齊藤悠葵

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齊藤 悠葵（さいとう ゆうき 1987年6月20日 - ）は福井県出身のプロ野球選手。広島東洋カープ所属。ポジションは投手。背番号は60番。

目次 1 来歴・人物 2 プロフィール 3 エピソード 4 所属球団 5 背番号 6 経歴・タイトル 7 年度別成績（一軍） 8 外部リンク　 9 関連項目

[編集] 来歴・人物

• 2005年オフ、広島に高校生ドラフト3巡目で指名を受け、入団。
• なお、上記の高校生ドラフトで広島東洋カープは１巡目に、同じ左腕の片山博視投手（報徳学園）を指名するも、楽天との競合になり抽選で交渉権を逃している。もしも片山投手の交渉権を獲得していた場合、齊藤を指名出来ていたかどうかは微妙である。
• 福井商業高校では、エース・林啓介（現千葉ロッテ）の控えだった。甲子園には3度（春1回、夏2回）出場していて計6試合に出場した。
• ストレートは130km/h台も抜群の伸びと制球力を誇り、高校通算34本塁打と打撃にも非凡な才能を秘める。
• ハンカチ王子で知られる早稲田実業の斎藤佑樹投手と漢字は違うが読みが同じことから「赤いハンカチ王子」というニックネームも使われている。
• 2006年シーズンはファームで高卒選手としては珍しく防御率2点台という安定した投球を評価され、高卒ルーキーながら1軍昇格を果たす。10月1日の対巨人22回戦でプロ初登板・初先発し、5回を被安打3・無四球で無失点の好投で初勝利。この記録はドラフト制が導入されて以降、球団初の高卒新人によるドラフト入団後初登板初先発初勝利であり、史上4人目の「対巨人戦初登板初先発初勝利｣でもある。ヒーローインタビューでは、初登板にも拘らず「リラックスして投げられた」と語った。また、上記の通り名前が斎藤佑樹と同じであるので折りたたんだ赤いタオル(タオルB)で汗を拭くしぐさをして見せた。
• 上記のプロ初登板・初先発・初勝利を挙げた巨人戦はナイターだったが、くしくも同日の昼間に行われた「のじぎく兵庫国体」の高校野球・硬式（公開競技）の2回戦で早実の斎藤佑樹投手（右投げ）も福知山成美高校を相手に完封勝利を収めており、左右の「サイトウユウキ」が昼と夜に快投を演じた形となった。
• 上記のプロ初登板・初先発・初勝利を挙げた相手チームの巨人は、2005年オフの高校生ドラフト１巡目でオリックスとの競合の末、高校球界ナンバーワン左腕と評されていた辻内崇伸投手（大阪桐蔭）を抽選で獲得しているが、辻内投手のハズレ１巡目として齊藤投手を考えていたらしい。
• 新人王有資格の条件が通算30イニング登板のため、2007年度の新人王受賞の権利があり（齊藤は10 1/3イニング）、今季2試合の好投から早くも2007年の新人王候補筆頭に挙げられている。今季は一気のローテ定着も射程圏内。

[編集] プロフィール

• 身長/体重 186cm/74kg
• 投打 左投げ左打ち
• 血液型 O型
• 球歴 福井商高
• プロ入り年度2005年/高校生3巡目

[編集] エピソード

• ドラフト指名の際の会見で、入団後の目標に「（実況）パワフルプロ野球に出たい」と冗談を言っていたが、上記の活躍で高卒1年目ながら『実況パワフルプロ野球13決定版』に登場している。

[編集] 所属球団

• 広島東洋カープ（2006年 - ）

[編集] 背番号

• 60（2006年 - ）

[編集] 経歴・タイトル

• 初出場　2006年10月1日対読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）
• 初勝利　2006年10月1日対読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	試合数	勝数	敗数	セーブ	投球回	奪三振	防御率
2006年	広 島	2	1	0	0	10 1/3	7	0.87
通算		2	1	0	0	10 1/3	7	0.87

[編集] 外部リンク　

• 中国新聞2005年10月25日付け「齊藤投手と仮契約 ドラフト3巡目」
• 中国新聞2006年1月15日付「新生赤ヘル ルーキー群像」
• 日刊スポーツ2005年8月12日付け“福井のツインタワー”崩れる

[編集] 関連項目

• 福井県出身の有名人一覧
• 広島東洋カープの選手一覧
• マーティ・レオ・ブラウン
• 林啓介（福井商高時代の同級生）
• 横山竜士（福井商野球部～広島東洋カープの先輩）
• 天谷宗一郎（福井商野球部～広島東洋カープの先輩）