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札幌運転所(さっぽろうんてんじょ)は、北海道札幌市手稲区にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両基地である。また運転士も所属している。札幌本社の管轄。
場所自体は稲穂駅に近いが、稲穂駅から直接車両が入線することは出来ず、隣の手稲駅から入線している。
[編集] 歴史
- 1965年9月1日 - 札幌運転区として開設される。
- yyyy年mm月dd日 - 札幌運転所に改称される。
[編集] 運転部門
[編集] 運転士乗務範囲
[編集] 車両部門
[編集] 所属車両の車体に記される略号
「札サウ」・・・札幌本社を意味する「札」と、札幌+運転所を意味する「サウ」から構成される。
[編集] 所属車両
2006年4月1日現在の所属車両。
[編集] 特急用電車
[編集] 一般用電車
- 711系電車
- 3両編成(S編成)16本、計48両が所属している。
- 函館本線(小樽~札幌~旭川)、千歳線、室蘭本線(苫小牧~室蘭)の広範囲で運用されている。旭川で滞泊する運用があるが、この運用は同駅に翌朝まで留置されるため、定期運用では宗谷本線の旭川駅~旭川運転所(北旭川貨物駅側)間には入線しない。
- 721系電車
- uシートを連結しない3両編成(F-1~14編成)14本、同じくuシートを連結しない3両編成の130km/h走行対応車(F-3015~3021、F-5001編成)8本、uシートを連結する6両編成(F-3023+3022編成、F-3101~3103編成+F-3201~3203編成、F-4101~4104編成+F-4201~4204編成、F-5101~5103編成+F-5201~5203編成)11本、uシートを連結する3両編成(F-1009編成)1本、計135両が所属している。
- uシート連結編成は主に快速エアポートで、連結していない編成は主に札幌近郊の普通、区間快速で運用されている。
- 731系電車
- 3両編成(G-101~G-121編成)21本、計63両が所属している。
- 函館本線(小樽~札幌~滝川)・千歳線の普通、区間快速で運用されている。苗穂運転所に所属する201系気動車と協調運転が可能な車両である。
[編集] 特急用気動車
[編集] 客車
- 24系客車
- 定期の寝台特急北斗星1・2号用の12両編成が2本、臨時の北斗星81・82号用の10両編成が1本、団体列車用の7両編成1本、JR東日本の編成に組み込まれているB寝台が2両、急行はまなす用のB寝台が2両、計47両が所属している。
[編集] 関連項目