山崎浩司

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山﨑浩司（やまさきこうじ、1980年 10月31日 - ）は、大阪府大阪市出身で広島東洋カープ所属のプロ野球選手（内野手）。

[編集] 来歴

リトルリーグやボーイズリーグの強豪がひしめく大阪出身ながら、大阪市内の公立中学校の軟式野球部から本格的に野球を始める。大産大付高から1998年ドラフト3位で大阪近鉄バファローズに入団。強肩が売りでコーチから「外野手なら一流になれる」と太鼓判を押されたこともある。一方で高校3年の夏の大阪府大会では連続失策をしてしまうなど、粗さも目立った。

プロ入り後、強肩に加えグラブさばきでも高評価を得るが、近鉄での1軍出場は3試合に留まる。打撃面では非力さを懸念され続けているが、高い順応性も見せる。その証拠にプロ1年目は.105、2年目は.188（いずれも2軍）と低空し続けた打率も、3年目以降に開花。2003年には3割をマークするなど、ファームでは打撃トップ10入りの常連となった（1軍では3試合5打席ノーヒット）。2004年シーズンオフ後の球団合併ではオリックス・バファローズに分配されたが、菊地原毅とのトレードで上村和裕とともに広島東洋カープに移籍した。

広島移籍後も打低守高と評価されていたが、尾形佳紀の故障により出場機会が増え、2005年 5月28日の西武戦で初安打、さらに7月29日の横浜戦（広島市民球場）では初本塁打を放つなど急成長。8月からは「新2番打者」として定着した。最終的に203打数53安打で.255、犠打数もリーグ2位という好成績を残し、近鉄時代に成し得なかった一軍レギュラーの座を勝ち取った。

実績では大物揃いの松坂世代の中で比較的地味な存在だが、社交性が高く交友関係も広いことから55年会の立ち上げに大きく貢献している。

2006年は開幕スタメンを獲得し、一時は山崎と梵の二遊間コンビが確立するかに思えた。しかし東出輝裕の復活と同じ松坂世代の新人梵英心の活躍、そして山崎自身のバッティング技術の伸び悩み(ただ、開幕直後はいい当たりが中日の井端や外野手のファインプレーによって安打数が伸びなかったのが焦りに繋がり、代打を送られるようになった。)のため、レギュラーはおろか一軍のベンチさえも遠のいてしまった。同年9月27日、梵のケガによる登録抹消を受けて、再登録。即スタメン出場となった。結果は3打数無安打。

[編集] プロフィール

身長・体重　179cm・70kg
血液型　O型
投打　右投げ右打ち
球歴　大産大付高→近鉄→オリックス→広島
プロ入り年度・ドラフト順位　1998年・3位（大阪近鉄バファローズ）
守備位置　内野手

[編集] 所属球団

[編集] 背番号

43 （1999年 - 2004年）
00 （2005年 - ）

[編集] 経歴・タイトル

初出場　2003年 10月7日・対オリックス・ブルーウェーブ戦（ヤフーBBスタジアム）
初安打　2005年 5月28日・対西武ライオンズ戦（インボイスSEIBUドーム）
初本塁打　2005年 7月29日・対横浜ベイスターズ戦（広島市民球場）

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	試合数	打率	安打	本塁打	打点	盗塁
1999年	近鉄	0	---	0	0	0	0
2000年	近鉄	0	---	0	0	0	0
2001年	近鉄	0	---	0	0	0	0
2002年	近鉄	0	---	0	0	0	0
2003年	近鉄	1	.000	0	0	0	0
2004年	近鉄	2	.000	0	0	0	0
2005年	広島	96	.255	53	1	9	1
2006年	広島	27	.111	9	0	1	0
通算		126	.211	62	1	10	1

[編集] 関連項目

広島東洋カープ - 2007

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近鉄バファローズ 1998年ドラフト指名選手
1位：宇高伸次 / 2位：藤井彰人 / 3位：山崎浩司 / 4位：面出哲志 / 5位：藤崎紘範 / 6位：松本拓也 / 7位：松比良平太 / 8位：吉田好太

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