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爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場人物 - Wikipedia

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場人物(ばくそうきょうだいれっつ&ごーのとうじょうじんぶつ)では、漫画作品『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』及びそれを原作にしたアニメ作品、ゲーム作品に登場した人物の説明をまとめる。以下の記述は特別な断りがない限りアニメ版の設定を基にしている。

登場人物名の後に続く名前は、その登場人物の声を担当している声優の名前である。声優名が不明、もしくは担当声優がいない(漫画原作版のみの登場人物や声の無いゲームのみの登場人物など)場合は省略している。

レーサー達のマシンについては、爆走兄弟レッツ&ゴー!!の登場マシンを参照。

目次

[編集] 爆走兄弟レッツ&ゴー!! 及び 爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP

[編集] 第一回WGP参加レーサー

[編集] TRFビクトリーズ

日本代表チーム。岡田鉄心の独断によって選出されたメンバー。他のチームがマシンを統一することによってチームランニングを重視しているのに対し、ビクトリーズは全員が種類も性能も異なるマシンを使用しており、また各メンバーの個性の強さも相まって、チームプレーは不得手である。そのため序盤では実力をだしきることが出来ず、他のチームから過小評価されていた。

世界グランプリで過酷なレースを経験した事により成長を遂げ、最終的には、個々の能力を生かしそれぞれのやり方で走る「フリー・フォーメーション(ファイター命名)」を強力な武器とし、連携を主な戦法とする他チームに驚異的な強さを見せ付け、遂には見事第1回WGP優勝の栄冠を勝ち取った。

チーム名に含まれている「TRF(ティーアールエフ)」は、アニメ版では「ツチヤ・レーシング・ファクトリー」の略、漫画原作では「タミヤ・レーシング・ファクトリー」の略とされている。なお、「タミヤ・レーシング・ファクトリー」はタミヤRCカーワークス・チームとして実在している。

ロゴには VICTORYS と書かれている[1]

星馬烈(せいばれつ) - 渕崎ゆり子
星馬兄弟の兄。小学5年生(WGP時)。しっかり者の優等生。普段は落ち着いているが、豪との兄弟喧嘩やレースに際しては熱くなる。高速系コーナリング重視のマシン製作を得意としており、「コーナリングの貴公子」の異名を持つ。ピット作業は素早い。時には土屋博士と敵対している大神博士陣営にマシン技術提供を求めるなど、大胆な行動を見せる事もある。
WGP編ではチームのリーダーを務めるなど、皆のまとめ役に回る事が多いが、少々責任感が強すぎる傾向があり、自分に「リーダーとしての統率力が欠けているのではないか」と気に病むあまり、レース中に無茶をして大怪我を負ったこともあった。
チーム単位のレースで最前面に出ることは少ないが、個人としての実力的は、無敗伝説を築いていたドイツのミハエルに一騎打ちで勝利するなど、世界トップレベルにある。
蛾とお化けが苦手。甘く焼いた卵焼きが好物。帽子がトレードマーク。
MAX編では2話、51話のみ登場。日本のレーサーにとっては、弟の豪と共に、「レッツゴー兄弟」として伝説の存在となっている。
使用マシンは「スーパーアスチュートJr.」、「ソニックセイバー」、「バンガードソニック」、「ハリケーンソニック」、「バスターソニック」。原作終了後、最後には「ブリッツァーソニック」を開発する。
星馬豪(せいばごう) - 池澤春菜
星馬兄弟の弟。小学4年生(WGP時)。授業中にミニ四駆を組み立てるやんちゃな問題児。ストレートでのスピード重視のマシン製作が得意。本人の気質もマシン特性と同じく、豪快で一本気。この明快なキャラクターが読者に受けてメイン的な役回りが増え、事実上の主人公となった。
WGP編でチームを組んだ後は、チームのエースとして活躍。しかし、自分の主張を頑として曲げない性格や、ルールをちゃんと把握できていない事が災いして、時にチームの敗因を作ってしまうことも。スタンドプレイぎりぎりの走りは、最大の武器にして弱点でもある。
思ったことを率直に言い過ぎるため、誤解や反感を招くこともあるが、基本的には憎めず、メンバーからも何だかんだと言って許されている得な性格。また、明るく物怖じしない性格から、日本チームメンバーの中では他国の選手との交流が最も多い。
高い所と勉強が苦手。運動神経は悪くないが、原作では当初ローラースケートが出来なかった。タコさんウィンナーが好物。頭にゴーグルを着けている。
次郎丸と初めて会った際に犬の糞を踏んでいたので、彼からは「うんこ野郎」と呼ばれている。
MAX編では2話、51話のみ登場。乱入してきた豪樹と正々堂々勝負する為、飛行機の出発時間を無視して場外レースを始める。原作では海外で奮闘する様子が描かれ、「ライトニングマグナム」を駆っていた。
使用マシンは「マンタレイJr.」、「マグナムセイバー」、「ビクトリーマグナム」、「サイクロンマグナム」、「ビートマグナム」。原作では更に「ライトニングマグナム」を駆る。
鷹羽リョウ(たかば-) - 高乃麗
星馬兄弟のライバルとして登場。小学6年生(WGP時)。腰まである長髪を後ろで束ねている。スピード感あふれる豪快なマシンを製作し、オフロードに強い。普段は寡黙だが、レースでは熱くなる。外国チームにも友人が多い。普段は弟の次郎丸と二人で山にテントを張って暮らしている。何故このような生活をしているのかは明かされていない。原作漫画の設定では父親はトラック運転手、母親は他界。アニメ版の設定では「家族構成不明」となっている。
初期は星馬兄弟に大幅のハンデを与えて実力を見せ付けようとしたり、豪に「マグナムはトライダガーに絶対勝てない」と宣言したりと高慢な態度が見られたが、途中からは相手を侮ることなく常に正々堂々全力で勝負する男らしいキャラクターに変化。性格も丸くなり、アニメのWGP編ではギャグシーンも見られるようになった。実はお化けが大の苦手だが、弟にはその事を隠している。
MAX編では第2話、44話、51話のみ登場。豪樹、烈矢とレースをして世界レベルの実力を見せ付けた。
使用マシンは「トライダガーX」(-エックス)、後に「ネオトライダガーZMC」(-ズィーエムシー)。MAX編になってからは「ライジングトリガー」。
三国藤吉(みくにとうきち) - 神代知衣
星馬兄弟のライバルとして登場。小学4年生(WGP時)。三国コンツェルンの御曹司。口癖は「~でげす」。テクニカルコーナリング重視のマシン製作が得意で、稲妻の様な走りを見せる。反面、高速ストレートではその本領を発揮仕切れない部分もある。
初期は嫌味でお調子者の印象が強いキャラクターだったが、烈や豪と打ち解けた後は努力家な側面も垣間見えるようになり、WGP編ではコーナリング主体のコースで活躍。WGPの経験によって「お坊ちゃんにも五分の魂」と言う名言を言うようになり、決勝レースでは精神的に大きく成長した部分を垣間見せた。木下藤吉郎が名前の由来であると推測され、外見はサルに似ている。本人も自ら進んでサルの着ぐるみを着たりしている。
MAX編では第2話のみ登場。最終回でも帰国のシーンがなかった。
使用マシンは「スピンアックス」、「スピンコブラ」、「スピンバイパー」。
J(ジェイ) - 渡辺久美子
元大神軍団のバトルレーサー。小学5年生(WGP時)。褐色の肌に金髪碧眼という特徴ある外見をしている。
大神博士の下でバトルマシンのレーサーとして育てられていたが、星馬兄弟との対決でレースの楽しみを知ったことにより、大神研究所を去り土屋博士の下に身を寄せる。内向的な性格だったが、次第に皆と打ち解け、明るい表情を見せるようになった。普段は優しく穏やかだが、時に厳しく鋭い意見を口にすることもある。
主に仲間のサポート役に回っている為、全適応型のバランスが取れたマシンの制作が得意。SGJCの成績はいまいちだったが、その後のGJCウインターレース優勝の功績か、鉄心にTRFビクトリーズのメンバーに選ばれた。小学生ながらパソコンを使いこなし、メカニックセンスはビクトリーズのメンバーの中で随一を誇る。
MAX編では第2話のみ登場。最終回でも帰国のシーンがなかった。
使用マシンは「プロトセイバーJB」(-ジェイビー)、「プロトセイバーエボリューション」。

[編集] NAアストロレンジャーズ

アメリカ代表チーム。メンバーは全員NASAの研修生。人工衛星を使い、オペレータールームと連絡を密に取る事でデータ収集を行う。情報能力に関してはWGPチームの中で最も優れている。常にリーダーのブレットを中心に計算された緻密なレースをする。WGPレーサーの中でもエリート意識が強く、当初はビクトリーズを見下していたが、レースを重ねるうち最大にして最良のライバルチームとなる。NA(エヌエー)はナショナルチームの意味。使用マシンは「バックブレーダー」。

ブレット - 伊藤健太郎
フルネーム:ブレット・アスティア。ワシントンD.C.出身。日本では小学生にあたる年齢にして、マサチューセッツ工科大学を首席で卒業した天才。「クール」と「パーフェクト」が口癖。レース時以外でも常にゴーグルをかけており、劇中では一度も外すことはなかった。言動は気障で大人びており、冷静な分析力、高い判断力を持つ。完璧主義でクールぶっているが根は親切で、何かとビクトリーズに助言をしてくれる。多少詰めの甘い所があるものの、チームメンバーからは信頼されている。何度も敗戦した経験がある為か、アイゼンヴォルフのシュミットをライバル視しているようである。
エッジ - 伊崎寿克
フルネーム:エッジ・ブレイズ。LA出身。チームのNO.2。目立ちたがり屋でお調子者だが、ナンバー2だけあってレーサーとしての実力と、臨機応変な対応力も兼ね備えている。「女の子に優しく」がモットーだが、男には厳しく、豪や藤吉を挑発する事もしばしばある。ビクトリーズを「ビギナーズラックで勝利した」と馬鹿にしたことが元で、豪に一騎打ちを挑まれた際は、軽い性格とパワーブースターに頼った迂闊さが災いして敗北した。
万能型のバックブレーダーを使う。
ジョー - 矢島晶子
フルネーム:ジョセフィーヌ・グッドウィン。ニューヨーク出身。アメリカチームの紅一点。ポニーテールにした長い金髪が特徴。勝気で負けず嫌いな性格。ジェットスキーレースで事故を起こした際、鷹羽リョウに助けられて以来彼のことが気になっているようだ(WGP編最終回のデニスと土屋の会話の中で、リョウの住所を知りたがっている事が明かされている。しかしあいにくリョウは住所不定)。普段は男勝りだが、子供の日の仮装レースで豪華な着物を着て喜ぶなど、年頃の女の子らしい一面ものぞかせる。
ストレート重視の高速型バックブレーダーを使う。
ミラー - 菊池英博
フルネーム:マイケル・ミラー。ソルトレイクシティ出身。メンバー内では最年少で、同い年である豪やニエミネンと同様に負けん気が強く、自信過剰。皮肉屋で、相手を挑発する言動が目立つが、返り討ちにされることも多い。予想外の事態に対する適応能力に難がある。
コーナー重視のテクニカル型バックブレーダーを使う。
ハマーD(-ディー) - 鈴木琢磨
フルネーム:ハマー・デーヴィッド・グラント。サンフランシスコ出身。身体は大柄だが気は小さく、プレッシャーや不確定要素に弱い。想定外の事態に直面するとパニックに陥り、暴走行為に出てしまうこともある。その際にリーダーのブレットから「落ち着け!ハマーD!」と言われ、主にネット上ではそれが名言化されてしまい、ハマーDが登場する度にそのセリフが言われる。チーム内では主にバックアップを担当し、サポート役としては優秀さを発揮する。
トルク重視のパワー型バックブレーダーを使う。

[編集] アイゼンヴォルフ

ドイツ代表チーム。チーム名はドイツ語で「」の意味。ヨーロッパ選手権を制し、WGPとの2冠を狙うチーム。一軍がWGPと同時期に開催されていたヨーロッパ選手権に出場していた為に、初期は二軍がWGPに参加していた。その為に苦戦を強いられていたが、一軍到着以降は圧倒的実力でドリームチャンスレースを制し、あっという間に上位に躍り出た。モットーは「正々堂々勝利を掴む」。リーダー・ミハエルの圧倒的カリスマ性の下、規律厳しくまとまっているチームである。使用マシンは「ベルクマッセ」、後に「ベルクカイザー」。

ミハエル - 安達忍
フルネーム:ミハエル・フリードリッヒ・フォン・ヴァイツゼッカー。バイエルン出身。ドイツの天才レーサーで「ミニ四駆の貴公子」「不敗神話」と謳われる。性格は無邪気で唯我独尊的なところもあるが、その圧倒的実力から、チームメイトの厚い信頼を得ている。公式戦を初め、全ての試合で無敗を誇っていたが、世界グランプリ決勝の2日目に敗れ、初めて挫折を知る。ミニ四駆を勝つ為の道具としてしか見ていなかったが、烈や豪と関わる事で変わっていく。実家は城のような豪邸で、趣味は動物と遊ぶこと。
シュミット - 石田彰
フルネーム:シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ。フランクフルト出身。チームのNO.2。幼い性格のミハエルに代わり、実質的にチームを指揮しているが、ミハエルには忠実。WGPのレース参戦時から相手を遠まわしに見下す慇懃無礼な態度が目立っているが、それ相応の実力を持っている。アストロレンジャーズのブレットとは旧知の仲で、レースについてしばしば歓談している。
ゲーム「エターナルウイングス」でのキャラクターランキングは、女性票を集め、2位。
エーリッヒ - 三木眞一郎
フルネーム:エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ。ハンブルク出身。チームのNO.3。一軍の来日前はリーダーも務めていた。シュミットとは対照的にどのような相手にも紳士的振る舞いで対応する誠実な性格の持ち主。WGP選手の中で最年長とはいえ、二軍選手を思いやり、不正を嫌う人格者でもあり、クラウスに命じられた反則ぎりぎりの作戦にも最後まで抵抗しており、二軍のハインツ達にも慕われていた様子。
ファン投票で1位になり、2位のシュミットと「エターナルウイングス」に特別出演した。
アドルフ - 伊藤健太郎
フルネーム:アドルフ・ホルト。ボン出身。灰色の髪と鋭い目つきが特徴。他の3人に比べると目立った活躍はなく、地道にチームを支える。レースにおいては、へスラーと連携をとる事が多い。
ヘスラー - 吉野裕行
フルネーム:カール・ヘスラー。ベルリン出身。大柄で、どっしりした印象がある。他の3人に比べると目立った活躍はなく、地道にチームを支える。レースにおいては、アドルフと連携をとる事が多い。
ハインツ
二軍のメンバー。自信過剰で、初戦でもそれが仇になってビクトリーズに敗北。後に、自分がフライングを行い、ビクトリーズの複数メンバーにフライングを誘発させる作戦を実行に移し成功させるが、結局は敗北。最後は他の二軍メンバー共々、ヨーロッパ選手権を終えて日本に到着した一軍と入れ替わる形でドイツへと帰っていった。エーリッヒの事は尊敬していたようである。
アニメではミニ四ファイターに「クレッセン」と呼ばれているが、後のゲームやファンブックなどでは「ハインツ」という名に変わり、現在ではこちらが正式名になっている。
オットー
マックス
ラインハルト
3人とも二軍メンバー。一軍メンバーと違って、バトルレースに近いラフプレイも平然と行う。エリート意識が強く、ビクトリーズを見下しているが、それが仇になって結局敗退した。その後もまともな成果を挙げられずクラッシュによるリタイアで終わる結果が多く、結局は一軍と入れ替わりに帰国させられた。

[編集] ロッソストラーダ

イタリア代表チーム。メンバーは全員、小学5年でミラノスラム出身。個々はトップレベルの実力を持っているにも関わらず、チームワークは最悪。また勝つ為なら手段を選ばない凶悪なチームで、相手マシンへの攻撃が得意。ビクトリーズ戦で不正が発覚し、2ヶ月間の出場停止処分を受ける。チームのオーナーが貧しい生活をしている彼等に、優勝すれば賞金を渡すと約束している。チーム名の Rosso Strada は、イタリア語で「赤い道」を意味する[2]。使用マシンは「ディオスパーダ」。

カルロ - 結城比呂
フルネーム:カルロ・セレーニ。チームリーダー。性格は非常に攻撃的であるが、レース中は冷静に状況を判断する。他人は勿論、チームメイトさえも信用していないが、精神的に何処か繊細な部分もある。常にナイフを携帯していて、趣味はナイフの手入れ。裕福な人間や甘ちゃんが大嫌いで、特にビクトリーズの豪とよく対立した。
バトル抜きでもレーサーとしての実力は高く、決勝戦の第2セクションで、最後尾から圧倒的な速さでミハエルと烈を不正せずに抜き、勝利を収める。
このシーンがあった第100話は、WGPエピソードの中でもスタッフからもファンからも評価が高く、アニメージュでファン投票の月間ベストシーン1位に、アニメディアでスタッフの選ぶベストエピソード1位に選ばれている。
SFC版のゲーム「POWER WGP2」ではバトルレースをやめてしまって、ロッソストラーダ内部から反発を受けているが、逆に豪からは一レーサーとして信頼を受けるようになった。
ルキノ - 上田祐司
フルネーム:ルキノ・バルナーバ。チームのNO.2。リーダーの地位を虎視眈々と狙っている野心家。後先を考えずに先走る癖があり、カルロとはレース中にも激しく対立。手柄を焦るあまり、チームの不正を白日の下に曝し、出場停止の原因を作るという失態を犯す。
その後、出場停止中に新たに結成された「新ロッソストラーダ」のリーダーとしてチームメイト達の前に立ち塞がるが、カルロに負け、逆にチームから追放された。
SFC版のゲーム「POWER WGP2」では、チームに戻して貰えるようオーナーに懇願したらしく、再びメンバーとして出演している。
ジュリオ - 吉野裕行
フルネーム:ジュリオ・ディ・アンジェロ。女の子のような外見と口調だが、れっきとした男で声も低い。いわゆる「オカマキャラ」。メンテナンスの腕は一流。リョウに対して「好み」と言い放ち、彼を困惑させた。「チャオ♥」が口癖。
リオーネ - 櫻井孝宏
フルネーム:リオーネ・マッツィーニ。ナンパ男。人を食ったような性格をしている。アストロレンジャーズとのレース中、ジョーにちょっかいを出すが無碍にされたことに腹を立て、「ポルチョリーノ(子豚)」と罵りマシンを破壊。後に再戦した際、「豚でもナンパしてれば?」と言い返される。
ゾーラ - 柴本浩行
フルネーム:マウリーツィオ・ゾーラ。いかにも凶悪そうな大男だが、カルロにだけは頭が上がらない。攻撃的過ぎるルキノの事はあまり快く思っていないようである。
原作では対ビクトリーズ戦を外され、同レース中にアイゼンヴォルフのミハエルとの野試合を行ったが、あっけなく敗北してしまう。

[編集] ССРシルバーフォックス

ロシア代表チーム。チームワークが売りのチームで、メンバーは全員、小学6年でモスクワ出身。ССРはキリル文字で、「エスエスアール」と読む[3]。英語のSoviet Socialist Racingを意味する。何故いまだに"Soviet Socialist"(ソビエト社会主義)と名乗っているのかは不明である。メンバーは、全員コードネームで呼び合う。使用マシンは「オメガ01」(-ゼロワン)。

ユーリ - 今井由香
フルネーム:ユーリ・オリシェフスカヤ。コードネームはFOXリーダー。チームリーダー兼監督を務めており、リーダーシップの高さはWGPチームの中でも最高クラスである。チームメイトからの信頼が厚い優秀なレーサーで、粘り強い努力家。当初は仲間のフォローに徹する事が多かったが、鷹羽リョウからの挑発と更に仲間達に促されたことで、本来の実力を披露。リョウと壮絶なマッチレースを繰り広げ、見事勝利する。この件をきっかけにリョウとは互いを認め合う良きライバルの関係になった。
FOX1(フォックスワン) - 山崎依里奈
フルネーム:セルゲイ・ミハイロビッチ・マレンコフ。髪形はオールバックで、ゴーグルをつけている。
FOX2(フォックスツー) - 西村ちなみ
フルネーム:アレクセイ・デミトリビッチ・ファディエ。帽子を被っている。
FOX3(フォックススリー) - 東久仁彦→川島得愛
フルネーム:ウラジミール・イワノビッチ・コーチン。赤毛の大男。
FOX4(フォックスフォー) - 酒井哲也
フルネーム:アントン・ワジレビッチ・ロジコフ。銀髪で、髪形はオールバック。

[編集] サバンナソルジャーズ

アフリカ代表チーム。アフリカ代表だが、設定上はチーム全員タンザニア出身。女子のみで構成されたチームで、全員小学5年生である。当初は連敗続きであったが、沖田カイのコーチとしての協力によって大幅にレベルアップした。使用マシンはマシンは最初「サバンナゼブラ」、後に「ビークスパイダーゼブラ」。

ジュリアナ - 兵藤まこ
フルネーム:ジュリアナ・ヴィクトール。チームリーダー。沖田カイのコーチ就任当初は、元アフリカチャンプの意地から彼に反発するが、後に他のメンバー同様厚い信頼をおくようになる。気の強い熱血タイプで、負けず嫌い。勝利に拘るあまり、ビクトリーズとのレースにおいて、バトルレースに近い行為を行ったことがある。普段は面倒見の良い姉御肌で、メンバーから慕われている。
サリマ - 木藤聡子
チームの副官的存在。冷静な性格の持ち主で、熱くなりやすいジュリアナのストッパー的な役であるが、彼女自身もプライドが高く、ビクトリーズとの初戦では、リョウの挑発を受けた事で感情的になり、作戦を無視してしまった事も。
ヴィッキー - 大谷育江
沖田カイのチーム離脱疑惑が持ち上がった際、仮病を使って彼をひきとめようとした。
ミシェル - 渡辺久美子
劇中では目立った活躍が少なく、アニメ終了後のCDドラマにて、目立ちたいという願望があったことを告白した。
クレモンティーヌ - 今井由香
JがプロトセイバーEVOにシャークシステムを搭載してしまった際、暴走するEVOのシャークエフェクトによってマシンを真っ二つにされてしまった。
後に発売されたCDドラマでは、前述のアクシデントの際、マシンを破壊されたことのみならず、呼び捨てにされたことを根に持っていることが明らかになった。

ジュリアナ以外の4人は、苗字が無い部族出身である。

[編集] 小四駆走行団光蠍

中国代表チーム。読み方は「しょうよんくそうこうだん・ごんき」[4]。光蠍とは「シャイニングスコーピオン」の漢字訳。シルバーフォックス、ビクトリーズと共に最後までファイナルレースの切符を争った。ホワァン以外のメンバー名(通称)は、大三元監督も含め、マージャン用語に由来。また、ポン・リーチ・ナンの本名は三国志演義の登場人物の字(あざな)に由来していると推測される。ホワァンの使用するマシンは「シャイニングスコーピオン」。他の4人が使用するマシンは「空龍(クーロン)」。SFC用ゲーム「POWER WGP2」では、ホワァン以外の4人は「シャイニングドラゴン」と言うニューマシンを使用している。 

ホワァン - 陶山章央
フルネーム:シェン・ホワァン。出身地は不明だが、大三元曰く「山奥に住んでいる」。チーム監督である大三元の孫。鉄心からシャイニングスコーピオンを授けられるが、大切な「友達」であるマシンを傷付けるのを恐れてレースを拒否していた。レース経験が皆無であった為、初レースは大荒れだったが、秘めた実力を持っている。小太りな体型に似合わず動きは俊敏で、車に轢かれる寸前の子供を救ったこともある。
口癖はアニメでは「~あるよ」、原作では「~です」。
トン - 渡辺菜生子
フルネーム:トン・ウェン・リー。出身地不明。温厚で仲間思いのリーダー。ホワァン不在時期は不調だったが、ビクトリーズ戦後、ホワァンとタッグを組むなど成長している。
ナン - 小田木美恵
フルネーム:何 子明(ナン・シメイ)。福建省出身。チーム内で最も小柄な少年。年少に見えるが、実はホワァンよりも年上である。
ポン - 豊島まさみ
フルネーム:蔡 文姫(サイ・ブンキ)。福建省出身。リーチの双子の姉だが、ユニフォームを着ている時には、男勝りな口調も相まって弟と見分けがつかない。私服はチャイナドレスにお団子頭と、女の子らしいものになっている。WGPの女性レーサーでは、唯一の小学6年である。
リーチ - 豊島まさみ
フルネーム:蔡 文遠(サイ・ブンエン)。福建省出身。見た目は女の子だが、れっきとした男で、ポンの双子の弟。ユニフォームを着ている時は、姉と見分けがつかない。チイコにも女性と勘違いされ、烈を巡る恋のライバルと認識されてしまっていた。

[編集] オーディンズ

北欧代表チーム。オーディンとは、北欧神話の神々の王の名。北欧代表だが、メンバー全員ノルウェーオスロ出身。ビクトリーズのそっくりさんチームとして設定されている為か、メンバーの性格は個性的で、マシンのセッティングも特徴がある。実力や連携はアストロレンジャーズにも劣らず、頭脳戦を得意としているが、主に問題児であるニエミネンの独走行為による立て続けのリタイアが原因で連敗しており、戦績の悪さまでビクトリーズとそっくりである。実はWGPの公式試合上で最もビクトリーズと対戦しているチームでもある。使用マシンは「ホワイトナイト」。基本カラーリングは白地に赤だが、ニエミネンのみ白地に青。 

ニエミネン - 芝原チヤコ
フルネーム:ニエミネン・スノオトローサ。豪のそっくりさんという設定で、メンバー内では最年少。自称「ヨーロッパ最速の男」。「ぶっちぎり」こそがミニ四駆の全てだと信じる者同士、豪とは初対面で意気投合し、仲の良い友人となった。子供らしい元気いっぱいな性格だが、それが災いしてチームの足を引っ張る事が多い。レーサーとしては優秀で、自らが中心となる作戦では活躍している。
バタネンから一度クビを宣告された際、ワルデガルド達の手助けによって危機を免れ、チーム走行の大切さを学んだように見えたが、その後のレースでは結局スタンドプレーによってリタイアしており、あまり懲りた様子はない。
専用カラーのホワイトナイトも、豪同様、ストレート重視のセッティングをしている。
ワルデガルド - 櫻井孝宏
フルネーム:ワルデガルド・ダーナラ。チームリーダー。烈のそっくりさんという設定だけあって、面倒見がよく気配りも上手である。リーダーとしての統率力は優秀だが、直情的で言う事を聞かないニエミネンに手を焼いている苦労人。仲間思いで爽やかな性格をしており、ニエミネンがクビにされかかった際には、手助けをしている
ゲーム「エターナルウイングス」のストーリー上では、他のチームのエース同様にボルゾイ主催レースの招待を受けていたのだが、ニエミネンが勝手に招待状を持って参加してしまった為、出演できなかったという不運な設定である。
ジャネット - 渡辺久美子
フルネーム:ジャネット・ストゥルソン。藤吉のそっくりさんという設定で、彼と同じく常に扇子を携帯している。似た者同士の性格のためか、藤吉は彼女の事が苦手なようである。少し怒りっぽく高飛車な「女王様」的性格で、年齢のわりに大人びた容姿をしている。暴走しがちなニエミネンを、しょっちゅう愛用の扇子ではたき飛ばしつつも、何かと世話を焼いている。
高速重視のホワイトナイトを使用する。
マルガレータ - 大谷育江
フルネーム:マルガレータ・イーレ。Jのそっくりさんという設定。おさげ髪がトレードマーク。ジャネットに比べるとおっとりしており、普段は面倒見の良いお姉さんといった感じだが、時々さりげなくきつい発言をすることもある。 手先が器用で、セッティングにおいても完璧にこなす。
万能型のホワイトナイトを使用する。
ヨハンソン - 森久保祥太郎
フルネーム:ヴィルヘルム・ヨハンソン。寡黙な大男。リョウのそっくりさんという設定で、頼れる兄貴分。縁の下の力持ち的なタイプ。レース中は主にバックアップに回る事が多いが、実力はある。
トルク重視のホワイトナイトを使用する。

[編集] ARブーメランズ

オーストラリア代表チーム。チーム全員がシドニー出身で、「~ゼヨ」「~キニ」と、土佐弁語尾で喋る(ただしシナモンの「~ぞなもし」は松山弁)。オーストラリア大陸と四国の形が似ているという理由から設定された。AR(エーアール)はオーストラリアの意味。ビクトリーズとは2戦し、両方ともビクトリーズを苦しめたが敗退した。チームメンバーの名前の由来は、「スパイ大作戦」の登場人物から取ったものと推測される。使用マシンは「ネイティブサン」。

ジム - 宮崎一成
フルネーム:ジム・アレキサンダー[5]。ブーメランズのチームリーダー。
グレートUSAにおいての優勝経験を持つ実力者だが、その後でJの姉であるRに完膚無きまでに敗北し、チャンピオンの座を奪われたという過去がある。無印編でSGJCビッグチャレンジの戦力として大神博士にスカウトされていたが、Rに破れたため大神博士に下に来ることはなく、代わりにRが来日した。
WGP編ストーリー中では、その事については触れられず、Jとの交流も無かった。
シナモン - 小谷朋子
フルネーム:シナモン・ルーサー。チームの紅一点。劇中では明かされていないが、ジムの同級生で、彼がミニ四駆にのめり込む切っ掛けを作った。
ジャレコのスタッフに気に入られ、ゲーム「エターナルウイングス」では看板の絵として特別出演した。
バーニー - 喜田あゆみ
フルネーム:ギルバート・バーニー。チーム内では、№2の実力者であり、ピットBOX操作の担当も行っている。
ウィリー - 中原茂
フルネーム:ウイリアム・アルヴァレズ。チーム内では、メカニックを担当。バイザーが特徴。
ローラン - 永野広一
フルネーム:アルベール・ローラン。チーム内では主に相手チームマシンの分析を担当。バイザーと独特の髪型が特徴。

[編集] クールカリビアンズ

ジャマイカ代表チーム。WGP出場チームの中で実力も順位も最下位だが、オフロードコースでのレースは得意で、アストロレンジャーズに勝利を収めた事もある。音楽を愛する陽気なチームで、嬉しい事があると人目も気にせず踊りだす。11戦11敗になった際、一度は祖国へ帰ろうとしたが、ビクトリーズと仲良くなったことをきっかけに、最後まで走り続ける事を決意。その後のWGPでも、勝利を手にする機会は殆どなかったが、結果にこだわらずレースを楽しむ事を優先した。勝負において勝ち負けだけが全てではない事を最もよく知るチームである。使用マシンは「ジャミンRG(-アールジー)」。

ピコ - 岩永哲哉
フルネーム:ピコ・パルティア。チームリーダー。天真爛漫で憎めない性格。オンロードは苦手だが、オフロードでの実力は、鷹羽リョウのネオトライダガーやカルロのディオスパーダにも劣らない。更に抜群の音感を持ち、モーター音やシャフトの回転音等の「マシンのリズム」を聞く事によって、その状態を正確に判断できる。連敗によってチームの雰囲気が停滞していた時もへこたれることなく前向きにレースを続けており、その思いはやがて他のメンバー達にも理解してもらえるようになった。
リタ - 今井由香
フルネーム:リタ・シドニア。ピコの幼馴染。以前は突っ張ったところがあり、周囲と衝突することも多かったが、ピコから「小さな島の中で突っ張っていないで広い世界を見よう」と誘われ、WGPに参加することに。
タムタム - 芝原チヤコ
フルネーム:タム・ピセンテ。チーム内で最年少のメンバー。小柄で身軽な動きが得意。連敗続きで他のチームから馬鹿にされている事に、悔しさを感じていた。帽子がトレードマーク。
パティ - 高乃麗
フルネーム:パトリシア・メイヨ。ふくよかで無口。物事にこだわらないおおらかさがある。
モンティー - 鈴木琢磨
フルネーム:モンティー・バリオス。いつもラジカセを肩に担いでいて、ダンスを踊る際にもラジカセを担いだまま踊る。基本的に明るいが、時折望郷心に駆られる事も。バンダナがトレードマーク。

[編集] GJC参加レーサー

鷹羽二郎丸(たかばじろうまる) - 大谷育江
リョウの弟。小学3年生(WGP時)。兄のことが大好きな甘えん坊。SGJCにも参加したレーサーだが、WGPでは主にビクトリーズのサポートを務めた。リョウが負傷した際、代理選手としてWGPに出場したこともある。口癖は「~だす」「あんちゃん」。ちょっぴり生意気な性格で、年齢が近い豪とよく子供らしい喧嘩をしている。レーサーとしての実力は確かであり、優勝経験もある。
クールカリビアンズの面々からは、名前を「オマル」と間違われた。
使用マシンは「次郎丸スペシャル」、「次郎丸スペシャルスペシャル」、「次郎丸3スペシャル」等。
黒沢太(くろさわふとし) - 陶山章央
星馬兄弟初期のライバル。通称「ブラック黒沢」。「黒沢軍団」と称するチームを結成し、ルール違反の危険な改造やマシンの不正登録などの卑怯な行為が目立っていたが、沖田カイと対峙してから、その姿を見て自らの過ちに気付き改心。SGJPの際には、タイヤに切れ込みを入れるという工夫をする等、意外な手先の器用さを見せた。
成績はJよりも良いにも拘らず、WGP日本チームのメンバーに選ばれる事が無かった悲運のレーサー。何度もマシンが壊れながらも、ニューマシンを開発する事なく最後まで「ブラックセイバー」1台で通した。
こひろまこと - くまいもとこ
眼鏡をかけた小柄な少年。性格は温和だが、結構な実力を持っている。名前の由来は、原作者したてつひろから。使用マシンは「セイロクスペシャル」、「アバンテ2001Jr.」、「セイロク2001DX」。レースへは量産型のマシンを改造しての参加であるが、本人のレーサーとしての能力は確かであり、優勝経験等も多数ある。
佐上ジュン(さがみ-) - 西村ちなみ
星馬兄弟と幼馴染の女の子。小学4年生(WGP時)。豪とはクラスメイト。野球チーム「ジュンちゃんず」のエース左腕ピッチャー。初期はミニ四駆の素人だったが、豪達に感化され途中からレーサーとして参加。しかし次第に実力が追い付かなくなると解説・サポート役に転じた。元々はアニメオリジナルキャラクターだったが、原作漫画にも僅かに登場。名前の由来はレツゴー三匹のレツゴーじゅんから。
使用マシンは「ワイルド・ホームラン」(ワイルドミニ四駆)、「ホームランマンタレイ」、「超ホームランマンタレイ」。後に発売されたCDドラマでは「ホームランマンタレイWGP」を使用。
三国チイコ(みくに-) - 矢島晶子
藤吉の妹で、三国コンツェルンの令嬢。烈に一目惚れし、いつも追いかけ回している。名称の頭に何かと「愛の~」を付けたがる(例:愛のミニ四レース)。SGJCビッグチャレンジではジュンと意気投合。共にSGJCまで後一歩というところまで行ったが、結局クラッシュさせられてしまう。
WGP編では、国際的なレディになるべく父親の提案でスイスの学校に留学していたが、ゴールデンウィーク時に一時帰国。WGPに出場する女性レーサー達の中で自らの恋のライバルとなるのは誰なのかを見極めるべく、「子供の日親善レース」を開催(が、結局ライバルとなる女性は現れずに終わる)。その後、烈のそばに居たいが為に、WGPレーサー達が日本で通っている国際インターナショナルスクールに転入してしまった。
使用マシンは「フラワーアックス」。後に発売されたCDドラマでは「フラワーバイパー」を使用。
R(アール) - 安藤ありさ
グレートUSAチャンピオンであるジム・アレキサンダーを倒し、大神博士の前に現れたレーサー。Jの姉で、Jには「姉ちゃん」と呼ばれている。一人称は。かつてJとともに大神研究所にいたが、世界一のレーサーになるために渡米。しかしその途中で飛行機事故に遭い、死亡したと思われていた。
GJCビッグチャレンジで優勝し、大神博士の下でSGJCへ参加することになったが、初日のレースではJのマシンを助ける形でブロッケンGにマシンを破壊される。Jの走りを見て何か感じるところがあったのか、2日目以降のレースは棄権しアメリカへ帰っていった。
使用マシンは「ドラゴンデルタ」。

[編集] サポート役

土屋博士(つちやはかせ) - 江原正士
ミニ四駆開発の第一人者で、WGPでの日本チーム監督。若い頃は岡田鉄心の下で大神博士と共にミニ四駆開発をしていたが、スピードのみを求める大神と意見が対立し現在でも関係は険悪。子供が楽しめるマシン開発を信条としている。
タミヤでミニ四駆開発を行った実在の人物である土屋博嗣(つちやひろつぐ)がモデルとなっているキャラクターだが、登場人物としての土屋博士の本名は作中では明かされていない。「土屋博士」というキャラクターは、本作とほぼ同時期に学年誌にて連載されていた「ダッシュボーイ天」(徳田ザウルス作)にも登場している。
ミニ四ファイター(-よん-) - 森久保祥太郎
本名は杉山闘士(すぎやまたけし)。ミニ四駆レースで実況兼司会を務める男性。熱い性格で、少々子供っぽいところもあるが、逆にそれが幸いしているのか、子供達の人気者。少年時代に、春夏秋冬のシーズンレースを4つ全て制した実績を持つが、その決勝戦とも言えるSGJCでは優勝できなかった。土屋博士の研究室に出入りし開発の手伝いもしている。たまみ先生のことが好き。WGPでは、髪形を変えて世界グランプリの実況を担当するという大役を果たす。モデルとなった人物は現実の公式レースでも実況を担当していた。
使用マシンは漫画では「ファイターマグナムVFX(-ブイエフエックス)」、アニメでは鉄心によりスーパーグレートジャパンカップ終了後にもらった「シャイニングスコーピオン試作型」。
柳たまみ(やなぎ-)- 勝生真沙子
豪のクラスの担任。普段はお茶目だが、怒ると怖い。ファイターに惚れられており、たまみ自身も脈のある反応を見せた事も。過労で倒れた土屋博士に代わり、ビクトリーズの臨時監督を務めた経験もある。密かにファイターになる事に憧れている。また、一度豪にスカートをめくられた事もある。
使用マシンは「レディーセイバー26(-トウェンティシックス)」で、26はたまみ自身の年齢を示している。
佐上保(さがみたもつ) - 宇垣秀成
佐上ジュンの父親。星馬兄弟がよく通っている「佐上模型店」の店長。ミニ四駆やレースが大人達の都合で変えられていく事を嘆いている。
水沢彦佐(みずさわひこざ) - 永野広一
三国藤吉専属の執事。藤吉を表から裏からサポートし、時には厳しいながらも的確な助言をしたりする。
原・J・マキ(はらジェイ-) - 勝生真沙子
三国チイコ専属のお手伝いさん。目が前髪で常に隠れている。名前に「J」が含まれているが、レーサーのJとの関連はない。
三国菊乃丞(みくにきくのじょう) - 玄田哲章
藤吉とチイコの父親。見た目からは想像出来ないが、一代で大企業「三国コンツェルン」を築き上げた大物。押しが強く、お調子者の藤吉でも全く頭が上がらない。
星馬改造(せいばかいぞう) - 宇垣秀成
星馬兄弟の父親。親子レースなどでは息子達と一緒にレースに参加したりもする、良き父親である。
星馬良江(せいばよしえ) - 安達忍
星馬兄弟の母親。大らかな性格の肝っ玉母ちゃん。
岡田鉄心(おかだてっしん) - 椎橋重
土屋と大神の師でミニ四駆開発の伝説的人物。但しかなりの変人で、常に突拍子もない行動に出ては周囲の人間を振り回す。WGP編では国際ミニ四駆連盟(FIMA)名誉会長を勤めている。日本では「鉄心先生」、国際的には「ミスター・テッシン」と呼ばれている。第一線から退いてからは各国を周ったり新素材の研究をしていた。その研究結果がセラミックの強度とグラスファイバーの柔軟性を併せ持った新素材ZMCであり、伝説のマシン「シャイニングスコーピオン」を作り、原作ではホワァン、アニメではファイターにも試作型を与えている。

[編集] 日本国外選手のサポート役

デニス - 梅津秀行
アストロレンジャーズ(アメリカチーム)の監督。宇宙に関する事は不得手だが、ミニ四駆の知識に関しては他の追随を許さない。アストロレンジャーズのレーサーがミニ四駆を楽しむようになってきた事を嬉しく思っており、またミニ四駆を純粋に愛する子供を多く抱えている土屋博士の事も羨ましく思っている。
大三元(だいさんげん) - 八木光生
光蠍(中国チーム)の監督。ホワァンの祖父。鉄心に焼き物の心得を教え、ZMC開発の手助けをした。博多弁で話す。
クラウス - 宇垣秀成
アイゼンヴォルフ(ドイツチーム)の監督。二軍に付き添っていた。思うように成績が残せず、自己保身を焦るあまり、メンバー達にビクトリーズのフライングを誘発させるという、卑怯な作戦指令を強要する。その結果、「正々堂々」を信条とするエーリッヒからは見限られ、最終的には二軍メンバー共々クビになる。
シンディ - 勝生真沙子
サバンナソルジャーズ(アフリカチーム)の女性監督。連敗続きの状況を打破するため、チームのコーチとして沖田カイを招き入れた。
バタネン - 宇垣秀成
オーディンズ(北欧チーム)の監督。一見厳しそうな顔をしているが、性格はひょうきんで人懐っこい。チームの子供達の扱いにも長けており、言うことを全く聞かないニエミネンにクビを宣告する事で、ワルデガルド達がニエミネンにチームワークの利点を教えるよう仕向けた。関西弁交じりの口調で喋る。烈の実力を見込んでチームにスカウトしようとするが、土屋博士に断固拒否された。
実在のフィンランド人ラリーレーサー、アリ・バタネンをモデルにしたキャラクターであると思われ、WGP最終回のラストでも、4WDに乗って爆走する姿が見られる。
ロッソストラーダのオーナー - 江原正士
カルロらスラム街の少年達をロッソストラーダのメンバーとしてスカウトした人物。名前や姿の詳細は最後まで不明だが、WGPに優勝すれば多額の報酬を与える事をカルロ達に約束している為、おそらくかなりの大人物であろうと考えられる。ロッソストラーダのマシンにバトルパーツを装備させるなど、自らの目的を達成させる為ならば、手段を選ばない。カルロに敗れたルキノを「負け犬」と呼んで切り捨てた。

[編集] 大神軍団

原作漫画では、皆大神博士が理事長を勤める「大神学園」という学校の生徒(カイは4年、レイ・ゲンは6年)。アニメでは彼等と大神博士の関係は、マシン開発者とそれを扱う子供という以上明かされていない。ちなみに3人の姓は「沖田総司」「近藤勇」「土方歳三」、名は「戒厳令」に由来している。

3人のほかにも数多くのレーサーがいるが、名前は不明である。また、かつてはJやRも大神軍団の一員であった。

沖田カイ(おきた-) - 今井由香
大神博士の下でバトルレーサーをしている少年。右手には、金属製と思われるグローブを常に装着している。常に丁寧語を使う。鷹羽リョウに対して激しい敵愾心を燃やしている。「完全なる勝利」に拘り続けており、当初は相手レーサー達のマシンを破壊していく事でそれを成し遂げる事を信じていたが、次第に考えを改めるようになり、正々堂々と勝利する事を「完全なる勝利」と考えるようになった。SGJC後は大神博士の下を去り、改心してバトルレースから足を洗う。
WGP編ではアフリカチームのコーチとして登場。オンロード等において苦手なサバンナソルジャーズを指導し、公正なレースを楽しめるようになった。ビクトリーズ戦では病気になった(本当は仮病)ヴィッキーの代役でレーサーとして参加したこともある。
使用マシンは「ビークスパイダー」。
近藤ゲン(こんどう-) - 喜田あゆみ
大神博士の下でバトルレーサーをしている少年。大柄な体だが性格は子供っぽい。いつもペロペロキャンディを胸に忍ばせ、事あるごとに舐めており、気に入らないことがあると噛み砕く癖がある。WGP編では改心してバトルレースから足を洗い、スペイン代表チーム「オリゾンテ」に渡った姿が映された。
使用マシンは「ブロッケンギガント」。作中での通称は「ブロッケンG(-ジー)」。スペインに渡ったWGP編では「ブロッケンギガントブラックスペシャル」。
土方レイ(ひじかた-) - 木藤聡子
大神博士の下でバトルレーサーをしている少年。長い黒髪が特徴の、女性的な美少年だが、性格は残忍で唯我独尊的。その高い実力からJやカイを見下し、大神博士にすら反抗することもあった。大神博士の下を離れた後も、カイやゲンのように改心はせず、「勝利こそが全て」という持論を曲げず、Jを再びバトルレースに引き込もうとした。
使用マシンは「レイスティンガー」。
SFC用ゲーム「POWER WGP2」では、仮面をつけた姿でフランスの「レ・ヴァンクール」というチームに参加している。
大神博士(おおがみはかせ) - 大友龍三郎
土屋博士と双璧を成すミニ四駆研究の第一人者で、岡田鉄心の弟子。土屋博士を敵視している。当初はマシンの速さを追求していたが、次第にライバルのマシンを破壊するバトルレーシング主義者へと変貌。少年レーサーも育成しているが、自分の意思に沿わないと簡単に捨ててしまう。作中最大の悪役といえる。

[編集] 劇場版登場キャラクター

リオン - 今井由香
フルネーム:リオン・クスコ。暴走するマシン、「ガンブラスターXTO」(-エックスティーオー)の持ち主。SFC用ゲーム「POWER WGP2」の設定によればペルー人であるらしい。大切なマシンであるガンブラスターを必死で守ろうとする。
SFCソフト「POWER WGP2」では「XTOリボルバーズ」というチームを結成し、南米代表として参加している。
漫画版では映画公開前に発行された総集編に劇場版ストーリーのコミカライズ版とマンガオリジナルストーリーの読みきりに登場。(劇場版ストーリーのコミカライズ版は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』最終巻に再録)
クスコ博士 - 郷里大輔
フルネーム:ザビー・クスコ。リオンの父であり、ガンブラスターXTOの開発者。土屋博士、岡田鉄心両名と交流がある。

[編集] ゲーム「POWER WGP2(第二回WGP)」参戦WGPレーサー

アニメや漫画の「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」で断片的に描かれた第二回WGPとは設定が全く異なる。参加チームは日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシア、アフリカ、中国、南米、フランス、エジプトの10か国。第一回WGP参加チームである北欧、オーストラリア、ジャマイカは登場しない。また、近藤ゲンのいるスペインチームも登場しない。

[編集] XTOリボルバーズ

ゲーム「POWER WGP2(第二回WGP)」に登場する、WGP初参戦の南米代表チーム。第1回WGPはマシンの開発が遅れてしまった為に参戦できなかったが、第2回WGPはマシンとメンバーを揃え、予選大会を勝ち残り参戦した。使用マシンは、量産された「ガンブラスターXTO」。

リーダーは、劇場版に登場したリオン。メンバー達も、台詞は無いものの劇場版に登場している。

リオン
XTOリボルバーズのチームリーダー。詳細は#劇場版登場キャラクターを参照。
ティーグル
チームのナンバー2と思われる少年。リオンのサポートを的確にサポートする。
ランクス
チームのナンバー3と思われる少年。メンバーの中では小柄な体格をしている。
シアン
チームの紅一点。
ウルス
チームメンバーの中では大柄な体格をしており、リオンをリーダーと認めサポートをする。

[編集] レ・ヴァンクール

ゲーム「POWER WGP2(第二回WGP)」に登場する、WGP初参戦のフランス代表チーム。チーム名のLes Vainqueursとはフランス語で「勝者」の意味。メンバー全員が美形で、振る舞いも紳士的であるため、女性からの人気と支持率が圧倒的に高い。「世界を革命する力」を提唱しているが、その実態は相手マシンのGPチップのデータを抜き取る反則紛いの卑怯な戦法をとるチーム。女性には優しいが、男性に対してはサインも断るほどに非情。 使用マシンは、チームメンバーである日本人、アーム(土方レイ)の提供した「レイスティンガー」を始めとするバトルマシンのデータを基に研究改良の末、開発された「シュヴァリエ・ド・ローズ」。

アーム
レ・ヴァンクールの参謀的存在。常に仮面を被っている。その正体は、かつて大神博士の元でバトルレーサーをしていた土方レイ。アニメ版WGPでの「いつの日かレースに復帰して、勝利こそが全てであるのを証明してみせる」という言葉通り、リーダーのディアナの腹心としてWGPに参加することになった。
ディアナ
レ・ヴァンクールのチームリーダー。気高い性格をしている男装の麗人。「ベルサイユのばら」の主人公、オスカルを思わせるキャラクターである。芝居がかった大袈裟な台詞をいう。同性である女性が好きらしく、訳あって女装する羽目になった烈に恋をしているが、彼が男であるという事実に気付いていない。
クラージュ
レ・ヴァンクールの一員。メンバーの中でも特に攻撃的な性格の持ち主であり、ストーリー中ではレゾンと共に藤吉をからかっていた。
レゾン
レ・ヴァンクールの一員。クールな性格をした銀髪の少年で、女性からの人気も高い。ストーリー中ではクラージュと共に藤吉をからかう。
シャリテ
レ・ヴァンクールの一員。美しいものをこよなく愛する赤毛の少女。ディアナ同様、芝居がかった大袈裟な台詞を言うが、ファンは多い。

[編集] エンシェントフォース

ゲーム「POWER WGP2(第二回WGP)」に登場する、WGP初参戦のエジプト代表チーム。全ての予選において対戦相手のリタイアで勝ち上がってきていたり、監督やマシンスペックについて詳しい公式発表をされていないなど謎の多いチーム。 対戦相手のリタイアで勝ちあがってきた理由は、観客やファイターの見えない所でバトルレースを仕掛けていたからであり、試合に勝つ為に、サバンナソルジャーズのメンバーの一人に怪我をさせて出場出来なくする等、手段を選ばない。しかしその監督の正体は、ボルゾイの科学者である大神博士であり、メンバー全員は大神博士の施した催眠術によって操られていた。使用マシンは「ピラミタルスフィンクス」。

ラー
エンシェントフォースのチームリーダー。勝つ為には手段を選ばない性格で、ストーリー中においても、リョウの「ネオトライダガーZMC」やカイの「ビークスパイダー」を破壊しようとした。しかし、実は大神博士に催眠術によって操られているだけであり、本当は烈や豪と同様ミニ四駆を大切にしている人物である。
ホルス
エンシェントフォースのメンバー。チームのナンバー2的存在。大神博士に催眠術によって操られている。
アヌビス
エンシェントフォースのメンバー。片目にバイザーを付けているのが特徴。大神博士に催眠術によって操られている。
ヌウト
エンシェントフォースのメンバー。チームの紅一点。大神博士に催眠術によって操られている。
ゲフ
エンシェントフォースのメンバー。大柄な体格をしたスキンヘッド。大神博士に催眠術によって操られている。
大神博士
エンシェントフォースのメンバーを催眠術で洗脳して操り、ピラミタルスフィンクスをバトルマシンへと改造。彼らの監督を務めている。
クスコ博士とも面識があるらしい。

[編集] 爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX

[編集] レーサー及びサポート役

一文字豪樹(いちもんじごうき) - 渡辺久美子
主人公。小学4年生。一文字烈矢の兄。ボルゾイスクールのレーサーでありながらバトルレースに反対した為に追い出され、叔父が勤務する工場「GEN製作所」に居候をする。目標は世界一のミニ四レーサー。掃除、洗濯、料理など、家事全般を器用にこなす。明るく前向きな性格。後先を考えずに行動する事が多く見えるが、実は計算高い行動も出来るちゃっかり者。絆創膏をしているのはいつも生傷が絶えないほど活発だからである。
大らかな心と、何事にも簡単には引き下がらない根性の持ち主であり、マリナを始めとするレーサー達にも強い影響を与えている。また、弟の烈矢の事も常に気にかけている面倒見の良い兄貴。
人の名前を間違える癖があり、マリナを「マリコ」、大神博士を「オオガニ」と呼ぶが、後のCDドラマにて、実はわざと間違えて呼んでいた事が明らかになった。
バンダナゴーグルトレードマーク
原作漫画ではミニ四駆エリート養成学校ボルゾイスクールのおちこぼれだが、アニメでは同校でも優秀なレーサーだった。
使用マシンは「マックスブレイカーZ-2」(-ズィーツー)、後に改良型の「ブレイジングマックス」。
一文字烈矢(いちもんじれつや) - 日高のり子
一文字豪樹の弟。小学3年生。ボルゾイスクールでも特に優秀なレーサーで自信家。バトルレースを当然と思い、自分とは相反する考えを持つ豪樹を敵視していたが、バトルレースである「ボルゾイオープン」を、豪樹が真っ当な走りで制したのを見て考えを改めるようになり、兄と共にGEN製作所に居候を始める。一見クールで冷静だが、特にレース中は攻撃的で感情的になりやすい一面も。豪樹をライバル視する一方で、ブラザーコンプレックス的な態度を見せることもあり、本心では慕っているようだ。
かなりの世間知らずで、豪樹とは反対に家事は全く出来ないどころか壊滅的な被害を出す事もある。また、致命的な方向音痴でもある。その弱点が災いして、豪樹のマックスブレイカーを壊してしまった事も。
使用マシンは「シャドーブレイカーZ-3」(-ズィースリー)、後に「ナックルブレイカーZ-1」(-ズィーワン)。
大神マリナ(おおがみ-) - 池澤春菜
大神博士の娘で、MAXにおけるヒロイン的存在。小学4年生。小学生とは思えないスタイルの良さ、超ショートパンツ、へそ出しルックという外見で、数多くの「大きなお友達」を虜にしたと言われる。父親とは似ても似つかぬ美少女。普段はマンションで一人暮らしをしており、私生活は謎。
父である大神博士を、非常に慕っており、彼のマシンが優秀である事を証明するためにミニ四駆を始めた。バトルレーサーだが、父をミニ四駆界から追い出したボルゾイを憎んでいる。ストーリー中盤、一文字兄弟の影響でバトルレースを一時控えるようになるが、大神博士と再会したあと再びバトルレーサーに戻ってしまう。が、一文字兄弟との邂逅の末、M1グランプリにおいて、最終的にはバトル無しでも父のマシンが早い事を証明するべく、バトルレースと完全に決別する。
豪樹には、最終回直前まで「マリコ」と呼ばれていたが、後にCDドラマにて、実はわざと間違えられていた事が、ミナミによって明かされる。MAX第50話で1度だけ「マリナ」と呼ばれた。
大神軍団と面識があるかは不明だが、マリナの過去の回想では土方レイとすれ違うシーンがあり、全く知らないというわけでもないようである。また、PS版ゲーム「エターナルウィングス」では、大神研究所跡地でレイとマリナが対戦するサブイベントがある。
使用マシンは、レイスティンガーの発展型と思われる「ファイヤースティンガー」、後に「フェニックススティンガー」。
新井ミナミ(あらい-) - 渕崎ゆり子
GEN製作所の隣の「新井クリーニング」の自称看板娘。男勝りの元気な性格で、空手3段の実力を持つ。機嫌が悪くなると指を鳴らす癖があり、これをされると豪樹達はおろか、GEN製作所のメンバーですら彼女に逆らえなくなる。ミニ四駆には特に興味が無いが、いつも一文字兄弟の周りをうろついており、なんだかんだいって応援している。
後に発売されたCDドラマでは「インフィニティブレイカーZ-0」(-ズィーゼロ)を持つ。
松ひとし(まつ-) - 上田祐司
第1話から登場。近所の模型店のチャンピオンだったが、豪樹にその座を奪われて以来、豪樹から「元チャンピオン」「元ひとし(「元チャンピオンのひとし」の略)」等と呼ばれるようになる。まなぶとまさおの親分格。実力は豪樹、烈矢やマリナに比べ劣るが、最終的にはそれなりの実力を持つようになる。また、最下位近くを走っている為、バトルレーサーのマシンに相手にされず完走するという幸運も何度かある。
使用マシンは「ビクトリーチャンプ」。MAX編では、主に無印編のフルカウルマシンが市販されており、ひとしのマシンは市販のビクトリーマグナムをカスタマイズしたものである。
まなぶ - くまいもとこ
ひとしの取り巻きだが、よくひとしをからかっている。マシンは「バンガードダウンタウン」。
まさお - 小西克幸
ひとしの取り巻きだが、よくひとしをからかっている。マシンは「トライダガーまさおスペシャル」。
真嶋左京(まじまさきょう) - 鈴村健一
ボルゾイレーサーで実力NO.1のレーサーだったが、ボルゾイオープンで豪樹に負けてからボルゾイスクールを去る。普段は細目だが、感情が高ぶると目を見開き、関西弁になる。
使用マシンは「ボルゾイ・ラキエータ」、後に「ラキエータII」(-ツー)。
大善一馬(だいぜんかずま) - 宮崎一成
ボルゾイのバトルレースを憎んでいるレーサー。弟と一緒に走り合体技を繰り出す。必殺技レインボーツインジャベリンを繰り出す時にポーズを付けたがるが、ポーズがなかなか決まらないために技を出し渋り、結局最後までレースでその技を出すことは無かった。使用マシンは「レッドソード」。
大善力(だいぜんちから) - 小田木美恵
大善一馬の弟。常に兄と一緒に走り、一人ではまとも走れなかったが、烈矢と対戦し一人でも走れるようになる。使用マシンは「ブルーソード」。
服部竜平(はっとりたっぺい) - 野田順子
元ボルゾイの大阪レーサー。アニメのみ、クラシックマシンでも早い事を証明するために「スーパーアバンテ」を使用していたが、後に「ストームクルーザー」を駆るようになる。関西弁で話す。
漫画版では、豪樹のボルゾイスクールでの元クラスメート。烈矢と勝負するためにスクールに乗り込んできた豪樹を助けてしまったためスクールに居られなくなり、豪樹らとともにスクールを脱出する。
楠大吾(くすのきだいご) - 高乃麗
豪樹が九州で出会ったレーサー。「ガンブラスタークスコスペシャル」に良く似たマシン「GBSフォーミュラー(ジービーエス-)」を使用(GBSは、ガンブラスターの略)。口癖は「~でごわす」。ミナミに恋する。
漫画版では、豪樹のボルゾイスクールでの元クラスメート。烈矢と勝負するためにスクールに乗り込んできた豪樹を助けてしまったためスクールに居られなくなり、豪樹らとともにスクールを脱出する。
西条恵一(さいじょうけいいち) - 山崎依里奈
名古屋出身のレーサー。マシンは「ドラゴンアックス」。
グレン - ねずみ
ミニ四駆世界戦日本ステージの為に来日したミニ四駆USAチャンプの一人。ボルゾイのバトルレーサー達を寄せ付けない実力を持っているが、日本のレーサーをレベルの低いレーサーと見下しており、豪樹達と勝負をする事になる。
使用マシンは「エアブレーダー」
マリーン - 白倉麻子
ミニ四駆世界戦日本ステージの為に来日したミニ四駆USAチャンプの一人で紅一点。ボルゾイのバトルレーサー達を寄せ付けない実力を持っているが、日本のレーサーをレベルの低いレーサーと見下しており、豪樹達と勝負をする事になる。
使用マシンは「マリンブレーダー」
テリー - 並木伸一永野広一
ミニ四駆世界戦日本ステージの為に来日したミニ四駆USAチャンプの一人。ボルゾイのバトルレーサー達を寄せ付けない実力を持っているが、日本のレーサーをレベルの低いレーサーと見下しており、豪樹達と勝負をする事になる。
使用マシンは「ランドブレーダー」
覆面ファイター - 森久保祥太郎
正体は第1回WGPで実況を行ったミニ四ファイターこと杉山闘士(すぎやまたけし)。第2回WGPアメリカ大会でも実況を勤める予定だったが、英語が喋れないため帰国。覆面をして正体を隠すも、ファイターレディ以外皆正体に気が付いていた。本人は、完璧な変装だと信じていたようである。
ファイターレディからは「ファイターの偽者」扱いされた上、大人気なく実況のマイクを奪い合っていたが、最終回間近になってようやく正体を知られる事になる。

[編集] GEN製作所関係者

堂本サユリ(どうもと-) - 今井由香
GEN製作所にアルバイトしに来た女性。ミニ四ファイターに憧れ、アマチュアとしてミニ四駆のレース実況をやっていたが、後に公式レースでも実況を行うようになった。実況時はミニ四ファイター風の衣装に身を包み、ファイターレディを名乗る。実況の腕は経験が浅いため、本物のミニ四ファイターには適わない。
空手経験者らしく、ミナミも一目おくほど強い。後に、市販のファイターマグナムをカスタマイズした「ファイターレディマグナム」を持つ。
スタッフの「この作品、大人の女の人がいませんね」という言葉から生まれたキャラクターだが、大人の女性の魅力よりも、子供っぽい部分の方が目立っている。
大前田俊夫(おおまえだとしお) - 鈴木琢磨
一文字兄弟の母方の叔父。GEN製作所の従業員でもある。
源さん(げん-) - 大友龍三郎
豪樹が居候している工場「GEN製作所」の親方。
アニメ版では「源さん」もしくは「親方」としか呼ばれず名前は不明だが、漫画版では「源之助(げんのすけ)」という名で呼ばれているシーンがある。
山さん(やま-) - 永野広一
GEN製作所の従業員。元F3の整備士で、豪樹に助言を与える事もある。
拓也(たくや) - 伊藤健太郎
GEN製作所の従業員。
スティーブ - 伊崎寿克
GEN製作所の従業員。コンピュータープロフェッショナルで、豪樹の相談にもよくのっている。

[編集] ボルゾイスクール関係者

一文字正宗(いちもんじまさむね) - 中村秀利
一文字兄弟の父でミニ四駆開発者。土屋博士と大神博士の両者と面識がある。ボルゾイスクールでミニ四駆の開発及びレーサーの指導をしていたが、ナックルブレイカーを持ち出したため軟禁されていた。息子達の姿を見て考えを改め、ボルゾイスクールを去る。
妻はアフリカで動物学者として研究生活をしているらしく、作中には出てこない。
大神博士 - 大友龍三郎
前作から1年ぶりに、大神マリナの父という役割で登場。スキンヘッドではなく髪の毛が生えている、ヘッドギアを装着していない、足を悪くして杖をついている、顔に皺が刻まれ老けているなど、無印編と比べて外見にかなりの変化が見られる。
バトルレースを止めかけていたマリナを、フェニックススティンガーで再びバトルレースに引き込む等、悪役ぶりは健在だったが、娘には優しい。豪樹からは「大ガニのおっちゃん」と呼ばれ、親子共々名前を間違えられる。MAX50話でバトルを封印したマリナの走りが、自分の想像を越えるスピードを生み出した事で、かつての純粋にスピードを追求していた頃の気持ちが再び芽生え、ようやく改心した。
草薙陣(くさなぎじん) - 星野佐登美
草薙漸の双子の兄。ボルゾイレーサー。邪魔になるマシンを葬り去るのが目的であり、完走は特に目指さない。豪樹のマシンを攻撃せずに追い抜こうとする素振りも見られたが、結局はバトルレーサーであり続ける。
使用マシンは「バイスイントルーダー」。弟のマシンと合体し「ファントムバイス」となる。
草薙漸(くさなぎぜん) - 浅川悠
草薙陣の双子の弟。ボルゾイレーサー。邪魔になるマシンを葬り去るのが目的であり、完走は特に目指さない。一度愛機を失うも、バトルレーサーである事を悔い改めるまでには至らなかった。
使用マシンは「ファントムブレード」。兄のマシンと合体し「ファントムバイス」となる。
プロフェッサー・ボルゾイ - 宝亀克寿
ボルゾイスクールの長。バトルレースが心情で、マシンを破壊して勝つレースを説いていた。GJCサマーレースをジャックするなど実力行使にも出たが、ネロにその地位を奪われる。
ミニ四駆の研究成果を応用し、世界経済をも動かす技術を手に入れようとしていたが、ネロに地位を奪われたためその野望は潰えてしまった。悪役ながら孫のネロには愛情があったものの、裏切られた。
ネロ・ステラ・ボルゾイ - 大本眞基子
プロフェッサー・ボルゾイの孫で豪樹のクラスの転入生。すでに飛び級で大学課程を終わらせているほどの天才だが、祖父の「子供時代を楽しんでほしい」という方針から小学校に通わされていた。プロフェッサー・ボルゾイを追い出してボルゾイスクールの最高権力者になり、ミニ四駆最強決定戦「M1」を開催し自らもレーサーとして参加。ボルゾイタワーを宇宙にまで伸ばす「サントゥアーリオ(聖域)計画」を行う。
使用マシンは、戦神を意味する「ディオマース・ネロ」。

[編集] 漫画版のみの登場キャラクター

[編集] 爆走兄弟レッツ&ゴー!! 漫画版

鷹羽兄弟の父
本名不明。リョウと次郎丸の父親。トラックの運転手。息子達を残し、日本中をトラックで走り回っている。時々二人に会いに戻ってきているようだ。
おとめ
藤吉の教育係を務める三国家の家政婦。「ざます」が口癖の女性。三国財閥の跡取りである藤吉がミニ四駆に没頭しているのを、快く思っていない。

[編集] 爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX 漫画版

クリフ
アストロレンジャーズ・ユースの少年。WGPルーキー戦に参加。マシンは「バニシングゲイザー」。
カリーム・ハメド
WGPルーキー戦に参加した謎の男。アフリカ系の服装をしている。マシンは「デザートゴーレム」。

[編集] 脚注

  1. ^ 正しい英語の綴りは VICTORIES である。
  2. ^ 但し、正しいイタリア語で記述すると Strada Rossa (ストラーダロッサ)である。
  3. ^ 但し、ロシア語での正しい発音は「エスエスエル」もしくは「エスエスエール」である。
  4. ^ 但し、「光蠍」の中国語での発音は「グワンシエ(Guang xie)」である。また、本当はミニ四駆は中国語では「迷你四驅」と書く
  5. ^ 関連グッズの「シール列伝」でのみ、「フルネーム:ジェームズ・アンダーソンJr」と説明されている。

[編集] 関連項目

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