細江純子
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細江純子(ほそえ じゅんこ、1975年3月12日 - )は、JRA(日本中央競馬会)の元騎手である。現在は競馬評論家(ホース・コラボレーター)として活動中。愛知県蒲郡市出身。愛知県立蒲郡東高等学校卒業。
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[編集] 略歴
高校在学中より騎手を志し、高校時代は自転車通学やジムなどで基礎体力作りをした。 高校卒業後、競馬学校に入学。日本中央競馬会初の女性騎手として牧原由貴子、田村真来らとともにデビューした。いわゆる「競馬学校花の12期生」の1人で、競馬学校の同期生には福永祐一や和田竜二などがいる。
デビューは1996年3月2日の中京競馬第1競走、サファイヤリネンに騎乗し16頭立ての9着。初勝利は同年5月12日の京都競馬12競走、レゾンデートルで挙げた。そのレゾンデートルで、同年夏には重賞の北九州記念にも騎乗した(9着)が、デビューした年はわずか2勝に終わった。1999年には日本の女性騎手としては初となる海外競馬(シンガポール)での勝利を挙げた。しかし、目立った成績が残せぬまま、2001年6月15日に騎手を引退。中央競馬での通算成績は493戦14勝であった。
その他、写真集も出すなど異色な面も見せた。それが忘れ去られた頃にうまッチ!番組内で出版していた事実をアンタッチャブルの山崎にネタにされた。
本当に競走馬が好きらしく、牡馬には君付け、牝馬にはちゃん付けで呼ぶことがある(例えばディープインパクトはディープ君、シーザリオはシーザリオちゃんなど)。
[編集] エピソード
- かなりの天然キャラである。
- 騎手時代から酒豪で有名。フジテレビ739の「酔いどれ競馬」の放送中、酔った勢いで放送禁止用語を言った事がある。
- 2006年5月14日の全レース終了後の東京競馬場パドック内で行われたチナッチャブル(うまッチ!番組内からうまれた若槻千夏・アンタッチャブル・番組プロデューサー矢延隆生のグループ)のCD発売のPRイベントで司会を務めた際、歌の終盤でやのべ副部長が最後の大サビを歌おうと大きく息を吸った瞬間「ありがとうございました~!」と勢いよく言ってしまい、最後の大サビとまるかぶりしてしまって会場を爆笑の渦に巻き込む。
- 男性の多い競馬社会に長く居たため、下ネタは抵抗があるどころかむしろ気分が和むとのこと。
- 顔は年齢よりも老けて見えるため、年配に見られることがあるが、実際にはゲスト出演の経験があるテレビ西日本「DREAM競馬KOKURA」の前司会・藤城真木子や関西テレビ「サタうま!」に出ている六車奈々よりも若い。
- 2006年11月12日、エリザベス女王杯のスタート地点からのリポートの際、馬場鉄志アナから「スタート地点には元ジョッキーで自称・蒲郡のチャン・ツィイー、細江純子さんが行(い)っています」と紹介された。なお、太字で示したフレーズは、インターネット掲示板(2ちゃんねるなど)で反響を呼び、宮川一朗太も、細江が同年の有馬記念で現場リポートをするため「スーパー競馬」に出演した際、「ドリーム競馬」でその現場リポートを流用する際の前振りコメントとして使った。
- 現役時代は14勝しか挙げられなかったが、デビューした1996年から引退した2001年まで毎年勝ち星を挙げていた。
- 前述のインターネット掲示板では、「絶世の美女」或いは「貧乳の熟女」と呼ばれている。
[編集] レギュラー出演
- 中央競馬ワイド中継(関東独立UHF5局ネット 土曜日レギュラー)
- Odds On TV! 芝チャンネル「細江純子の美しきホースマンたち」(グリーンチャンネル)
- スポーツニッポン(大阪・西部本社版競馬コーナーの予想執筆)
- ドリーム競馬(GIレース及びディープインパクト専門レポーター。2007年1月から「フィールドキャスター」という肩書きでレギュラー解説就任)
- 名馬の肖像2(KBS京都テレビ)
- ホソジュンのステッキなお話(netkeiba.com、競馬総合チャンネル)