ORANGE RANGE (アルバム)

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ORANGE RANGE
ORANGE RANGE のアルバム
リリース	2006年 12月6日
ジャンル	J-POP
レーベル	gr8! records
プロデュース	シライシ紗トリ
チャート順位
週間最高順位2位（オリコン） 2006年年間順位65位（オリコン）
売上枚数
初動売上20.3万枚（オリコン）累計売上34.2万枚（オリコン）
ORANGE RANGE 年表
Squeezed （2006年）	ORANGE RANGE （2006年）	-

『ORANGE RANGE』（オレンジレンジ）は、日本のミクスチャーバンド、ORANGE RANGEの4枚目のオリジナルアルバム。

[編集] 解説

前作『ИATURAL』から1年2ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム。
初回盤には『チャンピオーネ』『Walk on』『UN ROCK STAR』『SAYONARA』のPVと、過去のシングル曲のビデオクリップをダイジェストに集約したDVDが付属。アルバムにDVDがついてくるのは初めてである。また通常盤はコネクテッドCD仕様で、DVDと同内容が期間限定でストリーミング配信で視聴可能となっていた。
初回盤のジャケットには「ORANGE RANGE」と書かれており、通常盤のジャケットにはORANGE RANGEのロゴマークが大きく書かれている。ジャケット違いがあるのもこれが初めてである。
初回盤、通常盤に関わらず、購入者には「メンバーの写真入りR指定特製ステッカー」が店頭でプレゼントされた。
タイトルの「ORANGE RANGE」は「メーターのオレンジ色の部分」がモチーフになっており、「振り切った」「いっちゃってる」という意味がある。このタイトルを推したのはNAOTOであり前からつけたかったようであったが、過去3作ではいずれも先に候補に挙がったタイトルを採用したことから今回ようやく採用された。（2006年12月6日、エフエム宮崎の番組内でのYAMATOの発言）難色を示したメンバーもいたがNAOTOの「今回だめだったら次（のアルバムに）つける」との発言により決定。その他にも強引なプレゼンをしたようである。
YAMATOのクレジット欄には「HAPPY MC」と書かれている。
ORANGE RANGEのCDとしてはじめて、シークレットトラックが収録されている。
オリコンウィークリーチャート初登場2位。デイリーチャートでは初日に1位を獲得し、オリジナルアルバムの3作連続首位獲得の期待がもたれたが、2日目からは福山雅治の5年ぶりのオリジナルアルバム『5年モノ』が1位を獲得し、1位獲得はならなかった。年間チャートでは1週間のみの集計ながら65位を記録。
マスタリングは初の外国人と、ニューヨーク・ソニースタジオである。
アルバムの宣伝に、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!などで有名な浅見千代子が公式サイトやコマーシャルに出演。また2006年 12月9日に渋谷で行われたイベントにはアニマル浜口が出演。これらについては外部リンクを参照。

[編集] 収録曲

[編集] CD

シングル曲およびカップリング曲の解説は各ページを参照。

MIRACLE

ライブツアー「FANTAZICAL」の初期に発表前から披露されていた。打ち込み音を駆使したスピード感あふれる曲。メンバー曰く｢ORANGE RANGEらしい曲。｣
チャンピオーネ

13thシングル。NHK「2006 FIFAワールドカップ」放送テーマソング。アルバムの曲順を決める際、一番悩んだようである。
DANCE2 feat.ソイソース

江崎グリコ「ポッキー極細」、「ポッキーチョコレート」CMソング。CMには同じく沖縄出身の新垣結衣が出演。CM放送当初から話題となった。NAOTOのテクノ趣味が全開のダンサンブルな楽曲。12thシングル『キズナ』c/w『ソイソースのTheme』以来のソイソース参加作品。いつものアルバムに入っているような意味のわからない歌詞の曲であり、このような楽曲が3曲目に入っていることについて、NAOTO曰く「出世した」とのこと。2006年のミュージックステーションスーパーライブでは、『チャンピオーネ』の前にサビだけ演奏された。また、CDTVの年越しライブでは、各メンバーが大物ミュージシャンの格好をして演奏。特にYAMATOの派手なメイク（メイクはKISSのポール・スタンレー、髪型は同バンドのジーン・シモンズを模していると思われる）は視聴者を驚かせた。2007年のシングル『イカSUMMER』にKAGAMIによるリミックスバージョンが収録される。
FAT

極悪兄弟による作品で、曲製作にはNAOTOも参加。テーマをYOHが決めることはめったにないそうだが、この曲の「図太く、男らしく」というテーマはYOHの発案によるもの。原型は前アルバムのころからあった。
BEAUTIFUL DAY

今まで無かったようなメッセージ性の強い曲。地球上の矛盾や戦争の虚しさを歌っている。このテーマはYAMATOによるもの。メンバー曰く、｢このようなテーマに答えはない。が、僕たちが歌うことによって、何かを感じ取ってもらえれば…。｣とのこと。
風林火山

作詞：ORANGE RANGE、作曲：低音一家。

14thシングル『UN ROCK STAR』c/w。タイアップの無いc/wがアルバムに収録されるのは『1st CONTACT』以来。低音一家による楽曲。当時RYOが戦国時代のゲームにはまっていたことから曲作りが始まった。また、かなりわかりやすいが、この曲はアルバムヴァージョンで収録されており、前奏部分が馬の鳴き声など、戦国時代をイメージさせるものが足されている。
Everysing

かなりハチャメチャで、展開がはやい曲。働き過ぎの日本人、サラリーマンへの応援ソング。パーカッションが入っており、NAOTO曰く「全体の展開がウリ。」
Walk on

13thシングル『チャンピオーネ』c/w。映画「チェケラッチョ!!」エンディングテーマソング・Town&Country CMソング。
So Little Time feat.ペチュニアロックス

アルバムのちょうど真ん中にあり、箸休めのような曲。HIROKIとNAOTOが歌っている。1分間ヴォーカルがないため、ヴォーカルの声が加工されているためか、いわゆる半インスト曲。
FIRE BUN feat.GOD MAKING

作詞：RYO/TSK/NEWMAN、作曲：低音一家。

3rdアルバム『ИATURAL』収録の『盃 Jammer』に続く、低音一家のコラボレーション楽曲。GOD MAKINGとは、地元沖縄で活躍中のレゲエチーム。RYO曰く、「すごく憧れていた先輩なので、今回コラボレーションできたことはとても嬉しい。」沖縄から本州に向けて歌われた曲。
UN ROCK STAR

14thシングル。ホンダ・ストリームコマーシャルソング・日本テレビ系「スポーツうるぐす」8月テーマソング。10万枚限定盤。パンチの効いた1曲。分かりづらいがアルバムバージョンであり、アウトロが少しだけ変更されている。少しだけアウトロが変更されている部分は注意していないと聴き取れない。
Hello

ディズニー・チャンネルの「夢中のスイッチ」イメージキャンペーンCMソング。こちらも「FANTAZICAL」で発表前から披露されていた。ちなみにこれをライブでやろうといったのはYOHである。ORANGE RANGEらしいポップなミディアムテンポナンバー。さわやかな休日を歌った曲。RYOは、この曲で自分の道が開けたそうだ。「あぁ～あ夢を見ない大人にはなりたくないなぁ」という歌詞はYAMATOがファルセットを使って歌っているが、直前のHIROKIのパートとかぶっており、さらに音が加工されているため、注意していないと聴き取れない。
LIGHTS

アルバム製作期間初期にできた曲。メンバーが「深夜に高速道路を走りながら聴きたい」と語る、疾走感溢れる明るめな曲。
Great Escape

レコーディングの後半になって製作された曲。シンプルなのにもかかわらず、バランスがとれていてノリの良い楽曲に仕上がっている。NAOTO曰く、｢ファーストアルバム（『1st CONTACT』）を作った時の感覚に近い｣とのこと。HIROKIも、「このような曲は久しぶり。テンションが上がる｣と言っている。YAMATOによると「昔のレッチリっぽい」曲。
STEP BY STEP

コンセプトは、「切ない恋愛」。今までのラブバラードとは少し違って、展開がかなりはやい。ストーリー性の高い歌詞は、イントロからは考えられない結末となっている。だが、泣けるメロディーに仕上がっている。最初の部分で「二人で日々OK」と歌詞に書いてあるが、曲中では「ありきたりな日々It'sOK」と歌われている。
SAYONARA

15thシングル。TBS ドラマ「鉄板少女アカネ!!｣主題歌。
Silent Night

森の壮大さをイメージして作られた曲。NAOTOはこの曲がこのアルバムのなかで一番気に入ってるらしい。