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『エースコンバット6 解放への戦火』(ACE COMBAT 6 解放への戦火、通称エースコンバット6)は、バンダイナムコゲームスより2007年に発売予定の、XBOX360用フライトシューティングゲーム。エースコンバットシリーズ国内第8作。
[編集] 概要
- ストーリー - 1999年の小惑星ユリシーズ(『ACE COMBAT 04』参照)の落下から16年後(2015年)、アネア大陸では、隕石被害による経済破綻で内戦状態に陥っていたエストバキア連邦が軍事政権によって再統一され、被害の少なさから復興を遂げ繁栄を謳歌していた隣国エメリア共和国と共に、大陸は平和への道を歩み始めたかに見えた。しかし、同年突如としてエストバキアはエメリアに対して侵攻を開始。首都に飛来する敵機の迎撃任務を受け、エメリア空軍部隊が緊急出撃する中、TACネーム「タリズマン」が所属する戦闘機部隊「ガルーダ隊」にも首都防空任務が発令される。
- 舞台 - アネア大陸(2015年)。世界観の一部は過去のシリーズと関連性(時間軸としてはZERO→04→5→6)があり、アネア大陸はユークトバニア連邦共和国の存在するベルーサ大陸の北に位置する。
- ゲームコンセプトは "The Next Generation of Aces"(意訳:エース達の次世代)。
- ムービーパートは7人の登場人物の視点からエメリア共和国とエストバキア連邦の戦いを描く。
- 1つのステージで最大6つの作戦が同時に進行する。どの作戦を遂行するかはプレイヤーが選択可能。初心者でも難易度の低い作戦を選ぶことでゲームを進めることが可能。
- 新たに「支援要請」という概念が登場。これを行うことで、同じステージで作戦行動中の味方勢力が総力を結集した援護攻撃を行ってくれる。
- Xbox Liveを通じたオンラインプレイでの対戦では、従来のバトルロワイヤル形式のほか、チーム対戦、プレイヤーが力を合わせて強大な敵を攻略する協力プレイなどが予定されている。
[編集] 用語集
[編集] 国家、組織等
- エメリア共和国(Republic of Emmeria)
- アネア大陸中央部に位置する。小惑星ユリシーズによる被害が少なく、15年の間に復興を果たした。経済力に裏付けられ、数・質ともにエストバキアを上まわる兵力を有する。首都はグレースメリア。
- エストバキア連邦(Federal Republic of Estovakia)
- アネア大陸東部を占める。小惑星ユリシーズによる被害で経済に打撃を被り、内乱状態に陥った。後に軍事政権によって統一され平静を取り戻したかに見えたが、2015年、突如エメリアへ向け侵攻を開始する。
[編集] 部隊名
- エメリア空軍東部防空軍第8航空団第28飛行隊ガルーダ(Emmeria Air Force 8th Air Division 28th Fighter Squadron Garuda)
- プレーヤーが所属する部隊。部隊章(エンブレム)は、頭上に赤い3つの星を頂いて飛ぶインド神話の神鳥ガルーダ。エストバキアの侵攻に伴い、エメリア共和国の首都グレースメリアの防空に出撃する。
[編集] 架空機/架空兵器
[編集] 登場人物
- タリズマン
- ガルーダ隊1番機パイロット。今作のプレイヤーとなる。TACネームである「タリズマン」はお守りの事を意味する。
[編集] 外部リンク