京阪9000系電車
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| 京阪9000系電車 | |||
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| 起動加速度 | 2.8km/h/s | ||
| 営業最高速度 | 110km/h | ||
| 設計最高速度 | 120km/h | ||
| 減速度 | - km/h/s（通常） - km/h/s（非常） |
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| 編成定員 | - | ||
| 全長／全幅／全高 | - / - / - | ||
| 重量 | - | ||
| 軌間 | 1,435mm（標準軌） | ||
| 電気方式 | 直流1,500V | ||
| モーター出力 | - | ||
| 歯車比 | - | ||
| 駆動装置 | - | ||
| 制御装置 | GTO素子VVVFインバータ制御 | ||
| ブレーキ方式 | 電力回生併用電気指令式空気ブレーキ | ||
| 保安装置 | 自動列車停止装置 | ||
| 製造メーカー | 川崎重工業 | ||
| 製造初年 | 1997年 | ||
京阪電気鉄道9000系電車（けいはんでんきてつどう9000けいでんしゃ）は、京阪電気鉄道の通勤形電車である。
目次 |
[編集] 概要
通勤時の混雑緩和および輸送力増強を目的として、1997年に8両編成5本40両が新製された。車体や電装品のベースは7200系である（ただし窓の寸法が異なる）。
ラッシュ時の特急、臨時特急運用と、通勤形が使用される急行から普通までの運用の双方に使用できる汎用形として製造された。カラーリングは通勤形をベースとしているが、在来の通勤形車両と区別するために、車体中央にパステルブルーのラインが入っている。
座席は、ノルウェーのエクネス社製の固定クロスシートと、ドア付近の一部はロングシートを配置したセミクロスシートで、補助椅子も設置されているが、クロスシートは3000・8000系と違って転換式ではなく、またラッシュ時の乗降に支障が出るなどの問題が生じたことから、9005編成では中間車両のうち付随車が試験的に10000系タイプのオールロングシートに改造された。
最高時速は110km/h（120km/h対応）、起動加速度は2.8km/h/sである。
[編集] 運用の変遷
1997年3月22日のダイヤ改正では、朝ラッシュ時の枚方市停車の淀屋橋行特急に集中運用され、昼間時でも急行などとして幅広く運用されていた。ちなみに、供用開始当初は、特急として運用される際、始発駅（出町柳駅）以外では各車両の中央の扉のみドアカットを行い、事実上2扉車として運用していた。
2003年9月6日のダイヤ改正で昼間時の特急が10分毎に増発され、枚方市と樟葉に追加停車するようになった。それに伴い、8000系や3000系では特急全運用を賄いきれないことから、平日朝ラッシュ時は主にK特急で運用され、昼間は特急として運用されている。その他の時間帯は他の列車種別での運用が中心となっている。
駅の時刻表で特急は、2扉車を表す「II」の表示のある列車は3000系または8000系、3扉車を表す「III」の表示の列車が9000系またはロングシート車の6000系か7200系となっている（他に枚方市以西では2600系の列車もある）。
また、車内のドア上部にはLED式案内表示器が設置されており、列車種別・行先、次停車駅、京阪電鉄からの案内などが表示される。
本系列は5本全てが日中の特急運用にほぼフル稼働で運用されているので予備車が存在しない。そのため、検査や部品交換の時期になると6000系や7200系（8連のみ）の系列による代走がしばしば見られる。また、一時8連となった2200系が昼間の代走運用に入ったことがある。
9004編成は、2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』のラッピングを施し、同年3月から12月まで運行された。
[編集] 関連商品
1999年冬にはNゲージで製品化され（グリーンマックス製品）、2005年夏には、スルッとKANSAIグッズの一環で「Bトレインショーティー」として製品化されている。また2000年には日本中央競馬会名義でチョロQも発売された。
[編集] 外部リンク
| 京阪電気鉄道の車両 |
|---|
| 現用車両 |
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| 過去の車両 |
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