羽咋駅
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羽咋駅(はくいえき)は、石川県羽咋市川原町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅。特急列車を含みすべての列車が停車する。
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[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面3線の地上駅である。
- 直営駅、みどりの窓口設置駅。
- 駅舎は西口と東口の二つあり、西口のものが古くからある。
- 西口のものはコンクリート平屋建てで大きい。
- 東口のものは小さくて新しい。
- 東口改札口前に有料駐車場がある。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 1,440人(2004年)
- 七尾線では、津幡駅の次に利用者が多い。
[編集] 駅周辺
駅周辺は羽咋市の中心地である。
- 羽咋市役所
- 羽咋警察署
- 石川県立羽咋高等学校
- 羽咋市立羽咋小学校
- 羽咋市立羽咋中学校
- 羽咋市立富永小学校
- 千里浜海水浴場
- 能登有料道路 - 千里浜インターチェンジ
- 国道415号線
- 国道249号線
- 邑知潟 - ハクチョウ渡来地。千路駅のほうが近い。
- 気多大社 - 能登国一の宮。
[編集] 歴史
かつては当駅から北陸鉄道能登線が三明まで伸びていた。また、氷見線を氷見駅から当駅まで延伸する計画があった。
- 1898年(明治31年)4月24日 - 七尾鉄道 津幡口駅~七尾駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1907年(明治40年)9月1日 - 七尾鉄道が鉄道国有法により国有化、国鉄の駅となる。
- 1925年(大正14年)3月3日 - 能登鉄道が当駅から能登高浜まで開業。
- 1943年(昭和18年)10月13日 - 能登鉄道が北陸鉄道に合併し、同社の能登線となる。
- 1966年(昭和41年)2月 - 現西口駅舎竣功。
- 1972年(昭和47年)6月25日 - 北陸鉄道能登線が廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物の取扱を廃止。七尾港駅とともに線内で最後まで貨物営業を行っていた駅であった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1993年(平成5年)4月 - 東口が出来る。同時に現東口駅舎もオープン。
[編集] バス路線
廃止となった北陸鉄道能登線代替として運行開始された能登西部バス富来線は 1時間に約1本の割合で運行されている。 能登地区のローカル線としては和倉線に次いで多い運行本数を誇る。
[編集] 隣の駅
[編集] 廃止区間
- 北陸鉄道
- 能登線
- 羽咋駅 - 能登一ノ宮駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
北陸鉄道能登線(廃線)
羽咋 - 能登一ノ宮駅 - 滝駅 - 柴垣駅 - 甘田駅 - 大島駅 - 能登高浜駅 - 志賀町駅 - 堀松駅 - 大笹駅 - 米町駅 - 直海駅 - 三明駅