花 (ORANGE RANGE)
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花 | ||
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ORANGE RANGE の シングル | ||
リリース | 2004年10月20日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | gr8! records | |
プロデュース | シライシ紗トリ | |
チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
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ORANGE RANGE 年表 | ||
チェスト (2004年) |
花 (2004年) |
*~アスタリスク~ (2005年) |
『花』(はな)は、日本の ミクスチャーバンド、ORANGE RANGEの8枚目のシングル。
目次 |
[編集] 解説
- オリコン初登場1位。以来通算4週1位を獲得(連続ではなく、3週目は1位とは3000枚差で2位)。オリコンシングルチャートの集計開始以来899曲目の1位獲得であった。また、6週連続売り上げ10万枚突破。
- 2004年オリコン年間シングル売り上げランキング4位。ちなみに累計売り上げ枚数では上位3組を抜いている。2005年オリコン年間シングル売り上げランキング21位。
- ORANGE RANGEのシングルとしては最大のヒット曲であり、カラオケなどでも人気のある曲である。
- 出荷枚数ではミリオン認定されており、プラネットでもミリオンを達成しているが、オリコンでは999,789枚とわずかに届いていない(あと一度オリコン200位に入った時点でミリオン達成する)。
[編集] 受賞
- MTV Video Music Awards Japan 2005 Best Video of the Year
[編集] 収録曲
- 花
- タイトル曲。「泣けるレンジ」のキャッチコピーの元作られた壮大なラヴ・バラード。オリコンカラオケチャートでは43週連続を含む通算44週1位(2004年11月29日付~2005年9月19日付、2005年10月10日付)を獲得。スキウタ~紅白みんなでアンケート~では白組2位。だが、出演しなかった。『Squeezed』にリミックスバージョンが収録されている。
- 花想
- 1曲目とは同じ「花」をテーマにした曲だが、まったく別物のダウナーな曲に仕上がっている。作っている途中でどんどん暗くしていこうと作曲された。タイトルはL'Arc~en~Cielの『花葬』を参考にしたと思われる。(この曲も暗い曲である。)
- 花 original track
- 1曲目のロングバージョン。最初に製作されたのはこちらだったが、映画のタイアップが決まったことでアウトロを短くしたものが使用された。片方をアルバムバージョンとして『musiQ』に収録すればよかったのでは、という声も。
[編集] タイアップ
- 映画「いま、会いにゆきます」主題歌(M-1)
- au by KDDI CMソング(M-1)
[編集] 問題点
- 多くのオレンジレンジのファンサイトおよびネット上の掲示板などで、「花」の歌詞は致命的なミスを犯していると指摘している。具体的には「一人称」に関するものである。最初に「夢みたいに君に出会えた奇跡」という場所で『君』という人物に関して描かれた詞であるように思われるが、直後に「生まれ変わってもあなたに会いたい」と言うことで『あなた』という人物に対して書かれた詞が現れる。そして『君』および『あなた』に対する思いを語っている主人公となる人物であると考えられる者が「いつまでもあるのだろうかオレの真上にある太陽は」という部分で登場しこの時点で『オレ』という人物がこの歌の主人公と考えられ、『君』に対する思いを語っている。しかし、この時点では『あなた』のことは完全に無視されており、大サビ部分では唐突に『僕』という人物が登場し、以後は『オレ』の登場はない。「君が僕に残したもの」という歌詞からは『君』は『オレ』という人物ではなく、『僕』という人物に対する思いがあるということが容易にわかり、『君』という人物と『僕』という人物の恋愛的な詞を構想していたと推測できるが、今度は『ボク』という人物、『キミ』という人物が登場し、消えている。以後はほぼ『君』と『僕』のストーリーとなっており、最初に登場した『あなた』と『オレ』や途中の『キミ』と『ボク』は忘却の彼方である。これらのことから少なくともこの楽曲は日本語の文法として当てはめれば、6人もの登場人物が出てきてしまう。基本的に日本語の歌詞つき楽曲は通常、『あなた』であれば終始、『あなた』という言葉で相手を表現し、『私』であれば『私』という言葉で主人公を表現するといったようにまず一人称を統一することが当然として考えられており(もっとも、語呂の関係上『君』と『あなた』を使い分けている曲は他にもある)、これほど一人称が不統一であることに対して純粋な音楽家などからは「作詞の基本も出来ていない」との指摘を受けることがある。
- また、歌詞の「花びらのように散っていく」と詠っていることに対して最終部分に「さぁ咲き誇れ」と『散っていく花』に対して何故『咲き誇れ』との歌詞を出すのかという疑問も多く飛び交われている。
- 曲の一部がMr.Childrenの『くるみ』『シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~』、コブクロの『YELL~エール~』に似ている。
- また、プロデュースを担当したシライシ紗トリが自身のホームページ上で「花」の作詞を自らが行っていたことを示唆するような書き込みがあったことで、「本当の製作者はオレンジレンジではないのではないか?」という憶測が広がった。
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 2004年11月1日付~2004年11月8日付(2週連続) |
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前作: 平井堅 『思いがかさなるその前に…』 |
ORANGE RANGE 『花』 |
次作: T.M.Revolution 『ignited -イグナイテッド-』 |
オリコン週間シングルチャート第1位 2004年11月22日付~2004年11月29日付(2週連続、通算4週) |
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前作: T.M.Revolution 『ignited -イグナイテッド-』 |
ORANGE RANGE 『花』 |
次作: サザンオールスターズ 『愛と欲望の日々/LONELY WOMAN』 |
オリコン年間カラオケチャート第1位 2005年度 |
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前年: 夏川りみ 『涙そうそう』 |
ORANGE RANGE 『花』 |
次年: 修二と彰 『青春アミーゴ』 |
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