菊地原毅

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菊地原毅（きくちはらつよし、1975年 3月7日 - ）は、神奈川県相模原市出身。平成期のオリックス・バファローズ所属のプロ野球選手（投手）。

相武台高からヤクルトと競合の末、1992年ドラフト2位で広島東洋カープに入団。1995年は広島東洋カープと業務提携していた時報イーグルス（時報鷹）の選手として中華職業棒球聯盟（台湾のプロ野球リーグ）に一年間プレーしていた。同年は時報にプレーした広島出身選手は他に鈴木健投手、池田郁夫投手、川島堅投手と千代丸亮彦選手もいた。1998年のシーズン初登板で延長15回に8失点するなど長く二軍生活が続いたが、2001年は貴重な左の中継ぎとして78試合に登板。稲尾和久に並ぶ当時のシーズン最多登板記録を作った。（一部からはこの記録について非難されることもあった。この記録は2005年に藤川球児により塗り替えられている。）2004年オフシーズンに山崎浩司・上村和裕とのトレードでオリックスへ移籍する。そして05年シーズンにはパリーグ最多の71試合に登板、左のワンポイントリリーフとしてチームに貢献。最優秀中継ぎ賞を獲得した。

2006年には、オールスターに出場。

[編集] プロフィール

身長・体重　183cm・88kg
血液型　A型
投打　左投げ左打ち
球歴　相武台高→広島→時報イーグルス（時報鷹）→広島→オリックス
プロ入り年度・ドラフト順位　1992年・2位（広島東洋カープ）
守備位置　投手

１４０キロ台中盤の直球と左投手独特のスライダーが武器である

[編集] 所属球団

[編集] 背番号

26　（1993年）
49　（1994年 - 1999年）
13　（2000年 - 2004年）
43　（2005年 - ）

[編集] 経歴・タイトル

初出場　1997年 5月30日対横浜ベイスターズ（広島市民球場）
初勝利　1999年 4月8日対阪神タイガース（広島市民球場）
2005年　最優秀中継ぎ（同年から最多ホールドで表彰）

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	登板	勝利	敗北	セーブ	完投	完封	投球回	奪三振	失点	防御率
1993	広島東洋	一軍登板なし
1994	広島東洋	一軍登板なし
1995	時報イーグルス	5	0	2	0	0	0	29 2/3	16	19	5.46
1996	広島東洋	一軍登板なし
1997	広島東洋	1	0	0	0	0	0	2 1/3	0	3	11.57
1998	広島東洋	7	0	1	0	0	0	10	13	11	5.40
1999	広島東洋	21	3	5	0	0	0	36	22	32	7.75
2000	広島東洋	9	0	2	0	0	0	15	12	21	10.80
2001	広島東洋	78	2	2	0	0	0	51 1/3	51	29	4.91
2002	広島東洋	4	0	0	0	0	0	1	0	3	27.00
2003	広島東洋	30	2	0	0	0	0	18 1/3	16	9	3.44
2004	広島東洋	29	0	1	0	0	0	25 1/3	30	13	4.62
2005	オリックス	71	3	1	1	0	0	58 2/3	59	12	1.38
2006	オリックス	45	1	3	2	0	0	34	30	13	3.44
（日本プロ野球）通算(14年)		295	11	15	3	0	0	252	233	146	4.68