阪堺電気軌道
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| 種類 | 株式会社 |
| 市場情報 | 非上場 |
| 略称 | 阪堺、阪堺電軌、阪堺電車 |
| 本社所在地 | 558-0033 大阪府大阪市住吉区清水丘3-14-72 |
| 電話番号 | 06-6674-5146 |
| 設立 | 1980年（昭和55年）7月7日（※1） |
| 業種 | 陸運業 |
| 事業内容 | 旅客鉄道事業等 |
| 資本金 | 90,000,000円 |
| 外部リンク | www.hankai.co.jp/ |
| 特記事項:※1：創業は、1909年（明治42年）12月28日 （旧）阪堺電気軌道として | |
阪堺電気軌道株式会社（はんかいでんききどう、英称 Hankai Tramway Co.,Ltd.）とは、大阪市内と堺市内で2路線の路面電車を運行している会社で、南海電気鉄道の完全子会社である。本社は大阪府大阪市住吉区清水丘3丁目14番72号にある。
通称「阪堺電車」・「阪堺電軌」。なお「阪堺電鉄」は戦前に存在した別の私鉄（通称：新阪堺。大阪市電阪堺線の前身。1944年公営化、1968年廃線）の正式名称であり、加えて阪堺電気軌道は「鉄道」の字を含まない。ゆえに「阪堺電鉄」の称を阪堺電気軌道について用いるのは誤りである。
目次 |
[編集] 歴史
- 1909年12月28日 （旧）阪堺電気軌道が設立。
- 1911年12月1日 阪堺線恵美須町～大小路間が開業。
- 1912年4月1日 阪堺線が全通。
- 1912年8月26日 大浜支線が全通。
- 1914年4月26日 平野線今池～平野間が開業。
- 1915年6月21日 南海鉄道が（旧）阪堺電気軌道を合併。
- 1944年6月1日 関西急行鉄道が南海鉄道を合併、近畿日本鉄道となる。
- 1947年6月1日 旧・南海鉄道の路線が南海電気鉄道（高野山電気鉄道から改称）に分離譲渡。
- 1949年3月3日 大浜支線が休止（1980年に廃止）。
- 1980年11月28日 平野線が、最終運行日（27日）に開業した大阪市営地下鉄谷町線の延伸に伴い廃止。
- 1980年12月1日 南海電気鉄道から、阪堺線・上町線が阪堺電気軌道（1980年7月7日設立）に分離譲渡。
[編集] 路線
[編集] 現有路線
[編集] 廃止路線
[編集] 車両
[編集] 塗装
同社では広告塗装を施している車両が多い。広告塗装を施す車両は、主にモ701・モ601が多いが、モ501・モ351にも広告塗装車が存在する。
モ161についても過去に広告塗装を施した車両が存在したものの、現在では皆無である。また、同形式の旧塗装も、当初は親会社である南海電気鉄道の株主による広告塗装の名目で登場した。
なお、広告塗装以外の標準塗装としては、白地にベージュと茶色の帯のモ701・モ601用の新型車用塗装、それ以外の車両用に施される緑地に白帯の旧型車用塗装、更に南海時代から馴染の「雲電車」と呼ばれる塗装がある。
雲電車はモ501のオレンジの塗装の他、最近モ351に青の塗装が復活している。過去には緑地の雲電車も存在した。
[編集] 現有車両
- デト11
[編集] 過去の車両
[編集] 運賃
大人普通旅客運賃（小児半額・10円未満切り上げ）。住吉・我孫子道を除き、乗り換え不可。
| 区 間 | 運賃（円） |
| 大阪市内のみ、堺市内のみ | 200 |
| 大阪市内～堺市内、住吉・我孫子道での乗り換え | 290 |
- なお、阪堺線の堺市内区間の利用活性化対策のため、実験的施策として2006年10月1日から11月30日の2ヶ月間限定で大阪市内～堺市内間の通し運賃が一律200円に値下げされていた（差額運賃は堺市が負担する）。
- スルッとKANSAIに加盟しておらず、親会社の南海電気鉄道とは違いスルッとKANSAI系のカードが一切使えない。
[編集] 外部リンク
| 日本の路面電車 | |
|---|---|
| 公営: | 札幌市 | 函館市 | 東京都 | 熊本市 | 鹿児島市 |
| 準公営（第三セクター）: | 富山ライトレール | 万葉線 |
| 民営: | 東京急行電鉄 | 豊橋鉄道 | 富山地方鉄道 | 福井鉄道 | 京阪電気鉄道 | 京福電気鉄道 | 阪堺電気軌道 | 岡山電気軌道 | 広島電鉄 | 土佐電気鉄道 | 伊予鉄道 | 長崎電気軌道 |
