新潟~東京池袋線
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新潟~東京池袋線(にいがた~とうきょういけぶくろせん)は新潟県新潟市・燕市・三条市・長岡市・小千谷市・魚沼市・南魚沼市・南魚沼郡湯沢町と埼玉県川越市・東京都練馬区・豊島区を結ぶ高速バス路線。
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[編集] 概要
- 1日16往復。うち夜行2往復(通常車両と女性専用車両1往復とのペア)。
[編集] 運行会社
[編集] 歴史
- 1985年12月10日 - 運行開始。当初は2往復のみの運行。
- 1986年12月27日 - サンシャインプリンスホテル乗り入れ開始。
- 1989年7月24日 - 万代シティバスターミナル乗り入れ開始。
- 2001年12月21日 - 8往復に増回。
- 2006年4月21日 - 夜行便に女性専用車導入、16往復に増回、川越的場停留所停車開始。
[編集] 運行経路
万代シテイバスセンター - 新潟駅前 - 万代シテイバスセンター前(新潟行きのみ停車) - 古町 - 市役所前 - 県庁東 - (女池インターチェンジ) - (国道8号新潟バイパス・国道116号新潟西バイパス) - (新潟西インターチェンジ) - 北陸自動車道 - 鳥原バスストップ - 巻潟東バスストップ - 三条燕バスストップ - 栄バスストップ - (関越自動車道) - 長岡北バスストップ - 越路バスストップ - 小千谷バスストップ - 小出バスストップ - 六日町バスストップ - 湯沢バスストップ - 川越的場バスストップ - (練馬インターチェンジ) - 練馬駅(練馬区役所前) - 下落合駅 - 池袋駅東口 - サンシャインプリンスホテル前
途中、上里サービスエリアと越後川口サービスエリアで休憩する。
[編集] 使用車両
原則以下の車両が使用されるが続行便や検査・故障時は他の車両が使用されることもある。
何れも原則全便4列シート・化粧室付き車両で運行。
[編集] 特記事項
- 東京都心と新潟地区を結ぶ交通手段は、既に上越新幹線の上野駅~新潟駅間が開業しており、バスの利用状況に疑問を示すむきもあったが、見事に「成功」。対抗してJR東日本がムーンライト号(現在のムーンライトえちご号)を設定したのは、有名な話である。
- 当系統の他に1993年から大和駅・横浜駅~新潟駅間に「サンセット号」(昼行・夜行、相模鉄道と共同運行)が運行されていたが乗車率不振のため1997年に廃止された。しかし2001年に湘南新宿ラインが運行開始されると池袋~新潟系統の増回が目立つようになり(実際湘南新宿ライン開業直後に2往復増回している)、事実上湘南新宿ラインを介してかつての「サンセット号」の輸送力を補完する役割を果たしている。
- 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の影響で地震発生後一時期関越自動車道通行止めのため、10月27日より東北自動車道・磐越自動車道を迂回し、後に北陸自動車道復旧後は上信越自動車道を迂回運行したため、実際に全便全区間運休したのは地震発生翌日から3日間のみであった。