | 涙のプロポーズ拒否 私は騙した女です!! | 13.1% |
第10話 | 2006年9月07日 | さよなら、お母さん 家族を見守る桃の樹 | 11.6% |
第11話 | 2006年9月14日 | 最高の結婚式の日にお母さん、倒れる! | 11.2% |
第12話(最終回) | 2006年9月21日 | 女32歳!災い転じて幸せわしづかみ!! | 13.1% |
- 平均視聴率 12.0%(数字は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
[編集] 関連商品
- 花嫁は厄年ッ! Original Sound Tracks(2006年8月23日)
- 花嫁は厄年ッ! DVD-BOX(2006年12月22日)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
TBS 木曜10時枠の連続ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 花嫁は厄年ッ! (2006.7.6 - 2006.9.21) |
次番組 |
弁護士のくず (2006.4.13 - 2006.6.29) |
嫌われ松子の一生 (2006.10.12 - 2006.12.21) |